
トビイロケアリの巣内にいたエイコアブラバチParalipsis eikoae。
ご多分に漏れず、小さい。体長は2mmほど。
「アリの巣の生きもの図鑑」によれば好蟻性ではあるものの、狙いはアリそのものではなくてその巣の中で蓄養されているアブラムシ、なのだそうだ。
公園の駐車場脇で、そんな物語が人知れずに繰り返されていようとは。

常に腹部を前に向けたまま歩き回る。
翅はやがて擦り切れるというが、この個体はまだ大部分が残っていた。
それでも飛翔のスイッチはもう既に入らないのだろう、しばらくしても飛んでいく気配は全くなく、ただその場を右往左往しているのみであった。
2013年4月25日 長野県諏訪郡 EOS7D MP-E65mmf2.8Macro ストロボ(MT-24EX) トリミング
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2013.04.26
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アリスアブ幼虫のいた巣にはアリヅカコオロギの一種Myrmecophilus sp.も同居していた。
幼虫なのか、小ぶりだった。

何度見ても可愛い。
気温が低くて動きが鈍いとはいえ、それでも大きさの割に動きが俊敏すぎる。
2013年4月20日 長野県諏訪郡 EOS7D MP-E65mmf2.8Macro ストロボ(MT-24EX) 一枚目トリミング
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2013.04.24
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トビイロケアリ巣内のアリスアブMicrodon japonicus幼虫。
初夏に成虫を見たところを覚えておいて、その辺りでトビイロケアリが巣を作っていそうなところを見ていけば見つかる。
アリスアブやミヤマアリスの幼虫や蛹は割と見つけやすいのだが、いまだにキンアリス(コマチアリスかも?)の幼虫は見たことがない。
ひょっとして、結構深く掘らなければ見つからないのだろうか…。

日当たりのよい巣ではもう蛹になっている個体もいた。
2013年4月20日 長野県諏訪郡 EOS7D MP-E65mmf2.8Macro ストロボ(MT-24EX)
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2013.04.23
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