粒粒粒…

キモグリバエ一種
湘南でムラサキツバメを探しているときに、ある葉に目が留まった。
何か黒い粒がいっぱい密集していて…すべてハエである。
おお…凄いと思っていたが案内役の尾園さんはなぜ私が興奮しているのかわからない様子。
その後近くで複数の集団が見つかったことやお話を伺って分かったのだが、これはこの辺りではごく普通に見られる光景らしい。
だが、こちらにとっては初めて見る光景である。
ところ変われば虫変わる、ということであろう。
キモグリバエ一種
これはヤマギシモリノキモグリバエ(か、その近縁種)とのこと。
なぜこのような露出した部分に集まるのだろうか?
いや、集まるからには何かメリットがあるに違いないのだが…。
たまたま訪れた旅の人間にはちょいとその意図が測りかねる行動なのであった。

2016年12月 神奈川県湘南地方

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2016.12.13 | Comments(0) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

トゲアリの巣の金毛玉

ウロ
昨年、とある人からケンランアリスアブの情報をいただいた。
その時はもうシーズンを過ぎていたので挑戦できなかったが、今年はそういえばそんな時期と思い出して出かけることにした。
うんうん、忘れなかった俺、偉い。
トゲアリ
ポイントでホストとなるトゲアリの巣を探すと、すぐに見つかった。
地元じゃまったく見られないトゲアリだが、少し標高を下げれば入れば結構見つかる。
ところが、ケンランアリスアブはそこまで聞かないのだ…。
まあ自分もこの時期に足を運ぶことは多くないから、そんな時節なのかもしれない。
ケンランアリスアブ♀
最初に訪れた時はもう既に夕刻近い頃合いだった。
薄暗い森の中でシルエットを頼りに目を凝らす…と、それらしい個体を発見。
しばらく粘っていたら撮影できるところまで降りてきた。
まぁ、ケンランだね。
ケンランアリスアブ♀
トゲアリの巣の周囲で産卵する。
♀は腹部後半が紫色。
ケンランアリスアブ♂
翌日、近くの別の樹でトゲアリ巣の前に陣取っている個体を見つけた。
ケンランアリスアブ♂
昨日見ていた個体となんだか印象が違うなぁと思ってみていたら、突然トゲアリの巣のあるウロに突撃、すわ産卵かと色めき立った瞬間、別個体をひっつかんで飛び出してきた。
よくよく見れば、腹部全体が金色に輝いている。
なるほど、♀を待っていた♂だったか。
ケンランアリスアブ交尾
ケンランアリスアブ交尾
非常に顕著で美しい種だが、最近ホストのトゲアリが減ってきたためにケンランアリスアブも減少傾向とのことである。
いつまでも、彼らの暮らす森が健在で会ってほしいものだと思う。

2016年6月 中部地方某所

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2016.06.27 | Comments(2) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

白馬の山に幻を追う

アルプス
今年のチャンスはこれで最後と今年二度目の白馬詣で。
もちろんギフやクモツキのような華やかなものが目当てではなく、至って地味なやつがターゲット。

昨年は自力発見をしようとして空振りだったので、今回は資料を用意しての既知産地探索である。
探し始めて二時間ほど、なんどかビロウドツリアブに騙されたが、目的の輩は見つからない。
流石にもう時期が遅すぎたか…と引き返す帰り道、小ぶりなツリアブを見かける。
…何か違う…………のか?
半信半疑でとにかくシャッターを切る。
続いて近づこうとするが警戒心が強くて近づけず、あたふたする間に飛んで行ってしまった。
とにかく画像チェック。
H.T.
む……………これは…!!
H.T.
強引にトリミング。
小ぶりな体格…
翅の模様…
は…ハクバツリアブ(今回のターゲット)ぢゃー!!
ということで、その後2時間ほど張ってみたがこの個体以降に姿は見られず残念であった…。

