今回も以前撮ったものから引っ張り出し。
しばらくは画像整理もかねてぼちぼち行きたいと思っている。
今回の静岡で久しぶりにオオセンチコガネに出会った。
中でもそれなりに綺麗な個体を持ち帰って撮影したが、まぁきれいなこと。
自宅周辺ではセンチコガネしか見られないので余計に美しく見えるのかな。
2021年11月 静岡県産
2021.12.21
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先日、ヒメシジミの新しい撮影地を探してうろうろしていた時の事。
ちょうどヒメシジミがそこそこいる環境が見つかったのだけど、そこが狭いながらも良さげな環境。
もう少し奥まで見てみようかと歩を進めていくと、木立の中に入り込んでいく道となった。

そんな道沿いの木を見ていてぎょっとした。
オレンジ色の大きな塊…。
これは…初めて見るハラグロオオテントウでわないかぁぁ。
うーん、マジででかい。
本種は暖地性の種だが最近妙に北上してきており、山梨ではもう見られるようになっていたようだ。
とうとうここでも見られるようになったかぁ。

さて、後日同所を訪れた際に、近くにあった桑の葉を丹念に探してみたところ、これは…という幼虫が見つかった。大きさといい、いた場所がクワキジラミのたくさんついた葉であったりすることを鑑みるに、ほぼ間違いあるまい。ハラグロオオテントウはクワキジラミを常食するらしいからね。
この様子だとどうやら繁殖もしているようだけど、このまま定着するのだろうか…。
今後継続観察できればしたいところではある(覚えてれば)。
2021年6月 長野県
2021.06.27
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もたもたしているうちに季節に置いて行かれている感がある今年。
んにゃ、もうこんなの毎年だな…とすでに反省モードな今日この頃。
先日雑木林を歩いていて下草に見つけた赤い影。
あ、ルイス…と思ったが、ちょっと様子が違うので調べてみたら、やっぱりアシナガオトシブミの赤色型だったようだ。
目が覚めるような赤にこのフォルム、
黒色型の個体とはずいぶん印象が違うように感じた。
2021年5月 長野県
2021.05.24
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とある虫の情報をいただき某所の河原へ。
感じとしては砂地になっているが、そこここにちょっと大きめの石が残っているようなところで、かつ植生が付いているようなところ。
砂地にはところどころアリジゴクの巣が。
こんなところに作ってるのはクロコウスバカゲロウかな。
さて、ここでは湿った砂地をよ~っく見ながら歩くことになる。
しばらく歩いていると黒い点が見えてきた。
見えてきたのは小さなミズギワゴミムシ達。
大体体長は5mm程度だろうか。
しかし小さいうえによく走り、その上よく飛ぶ(!)
虫をそこそこ知っている人なら、ノミバッタサイズで挙動がハンミョウなゴミムシといえばわかるだろうか。
つまり撮りにくい…
数が多くて目によくつくのはドウイロミズギワゴミムシ。
鞘翅に4つの金色紋があり、良く目立つ。
体型もがっちりしているし、全体的にかっこよい。
しかしここでのお目当ては君ではないのだよ…。

そしてドウイロミズギワゴミムシに混じって、一回り小さいゴミムシがいるのに気が付いた。
こちらがお目当てその一、コホソトビミズギワゴミムシ…らしい。
というのもよく似たホソトビミズギワゴミムシというのがいるらしいのだが、そちらも見たことがないので違いがよくわからない。ついでに紋も入っていない。
どちらかと言えば前種の方が好みだが、こちらは残念ながら最近よく聞くフレーズ「近年急激に数を減らしている」に該当しているようだ…。
いつまでもその姿が見られるといいのだけれど。
そしてお目当てその2が見つからないので場所を移動しながら日が暮れても探すことしばし。
もう今日は無理かなと思ったところで視界に入ってきたのが
あああ…
君だ…
君だよ…
ということで、お目当てのカワラゴミムシ。
その特異な形態は小学生のころから図鑑で見ておなじみだったが、生きている現物に出会ったのは初めてである。
想像以上に作りものっぽい造形だ。
しかしあれだね、背中の模様は砂地に生息する甲虫に普遍的に表れる模様なんだろうか。
カワラゴミムシ、カワラハンミョウ、ホネゴミムシダマシ、ヒョウタンゴミムシダマシ…
みんな似たような斑紋パターンに思えるのだが。

うん、佳きかな。
今回は生態まで見せてもらえなかったので、次はそこんとこよろしく。
2021年4月 長野県
2021.04.09
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朽ちたアカマツの樹皮下で越冬中のウバタマコメツキ。
先日、飯田の虫屋さんと「長野県でウバタマコメツキって見ないよねぇ」という話になった。
理由はよくわからないが、普通種なのに山の中では見つからないってものは割といる。
このウバタマコメツキだって、コメツキムシにしてはかなり大きいし、模様だってモノトーンで結構かっこいいと思う。
ビロードのような質感だって素晴らしい。
他所では普通と言われるこういったもので感動できるだけ、得してるのかなぁ?
それとも損してる?
そんなどうでもいいことを冬の雑木林の中で、つい考えてしまったのだった。
2021年2月 山梨県
2021.03.10
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