あああ…来てよかったよ北海道…

青空
青空 EOS5D EF17-40mmf4LUSM
というわけで北海道3日目。
自由に動ける日はこの日が最後となる。
ようやく晴れて青空を見ることができた。
眼下に広がるのはひたすら森…森…森…。
こんな風景は北海道ならではかもしれませんな。

3日目は基本的にナキウサギを探す日として予定されており、本当ならばニペソツ山に登るつもりだった。
が、私の体力面に不安があり(笑)、急遽楽して見られるという然別湖近くのポイントへ変更し、朝一で向かう。
ガレ場
ガレ場 EOS40D EF17-40mmf4LUSM
現場はホントにこんなにラクしていいんかいなと思うほどアクセスが楽だった。
近くまで行ってからクマ鈴を外して進むと、先に入っていた方が一人いて、その方から先ほどまでナキウサギが出ていたが、私たちの近づく音で逃げてしまったと聞かされる。
む…しまった…。
しばらく待ってみるが、再びナキウサの出てくる気配がないので場所移動。
行き当たりばったりで何でもいいから探してみることにした。
車でテキトーに流しつつ、良さ気な場所を探しながらだいぶ遠くまで移動する。

池
池 EOS5D EF17-40mmf4LUSM
おおお…なんかすごく良さ気な池がありますね…。
静謐な雰囲気がとっても素敵…。

車をおりて二人で覗きこむと、エゾサンショウウオの幼生がいるのがすぐにわかる。
むむむ…他には?
顔をあげて見渡すと、黒くておっきくて小判形の影が泳いでいる。
ゲンゴロウモドキ
ゲンゴロウモドキ EOS40D EF300mmf4LISUSM+kenko1.4xtelecon 内臓ストロボ
ふぉぉぉぉっ!!
ゲンゴロウモドキっ!!
あわてて車へ戻って装備変更。
タモでガサガサと掬い、なんとか成虫数匹と幼虫1匹を確保することができた。
あああ…来てよかったよ北海道…(ちなみにこの写真は別の場所で撮影したもの)。

掬った個体を並べて見てみるとずいぶんと色が違う個体が混じっている。
どーも新成虫と前年からの越冬個体が混じっているみたいだ。
ゲンモ的には結構よいシーズンだったのかも…。
キタカブリ
キタカブリ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
ついでに前もって確保しておいたキタカブリ。

ゲンゴロウモドキが採れてもう虫的にはかなり満足したので再び大移動。
夕方になればナキウサギも落ち着いているのでは?ともう一度チャレンジする。
コヒオドシ
コヒオドシ EOS40D EF300mmf4LISUSM+kenko1.4xtelecon
ナキウサを待っていたら目の前にコヒオドシが飛んできた。
こりゃ嬉しいオマケだね。
ナキウサギ
ナキウサギ EOD40D EF300mmf4LISUSM
お、予感的中。
出てきましたよ…?
ナキウサギ
ナキウサギ EOD40D EF300mmf4LISUSM
あああ…だんだん寄ってくる…。
ナキウサギ
ナキウサギ EOD40D EF300mmf4LISUSM
ヤバいぐらいにラヴリーです。

と、萌え死にそうになったところでタイムアップ。
あとはゆっくり宿へゴー。

翌日はP-5000でナキウサギに癒されながら帰ってきたのでありました。

2008.08.25 | Comments(2) | Trackback(0) | 遠征記

曇りのち雨

川
川 EOS5D EF17-40mmf4LUSM
北海道二日目。
相変わらず天気はどよどよの曇り空。
予報では雨だったのでまだましか…と思いつつ出かける。
最初はくぼ氏が川遊びがしたいというのでテキトーな場所に入る。
くぼ氏はうまいこと目的のものを見られたらしいが、こちらはあまり収穫なし。
マルハナバチsp.
マルハナバチsp. EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
川から上がり、いい場所を求めてドライヴ。ところがこのへんから霧が濃くなり始めた。
なんとなくよさげな草むらを見つけて分け入ってみるが、元気なのはマルハナバチのみ、しかも種類がわからない。
北海道は基本的にマルハナ天国だが、マルハナバチハンドブックをまだ買っていないので手も足も出ない。
マルガタハナカミキリ
マルガタハナカミキリ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
オミナエシにいたマルガタハナカミキリ。
北海道だし違う種類かと期待していたが、どうも同種のようだ。
ベニヒカゲ
ベニヒカゲ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
霧が少し晴れるとベニヒカゲが飛び出す。
が、アップで撮れる状況なのにどうにも(自分の)スイッチが入らないので写欲わかず…。
後悔先に立たずとはこのことだろうか。
それにしても、北海道のベニヒカゲって大きいのだろうか?
昨年見た八ヶ岳のものより大きかったような気が…気のせい?
シラフヨツボシヒゲナガカミキリ
シラフヨツボシヒゲナガカミキリ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
しかたないので宿の近くへ取って返し、くぼ氏はエゾサンショウウオを探すべく湿地へと分け入って行った。
一方スイッチが入らずやる気がないこちらは、道路をヘタヘタと歩き回って虫を探す。
コレはなぜか宿の壁にベタベタとひっついていたシラフヨツボシヒゲナガカミキリ。
それにしても舌噛みそーな名前だ。
アカマダラ
アカマダラ夏型 EOS5D EF100mmMacroUSM
日本最小のタテハ、アカマダラ夏型。
撮影しているときはあまりの小ささにダイミョウセセリかと思いこんでいた(恥)。
名前と言い春型のイメージが強すぎたのが原因かな?
どちらにせよ結果オーライっ!
国内では北海道でしか見られないチョウだし、ちょっと得した気分。
エゾサンショウウオ幼生
エゾサンショウウオ幼生 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
最後はくぼ氏と合流してエゾサン幼生で〆。
もう少し深ければゲンモいたかも知れないのに惜しいな〜。

かくして二日目も調子が上がらないまま過ぎて行った。
自他共に認めるスロースターター、いまだ健在である。

テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2008.08.21 | Comments(4) | Trackback(0) | 遠征記

霧の大雪をゆく

とにかく忙しくて何も考える暇がなかった今年の盆休み予定。
くぼ氏から「北海道いかねーか?」と誘われて人生初の北の大地へ。
もっとも、前述の問いかけには二つ返事で返したものの情報を集めるのを怠ったせいか、あまり成果はあがらず…。
ま、次回の教訓にしておきませう。
そんなわけで、今回の遠征記ではほとんど虫が出ませんのであしからず…。
霧…
霧… EOS5D EF17-40mmf4LUSM
初日は大雪、銀泉台からコマクサ平へ登ってみた。が…

霧。

霧。

霧。

高山植物もとうにピークを過ぎ、天気が悪いので虫もいない。

寂しい…。
コマクサ
コマクサ EOS5D EF17-40mmf4LUSM
コマクサ平でまで登ってみたのでとりあえずコマクサを撮る。
時期が遅くてみんなシオシオだけど、写真を撮り始めてからコマクサを見たのは初めてなので一応…。
ひと月早ければここにウスバキチョウが飛ぶのかと思うとちょっと感慨深い。
次はぜひその時期に訪れたいものでありますな。
コマクサ撮ったら、そのまんま下山。
キタキツネ
キタキツネ EOS5D EF17-40mmf4LUSM
登山道を占拠するコン太。
キタキツネはもっと多いものかと思っていたが、滞在中に見られたのはコイツのみだった。
霧…
霧… EOS5D EF17-40mmf4LUSM
下山中も相変わらず霧。
とりあえず霧だけは満喫した日だった。

2008.08.19 | Comments(3) | Trackback(0) | 遠征記

タガメ 羽化ラッシュ

タガメ5齢幼虫
タガメ5齢幼虫 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ3灯
現在我が家で飼育しているタガメたち。
いよいよ成長も佳境に入り、次々と羽化の時を迎えている。
こちらは5齢幼虫。
脱皮直後は明るい緑だが、しばらく経つと落ち着いた感じのくすんだ緑色になる。
タガメ羽化1
タガメ羽化 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
盛んに摂食した5齢幼虫は、羽化の二日くらい前になると突然茶色になり、エサにもあまり興味を示さなくなる。
やがて羽化が近付くと写真のように体色は更に濃さを増し、茶色というよりは赤に近い色になってくる。
タガメ羽化2
タガメ羽化 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
羽化直前になると今度はその体が一気に膨張し、金色に輝き始める。
これは体表から新成虫の体が剥離し、そこに空気が入るためにこのように見えるのだろう。
こうなると既に秒読み段階で、数十分もすると羽化が始まる。
タガメ羽化3
タガメ羽化 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
落ち着いていた幼虫が突然激しく動くと羽化の始まり。
セミやトンボの場合、表皮を破る際に暴れるなんてことはないからかなりびっくりしたが、それだけ最初に出る際には力が必要なのだろう。
実際タガメのとって羽化は相当な重労働らしく、飼育していたうちの2匹は羽化に失敗して死んでしまっている。

そういえばこの体を振る動きはアカスジキンカメの幼虫を飼育していたときにも見たような気が…。
両者とも同じカメムシだし、近しいところもあるのかな。
タガメ羽化4
タガメ羽化 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
だいぶ体が出てきた。
ゆっくりしているようで、羽化の進行は意外に早い。
タガメの体が蠕動運動をする度に、体は確実に抜け出していく。
タガメ羽化5
タガメ羽化 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
ここまでくればあと少し。
がんばれ!!
タガメ羽化6
タガメ羽化 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
最後はスポーンという感じで殻から抜け出し、これからが旬の新タガメ、一丁上がり!!
最後まで抜けないのは気門の部分(白い糸みたいなトコ)かな。
この後、体が色づくまでほぼ半日、完全に固まるまでは数日を要するようだ。

それにしても、日本最大の水生昆虫にして日本最大の半翅目であるタガメが、これほど早く成虫になるとは思いもよらなかった。水辺という不安定な場所に生息する以上、餌を確保できたらできるだけ速やかに次のステップに移っていかないと間に合わないんだろうなぁ。よく考えたらゲンゴロウの成長も結構早いと思うし。

とにかくこれにてタガメの飼育は一つの節目を迎えた。
いくつか撮り逃したシーンがあるが、それもまた来年への課題としましょうか。

2008.08.12 | Comments(3) | Trackback(0) | カメムシ

幽玄に咲く

レンゲショウマ
レンゲショウマ EOS40D Sigma17-70mm
今日は仕事帰りに寄り道してみた。
昨日、同じく仕事帰りにたまたま寄ったところでレンゲショウマが咲いているのを見つけたからだ。
もっともここはロープで囲まれた場所だったから、明らかに人の手が入っている。
植えられた可能性が高いが、それでもレンゲショウマが自生していてもおかしくはなさそうなところなので正確なところはわからない。
まあ、詳しい詮索は抜きにしても綺麗な花であるのは間違いない。
ここで咲いているのだから、別の自生地でもそろそろ咲いているかもしれない。
今度確かめに行ってみよう。
キアゲハとレンゲショウマ
キアゲハとレンゲショウマ EOS40D EF100mmMacroUSM
レンゲショウマに止まっていたキアゲハ。
たぶん今日はここで夜を明かすのだろう。
近くに咲いているコオニユリで吸蜜したのか、後翅に赤い花粉がついていた。
夕焼け
夕焼け EOS40D Sigma17-70mm
時刻は午後7時。
気付かないうちに日が短くなってきた。
夏は短いねぇ…。

2008.08.08 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物

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プロフィール

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
E-mail
spatica@mail.goo.ne.jp

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