カマバエの一種
カマバエの一種 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
カマバエ。以前から気になる虫ではあった。
ハエのくせに頑強なカマを持ち、三角形の頭と共にカマキリを連想させるハエである。
もちろんこれまでにも見かけてはいたのだが、なにしろその体長はわずか3~5ミリぐらいである。等倍までのマクロレンズではいかんせん歯が立たず、その相手は先延ばしとなっていた。
カマバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
それが今日、ひさしぶりにカマバエと出会えたのである。これはチャンスかも?というわけでしばし彼らを観察することにした。
とりあえず人の目線から見たのでは、小さな彼らの姿に気づくことはほとんどないと思う。また、しゃがみこんで彼らの姿を発見できたとしても、上から見たのでは一枚目の写真の様に単なる小さなハエにしか見えない。彼らのかっこよさを堪能するのなら、目線を下げて見るしかないのだ。
カマバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
前足を広げた写真をよく見るが、たいていの場合彼らはこんな風に前足を縮めてピーカブースタイルをとっている。これじゃあパッと見では気づかれないのも当たり前だ。
カマバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
こちらはお決まりの前脚広げのカット。見ていると時々こんな行動をとるが、どういった意味合いを持つのかはよく分かっていないようだ。今日観察した限りでは主に威嚇行動に使われているようだが、相手がいないときに行われていることも多いのでますますもってよく分からない。
とりあえず何とか写真を撮ることができることがわかったので、次は捕食なんかが見たいな~と思っている。
- 関連記事
2006.09.24 | Comments(3) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ
