エンマコオロギの産卵
イナゴでも撮影しようかと思って立ち寄った田んぼ。
確かにイナゴは沢山いたが、どの個体も敏感で近寄らせてくれない。
どうしたものかとウロウロするうちに、開けた場所で動かないエンマコオロギを見つけた。
???…と良く見てみると産卵しているようだ。
こんなにすっきりしたところで撮影できるチャンスもなかなかないだろう。
そういえば…と産卵管を良く見てみる。
産卵管は管といっても完全なものではなく、2本の鞘状のものが合わさってできていて、卵はその間を通って産みつけられる。
根元の部分に卵が見えるのがわかるだろうか。
予想以上に滑らかな動きでツツツ…と。
地中に送られるのだ。
知識として知っているのと実際に見るのは大違い。
ファインダーを通して見えてくる動きに感動しきりのひと時だった。
そんなわけで動画でも。
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こういうのは動画の方がわかりやすくていいね。
最近動画を撮っていると、流石に単焦点マクロはつかいにくい。
以前ニコンでズームマイクロというレンズがあったがああいうのが欲しい。
ズームの付いたマクロレンズ、今こそ必要なレンズだと思うのだけれど。
エンマコオロギ Teleogryllus emma
2011年10月2日 長野県茅野市 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.02 | Comments(3) | Trackback(0) | バッタ他直翅系
