今日はなんとか明るいうちに職場を出ることができた。そのまま帰るのもイヤなので少しフィールドを回って帰ることに。仕事帰りなのでカメラはないけどまあいいや。
まずは例のエンマムシモドキの木。樹液は出ているが相変わらず顔ぶれに変化はない。梢も見上げてみるがゼフィルスの類も見当たらない。いないはずないんだけどなぁ…。続いて気になっていたクリの花を回ってみると、こちらはちょっぴり手ごたえアリ。ヤツボシツツハムシだのヒゲブトハナムグリ♀だのといった見慣れないものを見ることができた。で、薄暗くなってから本命の池へ。黄昏時に活動するヤンマでもいないかと思っていたのだが結局見られず。ちぇっ…。


アズマヒキガエル
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
回り終わって家へ戻ったのが8時過ぎ。車から降りると懐中電灯を手にした母が出てきた。普段は親父が出ているのに珍しいな…と思っているとなにやら「珍客!珍客!」とか言っている。どうやら庭に何か出たらしい。言われるままについていってみると、花壇の隅に一匹のアズマヒキガエルがうずくまっていた。
ほほう…こいつは確かに珍客だ。
地元でヒキガエルを見たのはこれで三回目。なぜかウチのまわりではヒキガエルはほとんど見かけないので、以前は珍しいカエルなのだと思っていた。
ところが東京に出てみると大学(周りは住宅街だ)の周辺にたくさんのヒキガエルが生息しており、あまつさえキャンパス内で繁殖さえしていたのだ。これにはかなり驚いた。
東京の住宅街では多いのに田舎では滅多に見かけないなんてのもおかしい気がするが、ヒキガエルは普段単独で生活しているカエルである。もしかしたら山林のある地域では分散しているためにかえって見づらいカエルなのかもしれない。
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2006.06.27
| Comments(6) | Trackback(1) | 両生類・爬虫類

モノサシトンボ
EOS20D EF180mmMacro ストロボ

ホソミオツネントンボ
EOS20D EF180mmMacro ストロボ

オオカワトンボ?
EOS20D EF180mmMacro ストロボ

モートンイトトンボ
EOS20D EF180mmMacro ストロボ
しつこく昨日撮ったトンボたち。今日は均翅亜目をまとめてみました。
一枚目はモノサシトンボ。イトトンボの仲間としては結構大きい種類であまり活発ではない。たくさん群れていたので飛翔を狙ってやろうと思ったのだが、なかなか飛んでくれずに結局こちらがギブアップしてしまった。待つってことは大変なことなのだ…。
二枚目はホソミオツネントンボ。冬を越しているはずなのにまだ元気。けっこう長生きな連中ですね。
三枚目はカワトンボの一種。オオカワトンボかヒガシカワトンボのどちらかだと思うのだけど、イマイチ区別ができませんねぇ。どっかで図鑑を見せてもらうしかないのか…?
四枚目はモートンイトトンボの♂。緑からオレンジ色へのグラデーションが美しい種類。初めて見たときは身近にこんな綺麗なトンボがいたのかと驚いたもんだった。今でもちょっと特別な思いがありますね。
おまけ

オツネントンボ&ホソミオツネン
EOS20D EF180mmMacro ストロボ トリミング
オツネントンボに喧嘩を売るホソミオツネントンボ。
本来はボツだったんだけど、絵柄が面白いので採用。
もう少しピンがあってたらなぁ…。
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2006.06.26
| Comments(3) | Trackback(0) | トンボ
昨日は休出だったので今週の休みは今日一日だけ。
昨日は晴天だったのに今日は曇りとはいったいどういう了見でい!とか愚痴りつつフィールドへ出ることにした。が、疲れも抜けないしまた明日から仕事か…と思うとなんだかやる気が出ない。結局グデグデなまま家を出た。

クワの実
EOS20D Sigma17-70mmZoom

ハイイロハネカクシ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
おおお…クワの実がなっているぞ…。しかも超食べごろじゃないか…。
なにはともあれ一粒つまんで口に放り込む。
甘くて実に旨ひ。
恒例の儀式も済ませたので撮影でもしましょうかね…。おや、先客のハイイロハネカクシ殿がいらっしゃいましたか。
こんにちは。いい獲物は捕れましたか?
「いや、全然ダメだね。今日は兄ちゃんみたいな外道しか来ないよ。」
げ…外道ですか…orz
グデグデなのは間違いないようです。