このハクバツリアブ、資料によれば日本での分布が確認されたのはごく最近の話だがこれまでに北米と中国の分布が知られているという。
また、過去の標本から白馬以外の長野県内で複数個体の採集が確認されているとのこと。
採集状況の共通点が長野県内の標高1000m以上の地点で5月…という情報の少なさであるが、それだけにどこにいてもおかしくないということでもあろう。
またこの季節に山を歩く際は気を付けて歩くこととしよう。
しかしこれだけ目立つ種類がずっと知られていなかったたというのも面白いな~。
クロスキバホウジャク
帰り道でクロスキバホウジャクに慰めてもらった(´・ω・`)

2016年5月13日 長野県白馬村
EOS7DMarkII,EF16-35F4LISUSM,EF100mmF2.8LMacroISUSM,ストロボ(SP270EXII)

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2016.05.15 | Comments(2) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

トゲアリスアブ

クリンソウ
6/14、後輩O君がやってきた。
しばらく一緒に写真でも撮ろうかということで、少し時期は過ぎているだろうけどといつものクリンソウの場所へ案内する。
やっぱり時期は少し過ぎていたが、なにより人が来ないところなのでじっくりと撮影できるのが良いだろう。
エンマムシの一種
クリンソウの近くにはシカの死骸なんかがゴロッとしているので、わーいとひっくり返すが、面白いものは見つからず。
ちょっと大きめのエンマムシがいたので撮影。
でも種類が分からないなぁ。
トゲアリスアブ
少し開けたところの地面すれすれを金色のまるっこいのが飛び回っている。
とまったところをみるとアリスアブ、ということはキンアリスかなぁと思ったのだが、これがいつものものよりなんだか大きく感じる。
トゲアリスアブ
落ち着きがなく、飛んでは少しとまり、また飛んではすこしとまり…というのをひたすら繰り返していたが、なんとか姿が分かるぐらいには撮影できた。
家に帰ってから調べてみると、やはり未見のトゲアリスアブという種類だったようだ。
行動も記述とピタリ一致。
となると、あの空き地にいたのはハヤシクロヤマアリだったということか。
キンアリス?
こちらは別の場所で撮影したキンっぽい人。
腿節の毛が黒いとトゲ、金色っぽいならキン(コマチ?)のようである。

ん、そういえば今年もミヤマは見に行けなかったか。
いつになったら亜高山帯の妖精に会いに行けるのやら。

2015年6月14日(最後のみ6/6) 長野県諏訪郡
EOS7Dmk2 EF100mmf2.8LMacroISUSM,ストロボ(MT-24EX)

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2015.07.10 | Comments(0) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

諏訪湖名物

オオユスリカ
諏訪湖名物、オオユスリカ。
良く見ればかっこいいと思うのだが、やはりザ・不快害虫である。
はっきり言って人気はない。
むしろ嫌われ者。
オオユスリカ
(クリックでアップになりまする)

ローカルネームは“うんか”だが、標準和名で言うところのウンカはセミの親戚である。
ただ、まるで黒く渦巻く中二病的暗黒が如くスウォームする姿からは、なんとなく“うんか”のニュアンス的なものを感じるのである。

スウォームの時間帯が近くなると、彼らが休んでいた藪や林からは、ウォーミングアップをする彼らのざわめきが聞こえてくる。
そういえば昔、諏訪湖畔に住んでいる友人が「寝ていても羽音で目が覚める」と言っていたが、あれは果たして嘘か誠か。

マダニ地雷
寝転んでユスリカアップを撮影していたが、その最中、ファインダー内に歩くマダニの姿を認めた。
まさかと思って周囲を確認したら、そこらじゅうがマダニ地雷原であった。
これもシカが増えている弊害か…。
もちろん慌ててその場を引き払ったのは言うまでもない。(自宅から徒歩数分の裏山ダケドナー)

2015年4月5日 長野県諏訪郡
EOS7Dmk2 MP-E65mmf2.8Macro,EF100mmf2.8LISUSM,ストロボ(MT-24EX)

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2015.04.07 | Comments(0) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

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Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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