シロシャチホコ幼虫
シロシャチホコ幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
さて、新潟遠征の最後に出会った虫がまた強烈だった。
たぶんこのトップの写真だけ見ても、何がどうなっているのかさっぱりわからない人もいると思う。
シロシャチホコ幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
で、こっちが引きである。
なんとなく全身像はわかるものの、やっぱり分かりづらい。
なんとなくフェイスハガーっぽい生物であることはわかるかな。
シロシャチホコ幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
横から見るとようやく正体がわかる。上の二枚はコイツを正面から撮ったものだ。
コブヤハズの撮影を終えてNさんたちの元へと戻ると「面白いものがいたから持ってきたよ~」と言われた。
「…?面白いもの?」
さっそく見せていただくとそれは明らかにシャチホガの幼虫だった。が、全身黄色のその幼虫は明らかにいままで見たものとは違う。日本産幼虫図鑑でそれらしいものを見た記憶があった。たしかシロシャチホコ?シャチホコガの幼虫は、その名の由来である反り返りポーズと、長く発達した脚が特徴のガなのだ。
日本産幼虫図鑑に載っている他の二種は見たことがあったが、それらと比べてみると少し脚の発達が悪く華奢に見える。しかし、そのソリッドな色はとっても写真映えするのだ。
シロシャチホコ幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
その姿、まさに異形。
普段見慣れているはずのイモムシのたった3対の脚が伸びただけで、これほどまでに印象が変わるとは驚きだ。
一対だけ小さいままの前脚が「前へならえ!」をやっているのがなんだかおかしい。
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2006.10.27 | Comments(6) | Trackback(0) | ガ