ハラビロトンボ♀
EOS20D EF180mmMacro ストロボ

ハラビロトンボ♂未成熟
EOS20D EF180mmMacro ストロボ

ハラビロトンボ♂半成熟
EOS20D EF180mmMacro ストロボ
…とまあグデグデな今日だったがちょっとは収穫があった。一番の収穫はハラビロトンボに出会えたこと。普通種とされることが多いトンボですが私はあまり縁がなく、この場所を見つけるまで偶然で出会ったことしかありませんでした。
一枚目は♀。ハラビロトンボの名の由来はこの♀の腹部から来ております。眼の色が淡いのでまだ未成熟の個体じゃないでしょうか。
二枚目は未成熟というか、羽化したての♂。眼の色が鮮やかなレモンイエローなのがこれまた憎い。でもここまでソリッドな色だとちょっとフィギュアっぽいですね。複数見られたので今の時期が羽化シーズンのようです。やはり昨年より季節が遅れているみたいだなぁ。
三枚目は半成熟の♂。実はこれが見たかった。トンボの類は成熟の段階で色が違うものが多いが、大概は未成熟と成熟の2パターンのカラーリングしかない。その中でこのハラビロトンボ♂は珍しく未成熟(黄色)→半成熟(黒)→成熟(青)と三段階に色が変化するのだ。特に半成熟の段階は期間がそれほど長くないのですぐに成熟した青になってしまい、なかなかお目にかかれるチャンスがない。また、日本のトンボには珍しい黒という色も結構魅力的。
あとは成熟した青をとるだけだぁね。今日のところはまだ見つけられなかったのでよしとしよう。
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2006.06.25
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EOS20D Sigma17-70mmZoom

EOS20D Sigma17-70mmZoom
最近は虫ネタばかりだったのでたまには植物でも。
昨年、近場を歩き回っているときに何箇所かでクリンソウを見つけていた。今年はなんだかんだでバタバタしてしまいその場所を訪れていなかったので、とりあえず確認だけでもしておこうと6/18の朝に現場に行くことにした。現地に到着してみるとほとんどの株は既に花が散り、種ができ始めているところ。なんとか残っていた一株もすでにボロボロの
ヘニョロ(゚∀゚)ピー
な状態だ。どうやら今年は完全に花期を外してしまったらしい。
この場所は現在はカラマツ植林となっているが、それ以前には水田か畑として利用されていたようだ。残った石垣からは微かにではあるが往時の匂いが漂い、微妙に荒れた林庄とボロボロなクリンソウの組み合わせはなんだか少し退廃的な雰囲気を醸し出していた。
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2006.06.21
| Comments(5) | Trackback(0) | 植物

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ

EOS20D EF180mmMacro ストロボ

EOS20D EF180mmMacro ストロボ

EOS20D EF180mmMacro ストロボ
あれよあれよと言う間に6月も半ばを過ぎてしまった。季節は初夏に移り変わり、それに伴って姿を見せる昆虫も変わってくる。今回はトンボをちょこっとフィーチャーしてみまっす。
春一番に姿を見せるシオヤトンボ(写真上)は既にピークを過ぎて、シーズンも終盤を迎えている。残っているものはボロボロで、今日は産卵をしている♀の姿も見られた。今年は春の進行が遅かったせいか、撮影する機会が少なかったのでいい写真は撮れずじまい。不戦敗…orz
シオヤトンボに入れ替わるようにして出てくるのがシオカラトンボ。今日は飛翔する♂を狙ってみたが、動きに着いていけずに手も足も出なかった。♀(中上)はもう産卵を始めていて、場所を物色しているときはゆっくりと飛ぶので狙えないこともない。でもやっぱり難しいよママン…。
シオカラトンボを観察していると、姿は似ているがちょっと毛色が違う飛び方のトンボが混じっていた(中下)。シオカラのスパスパッと敏捷な飛び方とはちがう、擬音で表すと「よん…よん…」との~んびりとした飛び方。体も一回り小さくてトロッこい感じ。ふーむ、これがどうやらコフキトンボというやつらしい。ずっと違いが分からなかったけど、初めてそれと認識することができた。写真の個体はまだ成熟しきっておらず、青い粉の下にまだ地色が見えている。
赤トンボではないのにどのトンボより赤いトンボ、ショウジョウトンボ(下)もこれからがシーズンのトンボ。未成熟というわけではないがまだ日が浅いようで、ギトギトしていない淡い色合いが凄く綺麗に見えた。いつもこのぐらいの色だったらいいのになぁ…もったいない。
トンボってのはいままで殆どタッチしていなかった虫。
今年はいままでよりもうちょっと深く、トンボの世界に入ってみようかと思っている。
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2006.06.18
| Comments(4) | Trackback(0) | トンボ
意外にも今日はいい天気だった。
午前中は家の片づけをして、午後から外に繰り出す。
いつもの場所をボチボチ見回ってから、先日のエンマムシモドキの木へ行ってみることにした。

