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リンク

突然ですがいくつかリンクをさせていただきました。特別な理由はないですが、"なんとなくその気になった"ということで了解していただければと思います。
リンクさせていただいたのは以下のサイト様です。

花と暮らす日々@スタジオAさん
毎度でおなじみ、スタジオAさんのブログ。花であればなんでも興味の範疇なようで、野草から園芸品種、樹木の花まで網羅しています。最近は息子さんのネタが多いですね。こっちは家族の花でしょうか?本家のWebサイト(富士山の見えるスタジオA)では作品としての写真を堪能できます。

自然生態画館@DARK LORDさん
DARK LORDさんこと河野修宏さんのサイト。私の出身研究室の先輩で、現在は生物のリアルイラストレーションを描く画家として活躍されています。サイトではDARK LORDさんの描かれた素晴らしい絵の数々を鑑賞することができますが、その緻密さには驚くばかりです。最近はハエトリグモに興味津々なそうで、ハエトリ用ブログまで立ち上げられたようです。

信州諏訪自然写真館@masaさん
masaさんこと酒井雅秀さんのサイト。同じ諏訪をフィールドとして活動をし、かつ昆虫を中心とした自然全般に興味があるという共通項のある方。Webサイトの方は既に10年目!に入っているという老舗サイトです。フィールドノートはほぼ毎週更新され、四季折々の自然写真を楽しむことができます。同じ地域を違う視点で見せてくれるということで、私はいつも参考にさせていただいています。

以上、簡単なご紹介でした。

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2006.09.30 | Comments(3) | Trackback(0) | 雑記

ジムグリ

ジムグリ
ジムグリ EOS20D Sigma17-70mmZoom ストロボ
今日はなんだか集中力のない状態が続き、ドライブモードな一日だった。
山梨まで足を伸ばして見たものの、目的の虫は見つからずじまい。
さて帰ろうかとショボショボ農道を引き返していると、一匹のジムグリが道に出てきていた。
ジムグリ
ジムグリ EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
このジムグリ、なんだか全然動かない。
ギリギリまで近づいても、近くでガサゴソとレンズ交換をしても、まったく反応ナシ。
口の中をアリに物色されたって平然としたままだ。
大丈夫か?と頭をつっつくとようやく動き出し、続いて体を触ろうとすると草むらの中へと姿を消した。
秋の日でのんびり日光浴をしていたのを邪魔してしまったのかもしれない。

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2006.09.30 | Comments(0) | Trackback(0) | 両生類・爬虫類

カマバエの一種

カマバエsp.
カマバエの一種 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
カマバエ。以前から気になる虫ではあった。
ハエのくせに頑強なカマを持ち、三角形の頭と共にカマキリを連想させるハエである。
もちろんこれまでにも見かけてはいたのだが、なにしろその体長はわずか3~5ミリぐらいである。等倍までのマクロレンズではいかんせん歯が立たず、その相手は先延ばしとなっていた。
カマバエsp.
カマバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
それが今日、ひさしぶりにカマバエと出会えたのである。これはチャンスかも?というわけでしばし彼らを観察することにした。
とりあえず人の目線から見たのでは、小さな彼らの姿に気づくことはほとんどないと思う。また、しゃがみこんで彼らの姿を発見できたとしても、上から見たのでは一枚目の写真の様に単なる小さなハエにしか見えない。彼らのかっこよさを堪能するのなら、目線を下げて見るしかないのだ。
カマバエsp.
カマバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
前足を広げた写真をよく見るが、たいていの場合彼らはこんな風に前足を縮めてピーカブースタイルをとっている。これじゃあパッと見では気づかれないのも当たり前だ。
カマバエsp.
カマバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
こちらはお決まりの前脚広げのカット。見ていると時々こんな行動をとるが、どういった意味合いを持つのかはよく分かっていないようだ。今日観察した限りでは主に威嚇行動に使われているようだが、相手がいないときに行われていることも多いのでますますもってよく分からない。
とりあえず何とか写真を撮ることができることがわかったので、次は捕食なんかが見たいな~と思っている。

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2006.09.24 | Comments(3) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

プチ遠征・初秋の新潟続き

ブナ林
ウンコ祭りから明けた翌日。朝は雨が降っていたが、用事を済ませた頃にはあがっていた。日差しも出てきたのでフラフラとトンボを探した。このあたりは湿地が多いのでトンボが楽しいのだ。
アオイトトンボ
アオイトトンボ EOS20D EF100mmMacroUSM
黄色の稲穂にアオイトトンボ。爽やかな色合いがイイ!
タカネトンボ?
タカネトンボ? EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
湿地の上でホバリングしていたエゾトンボの仲間。タカネトンボのような気もするが、飛び方がなんとなく違っていたような気もするし…。もっと場数を踏まなければ。
オオルリボシヤンマ♂
オオルリボシヤンマ♂ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ トリミング
このあたりにはオオルリボシヤンマが多く、いたるところでその姿をみかける。個体数が多ければなんとかなるかと思っていたが、やはりなかなか近づかせてくれない。特に♂は警戒心が強いようだ。
オオルリボシヤンマ♀
オオルリボシヤンマ♀ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ トリミング
こちらは青色型の♀。オオルリボシヤンマの♀には時々オスのような色彩をしたものが出現する。
オオルリボシヤンマ
オオルリボシヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
産卵する♀とつきまとう♂。オオシオカラトンボのように産卵している♀を警護しているわけではなく、♂が♀を獲得しようと後ろをついて回っているだけの話だ。早い話がストーカー。
もっとも、このパターンでは交尾が成立するのは稀だそうである。結構頻繁に見られる光景なのに成功することがほとんどないとは、なんだか気の毒な話である。

二日目はじっくりとトンボを狙うことができ、これはこれで結構楽しかった。また次に来るときを楽しみにしたい。

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2006.09.20 | Comments(2) | Trackback(0) | プチ遠征

プチ遠征:初秋の新潟でウンコ遊び

うし

土日で今年二度目の新潟県十日町市へ行ってきた。
土曜は現地の知り合いNさんが一日空けて待っていてくださるとのことなので、まったり行く予定を変更して午前10時過ぎに到着。ところがNさん、午前に用事が入ってしまい、午後からの出撃となった。微妙に小雨、空はドン曇りである。
途中で地元の中学生、カズヤとユウヤをピックアップし、4人へ牧場へ。牛糞につく糞虫を探してみようという魂胆だ。私は本格的に糞虫を探すのは初めてなのでワクワクする。
しかしカズヤは中三、すなわち受験生である。そんなヤツに容赦なく声をかけ、かつ引きずり倒すNさんって…大人気なさが素敵ですw

ゴホンダイコクコガネ
ゴホンダイコクコガネ EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
牧場の所有者の方には前もって了解を取ってあるとのことなので、遠慮なく牧場内へ入る。探し始めてすぐにダイコク系の♀の死骸を見つけた。Nさんに声を掛けると感動している。Nさん+2名は昨年ダイコクを探しに同地で3度のチャレンジをし、全部空振っていたらしい。そしてそのすぐあと、ポイントゲッター・ユウヤが生きているゴホンダイコクをペアで見つける。この後4人で探したが追加はなく、Nさんは悔しがっていた。
ゴホンダイコクはダイコク系コガネの中では最も普通種で、マニアには見向きもされない種類だろう。だが、純粋なカッコよさでいえば間違いなく上位には入るはずだ。ナリは小さくとも、外産カブトムシにだって負けてはいない。
ツノコガネ
ツノコガネ EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
この日特に多かったのがこのツノコガネ。左が♂で右が♀。ほとんどの糞に入っていて、一刀入れただけで数頭が見つかることもあった。♂が持つ一本の長いツノと、平たく広がった前胸背板はプロトケラトプスかトリケラトプスを髣髴とさせる。実にシブカッコいい糞虫ですね。
カドマルエンマコガネ
カドマルエンマコガネ EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
こちらカドマルエンマコガネ。個体数は多いが逃げ足が速く、なかなか写真を撮らせてもらえない。間違ってウンコの中にカメラを突っ込んだりしたら大惨事なのでその辺は慎重に…。
オオセンチコガネ
オオセンチコガネ EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
日本産糞虫きっての美種、オオセンチコガネの姿もあった。
人間が汚らしく思い、かつ忌み嫌うウンコだけを食べているのに、なぜこんな美しい姿になるのか実に不思議。本種は地域によって色彩が変化することが知られている。なかでも青く輝くルリセンチコガネは一度見てみたい糞虫だ。

4人でウンコを漁り続けること3時間。大体一回りしたので今回は終了とすることとした。
初めての本格糞虫採集だったけれど、実に楽しかった。また時期を変え場所を変えウンコを漁りたい、そんなことを思いつつ牧場を後にした。

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2006.09.19 | Comments(2) | Trackback(0) | プチ遠征

アズキマメゾウムシ

アズキマメゾウムシ
アズキマメゾウムシ EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
2週間ほど前からだろうか、我が家の中でマメゾウムシ時々見かけていた。それとなく親に聞いてみたところ、程なくして一袋のアズキが入った袋を持ってきた。中を覗くと沢山のマメゾウムシが見える。間違いなくこれが発生源のようだ。マメゾウムシの名はよく聞くけれど、私にとってはなかなかどうして縁のない虫。貯穀害虫として有名でも馴染みのない昆虫は結構多い。
アズキマメゾウムシ
アズキマメゾウムシ EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
マメゾウムシはゾウムシに近縁な昆虫で、マメを中心とした植物をホストとする甲虫だ。マメから出てくるときにはぽっこりと丸い穴を開けて出てくる。写真は加害されたアズキと成虫。アズキの表面に見える白いものは彼らの卵である。

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2006.09.15 | Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫

ヒメアカネ

ヒメアカネ
ヒメアカネ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
ルリボシヤンマのいた小さな湿地にはヒメアカネが多かった。
アキアカネなどより一周り小さい赤トンボで、細身の体つきと鮮やかな赤(実際に見ると少しピンクがかって見える)が美しい。
ヒメアカネ・アップ
ヒメアカネ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
顔面をアップにすると白いことが分かる。
昨年初めて見たときには色の抜けたマイコアカネかと思ったが、色々調べてみたらヒメアカネだった。
ちなみにマイコアカネはまだみたことがない。呪われているのだろうか。
ヒメアカネ・交尾
ヒメアカネ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
丁度今頃が、彼らの恋の季節のようだ。交尾しているペアをいくつか見かけた。
ヒメアカネは湿地性のトンボ。
ご多分に漏れず、彼らは今急速に減少しているらしい。
都市部では減ってしまっても、せめてこちらの片田舎では無事に子孫を残していって欲しいものだ。

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2006.09.13 | Comments(0) | Trackback(0) | トンボ

奄美遠征記その9:最終日・さらば、奄美よ

amami9.jpg
奄美遠征5日目。本日をもって奄美遠征は終わりだ。
最終日は後片付けの日。これまでどおり午前9時過ぎ起床。10時ギリギリにチェックアウトを済ませ、車の中に産卵…じゃなくて散乱した荷物をまとめ、いつでも送れる状態にしておく。コレをやっておかないとイザというときに困るからね。車の中が片付いたところで島の南部へと車を走らせた。


【“奄美遠征記その9:最終日・さらば、奄美よ”の続きを読む】
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2006.09.11 | Comments(2) | Trackback(0) | 遠征記

オニヤンマ

昨日に引き続き今日もトンボ探索。
本日はオニヤンマに遊んでいただきました。

オニヤンマ
オニヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ トリミング
いわずと知れた有名トンボの代表格、オニヤンマ。
日本最大という強烈なアピールポイントを持ちながら、人里から山間の渓流までいたるところに生息するフレンドリーかつコンビニエンスなトンボです。採集メインの人には駄モノとして一蹴されてしまうオニヤンマですが、その超弩級の迫力は非常に魅力的。誰しもが一度は追いかけた経験があると思います。

オニヤンマ
オニヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
今日は田んぼのトンボを撮ろうと思っていたのですが、予想以上にオニヤンマが多かったので相手をしていただきました。いつもパトっていて撮影しづらいオニヤンマですが、この個体はサービス精神が旺盛で頻繁にホバリングしてくれました。
しかしトンボはやはり飛んでいてこそトンボですね。とくにこの角度から見たオニヤンマのスタイルの良さは脱帽モノです。

オニヤンマ
オニヤンマ EOS20D Sigma15mmfisheye ストロボ
圧倒的な大きさとスピードを誇るオニヤンマですが、いつも流れに沿って飛翔しているために油断しているとこうなってしまいます。
たとえ王者といえども生態系の一員。天敵は必ず存在するということでしょうね。

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2006.09.10 | Comments(4) | Trackback(0) | トンボ

オオルリボシヤンマとルリボシヤンマ

9月に入ったのでルリボシヤンマ達の様子を見に某池へ。
昨年はルリボシたちが沢山飛んでいたのに、今年はオオルリボシが沢山飛んでいた。
最近掘り上げられたのが影響して、広い開放水面を好むオオルリボシが飛んできたみたい。

オオルリボシヤンマ♂
オオルリボシヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
沖ばかり飛んでいて、ちっとも近づいてきてくれません。
次回に要対策ですな。
オオルリボシヤンマ産卵
オオルリボシヤンマ♀ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
産卵する♀…ってこの構図では分かりにくいかも。

埒があかないので移動し、ルリボシさん達を捜索。
道沿いの水溜りでなんとか見つけることができたので、しばらく遊んでもらいました。
ルリボシヤンマ
ルリボシヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
こちらルリボシ先生。ホバリングの達人でいらっしゃいます。
その勢いは1にホバって2にホバる、3、4がなくて5にホバる…と言えちゃいそうな程。
そんなわけでトンボを撮影している人たち曰く"撮影は極めて容易"なんだそうです。
確かに他のトンボに比べれば楽なんですけどね…。
ルリボシヤンマ
ルリボシヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
これくらいまで寄れると迫力がありますね。
器用なトンボでして、数秒間同じところでホバリングすることもしばしばあります。
ルリボシヤンマ
ルリボシヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ トリミング
正面からだとこんな感じ。
複雑な眼の色合いが素敵ですッ!!
ルリボシヤンマ
ルリボシヤンマ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
本日一番寄れた…ではなく寄ってきてくれたときのカット。
マクロでよかったと感じる瞬間であります。

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2006.09.09 | Comments(2) | Trackback(0) | トンボ

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spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
画像の貸し出しについては下記までご連絡ください
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