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ

EOS20D Sigma17-70mmzoom ストロボ
件の木へ着くと、さっそくコクワガタの♂が迎えてくれた。しかも結構大柄の個体だ。昼間で条件もいいので早速モデルになってもらうことにした。
以前、私にとってクワガタといえば、このコクワガタだった。まだ小さかった頃、人一倍虫を採るのが下手だった私(今もあんまり変わらないかも…)にとって、唯一採集できたクワガタムシがこのコクワガタだった。あれから何年も過ぎ、私が出会えたクワガタムシの種類数もいくらかは増えたが、毎年初めてコクワガタを見たときはやっぱりすごく嬉しいし、なによりワクワクする。本格的なシーズンに入ってしまえば気にもかけることはないけれど、その年初めてのコクワガタを見るときの気持ちは子供の頃にコクワガタを見ていた、あのときの気持ちとなんら変わらない。記憶を辿れば保育園から小学校、中学、高校、大学、そして社会人にいたるまで、いつも私の身近にはコクワガタがいた。もしかしたら、今までの人生で最も多くの思い出を作ってくれた昆虫なのかもしれない。
何か上手くいかないときや、あるいは道に迷ったとき、ふと原点に立ち返ってみようかと思うことが時々ある。
そして私の場合、いつもそこにいるのはコクワガタ、だったりするのである。
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2006.06.17
| Comments(4) | Trackback(0) | 甲虫
先日上京した折、友人から「ブログ見たけど、コメントしづらいよ」とのありがたぁ~いお言葉をいただいた。確かに虫ネタブログは日常生活のことを綴っているわけではないし、興味がないとコメントしづらいのは確かだろうなぁ…。ちゃんと見てくれているのだからもう少しコメントしやすいネタもいれていかないと…とか考えていたけれど、やっぱり行き着くところはマニアックネタだったりする。まずは続けることを目標にして、しばらく好き勝手にいきたいとおもひます。

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ

EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
昨日は早めに仕事を切り上げたので、まだ微妙に明るいうちに会社を出ることができた。そのまま帰るのが癪だったので近くの雑木林の様子を見ていくことに。昨年の冬に目を付けたコナラの木もようやく樹液を出し始め、薄暗がりのなかでコクワガタやヨツボシケシキスイがもぞもぞと動いているのが確認できた。よしよし、この調子ならここは結構いけそうだ…ん…?
なんだか見慣れない影が樹液についているが、午後7時過ぎの林内はかなり暗くなっていてその姿はイマイチ判然としない。車の中に常備していたはずの懐中電灯もこんなときに限ってないものだ。なんちゅーことや!ガッデム!しかたがない、とにかくその虫をつまんで家に持ち帰ることにした。
連れ帰ってから撮影したのが今日の画像の虫、エンマムシモドキ。
図鑑でよく見るので前から気になっていたのだが、今回初めて出会うことができた。北海道から九州までと広い範囲に分布しているものの、北海道以外では数が少なくなかなか見れないらしい。一見するとクワガタムシに見えないこともないけど、触覚の先端が球状になっていることで意外とあっさり区別できる。個人的にはツヤハダクワガタっぽい姿をしているのかと思っていたが実物の印象はチビクワ、マメクワあたりに近い感じ。地味といわれればそれまでかもしれないが、微妙な曲線のフォルムに強い光沢のある黒色の体、そして独特の前翅の彫刻はなんとなく「エイリアン」のギーガーのデザインっぽい…なんともカッコイイ虫だよなぁ。
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2006.06.13
| Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫
昨日今日と某写真展を見るために上京していました。
普段なかなか会えない人たちと会ったり食事をしたり、最近こういう機会がなかったので結構楽しんできました。
しかし東京というところは疲れるところですね。普段人間がいないところにばかり出かけていると慣れるのに少し時間がかかります。

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
昨日は上京するのが分かっていたので朝のうちに少しだけ外歩きをすることに。少し日が差し始めると森全体からエゾハルゼミの「ミョーキッ!ミョーキッ!ケケケケ……」という声が聞こえはじめた。普通セミといえば真夏の昆虫のイメージだが、ハルゼミとエゾハルゼミは一足早いこれからの時期がピークになる。両種とも一匹が鳴き始めると、それに同調して他の個体が鳴き始めるからその声は結構大きく感じるのだが、その存在に気づく人は案外少ないらしい。
まだ出始めのはずだし、羽化したてのものでもいないかと探してみると、一匹だけヨモギの上にとまっている♂が見つかった。普段見るエゾハルゼミはもう少し腹部のオレンジ色が強いように思っていたのだが、この個体は結構黒っぽい。羽化してしばらくはこんな色なのかなぁ?
先日新潟を訪れた際、エゾハルゼミのことが話題に上った。相手は地元の方なのだが、以前は標高の高いところでしか聞けなかったエゾハルゼミの声が、最近低いところでも聞けるようになったというのだ。結構色々な生物に興味を持っている方なのでまさか今まで気づいてなかったということはないとおもう。私自身もな~んとなく感じていたことなので、その話を聞いてハッとした。
何の記録もないし証拠などももちろんないが、神奈川のルリボシカミキリで報告されているように今まで山地性だった昆虫の一部が里に下りてきている可能性は否定できない。南方にいた生物達が北上の一途を辿る一方で、山地性の生物が里に広がっているのか…?
ま、もう少し待てばきっと元気のある人が解明してくれることでしょう(あるいはただの勘違いか)。ずくなしのワタクシはテキトーに待ちぼうけでもしたいと思います。
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2006.06.11
| Comments(5) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類
今回もしつこくプチ遠征の続き。
ギフチョウ、マグソクワガタに続く三つ目の目標である。

EOS20D EF100mmMacroUSM

EOS20D EF100mmMacroUSM
滞在二日目、朝からギフチョウを探していたが数が少ないうえに気温が上がってしまって見る個体はすべて猛スピードで飛翔しているもののみ。途方にくれていたのだがやがて少し雲が多くなってきた。うーん、ギフは諦めてもいっちょ行ってみますか。何しろ6月のブナ林である。コイツを探さずして何を探すと言うのだ。少し歩いてから林道沿いのブナの新芽を一本ずつ丹念に見ていくと…いた!(写真上)
コルリクワガタのオスだ。コルリクワガタは残雪の消えるこの季節、ブナやミズナラなどの新芽に集まりその芽を齧る。青空の下、さわやかな新緑の森を歩きながらの虫探しはことさらにキモチがよく(無数のブユを除けばだが)、人気が高いのも頷けるというものだ。
下の写真はコルリクワガタの♂。その名の通り青い色に輝く美しいクワガタムシだ。一般的なクワガタのイメージとは違うけれど、マグソクワガタと違ってこちらは正真正銘のクワガタムシだ。まだ一般的な知名度は低いと思うけれど、最近のクワガタブームでずいぶん有名になったクワガタムシかもしれない。
今回はまだ出始めで数も少なく、新芽に潜り込む姿や♀の姿は見られなかった。今週末あたりは結構ねらい目かもしれない。
それにしたって光りモノの撮影は難しい。二年前の撮影よりは色が出せたのだが、今回もあの深みのあるディープブルーは全くもって再現できなかった。またいろいろ試行錯誤してみるしかないかな…。
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2006.06.08
| Comments(4) | Trackback(0) | 甲虫
今日はプチ遠征の続きです。
今回の目的は大きく3つありました。
一つは前回アップのギフチョウ。そして二つ目が今回の「マグソなアイツ」であります。
当初は初日からガッツリ撮影する予定だったのですが、当日起床してみると既に時刻は午前9時…。これじゃあギフにはちと遅かろう、というわけで途中で寄り道をしていくことになったのでありました…。

EOS20D Sigma17-70zoom
訪れたのは某所の河原。ご覧の通り何の変哲もない砂地の草むらですが、こんなところが彼らの生息地。なんとなくそれっぽい雰囲気がしていたのでボチボチと歩きながらその姿を探します。
ん…?あれは…。小さな虫が飛んでいたので叩き落してみます。

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
うお、いきなりビンゴ!
こちらがお目当てのムシ、その名も「マグソクワガタ」です。この個体は♂のようですね。しかしどう見てもこりゃコガネムシ…。
このマグソクワガタというやつは以前からコブスジコガネ科とクワガタムシ科、どちらに所属するのかよくわからなかったムシで、成虫の形態はコブスジコガネ科、幼虫の形態はクワガタムシ科にそれぞれ似ているらしいです。現状でも研究者により意見の相違がありそうです。

EOS20D Sigma17-70zoom ストロボ
♂がブンブンと飛び回っているので飛翔にもチャレンジしてみましたがさすがに上手くいかないですね。何よりも被写体が小さいですなぁ。左下の方に写っているのですが分かりますか?

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
噂では一日に三桁採れたとか、そういう話を聞くのですが、ここでの個体数はそれほど多くないようでした。♂は飛翔していないときは草むらの地面に降りているようです。覗き込んでみるとこんな姿が…。

EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
♂よりもさらにコガネムシライクな♀。二匹見つけることができました。マグソクワガタでは性比に極端な偏りが見られ、♂が数十匹採れても♀は数匹、あるいは全く採れないようなことがよくあるようです。この傾向はマグソクワガタのみならず、同じような生態(出現期が短く、晴天の昼に多数の♂が群飛する)をしているコガネムシに多く見られる特徴ですね。
そうこうしているうちにタイムアップとなりましたので撤収。
いつもこんな風に行けばいいんだけどなぁ…とブツブツつぶやきながら、ホックホクの顔をして現地を発つワタクシでありました。
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2006.06.05
| Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫
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