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一周年

今日でこのふしあな日記を始めて一年になりました。
ブログを始めた当時、三日坊主が十八番の私に続けることが出来るかどうか不安でしたが、今日現在までなんとか続けることができました。更新も当初予定していた週1回を超えることができて嬉しい誤算となっています。ここまで続けてくることができたのもひとえに読者の皆様の支えあってこそ。とても有り難いことだと感謝の一言です。
また、ブログを始めたことで私自身も少し変わった気がします。発表の場があるということでモチベーションを保つことができ、また以前よりも積極的に動くことができるようになった気もします。
一周年だからといって何か変わるわけではありませんが(本当は考えてたんだけど間に合わず…)、これからもまったりのんびりテキトーに、かつグデグデと続けて行きたいと思いますので、これからもご愛顧の程よろしくお願いいたします。

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2007.03.26 | Comments(4) | Trackback(0) | 雑記

マダラスジハエトリ♀

マダラスジハエトリ♀
マダラスジハエトリ♀ EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
とうとうこのときが来てしまったようです。
というわけでカテゴリにクモを追加。私は実はクモがちょっと苦手なのだが、マイマスターDARKLOADさんに触発されたせいか、最近はちょっと気になっていた。で、先日東京に行った際にジュンク堂で文一総合出版の「日本のクモ」を買ってきてしまった。資料が手に入るとちょっとやる気が出るわけで、これからはクモが時々出てくるかもしれません。
マダラスジハエトリ♀
マダラスジハエトリ♀ EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
今回は秋にサシガメがたくさんいた看板をまためくってみた。そしたらポトポトッとたくさんのハエトリが落ちてくる。見てみると期待したオオハエトリではなくてマダラスジハエトリ。これも結構大柄でカッコイイ種類なのでカシカシと撮影してみる。家に帰って調べてみたら今日見た個体は全て♀だったらしい。はて、♂は?ひょっとしたら、♀だけ越冬したりするんだろうか。
マダラスジハエトリ♀
マダラスジハエトリ♀ EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
正面から撮ってみようとするのだが、MP-Eは鏡胴が太いために思うように目線の位置を下げられない。もうちょい下から撮れたらもっとハエトリらしく写るのに…。残念。

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2007.03.25 | Comments(3) | Trackback(0) | クモ他 節足動物

再びリンクの追加

再びリンクの追加。
青森で親子二代にわたりチョウを追いかけ続けている蝶屋さん、ze_phさんの青森の蝶たちです。
本体サイトもありますが、こちらではブログをご紹介します。
細かいことは言いません。とにかく見て下さい。少なくとも自分は見てかなり衝撃を受けました。
もし天賦の才というものがあるのならば、それはこういうことなのでは…と感じる写真群です。

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2007.03.23 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記

早春のガ・2態

イチゴキリガ
イチゴキリガ EOS20D EF300mmf4LISUSM+kenko1.4*テレコン ストロボ
今夜は実に暖かい。ここのところ寒の戻りで寒い日が続いていたが、久しぶりに春めいた夜。明日は出勤日でネタが確保できそうにないのでしばらく前に撮影したものでも。
3月10日の夜、風は強いものの日が落ちても気温は高いまま(5度もあったようだ)で、なかなかどうしてウズウズする。昼間あまり撮影できなかったこともあって、我慢しきれずに家を出た。まずはフユシャクでよく行く公園へ行ってみたがあまり虫の姿は無い。やっぱダメかぁ…と一本のカエデの木を照すと滴が流れた後がある。懐中電灯を上へとずらすとキラリと何かが光った。ガだ!!
なんかよくわからんがとにかくガだ!!
イチゴキリガ
イチゴキリガ EOS20D EF300mmf4LISUSM+kenko1.4*テレコン ストロボ
とにかく望遠レンズにテレコンを繋いで覗いてみると、間違いなく樹液を吸っているようだ。いやいや、間違いなく季節は進んでいるんだねぇと嬉しくなってくる。とにかく撮影し、唯一持っていたタモで採集して家へ連れ帰ったところ、どうやらイチゴキリガという種類らしいことが判明した。風になびく触角がラヴリーだ。
クロテンフユシャク?
クロテンフユシャク? EOS20D EF100mmMacroUSM+kenko1.4*テレコン ストロボ2灯
その後はマンサクやオウバイなどの花を見てまわったがこちらはなにもなし。コナラ林へ場所を移して探索するとシロフフユエダシャク1♂とウスバ系の交尾ペアが見つかった。初冬に見かけるウスバフユシャクとは別種のようで、黒い鱗粉がゴマシオのように混じって見える。前翅外横線のパターンからするとクロテンフユシャクのように見えるのだが確信は持てず。ホソウスバもしっかり見たことがないのでこの辺は宿題になりそう。
ひとしきり撮影を終えるとふと我にかえる。風がかなり強くなっていてあまり長居はしたくない雰囲気だ。停めてあった車に戻る頃には翌日の雪の兆しか、冷たい感触が頬に当たるのを感じた。

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2007.03.23 | Comments(0) | Trackback(0) |

リンクの追加

リンクを追加しました。
タロさんの風の色、雨の匂い
コンデジを使って身近な生き物たちを撮影されています。昨年の11月から始められたようですので、本格的なスタートは今シーズンからでしょうか。更新が楽しみですね。
個人的には風景写真が上手いな~と感じました。

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2007.03.21 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記

ゴマダラチョウ越冬幼虫

ゴマダラチョウ越冬幼虫
ゴマダラチョウ越冬幼虫 EOS20D Sigma15mmfisheye
春のお彼岸。暑さ寒さも彼岸までという言葉がありますが、今年はどうなるんでしょうねぇ。このままヘンな気候が続いてしまうと昔ながらの言葉も次第に忘れ去られてしまうんでしょうか。なんかそれは寂しいかも…。
今日は残念ながら時間があまりなかったので裏山をちょこっと歩いただけ。いままで気づいていなかったエゾエノキを見つけたので根元をさがしてみると、案の定ゴマダラチョウの幼虫が出てきた。ゴマダラチョウの越冬幼虫は簡単に見つけられるのだが、成虫となるとあまり見た記憶がない。
ゴマダラチョウ越冬幼虫
ゴマダラチョウ越冬幼虫 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
ちょっと失礼してお顔拝見。オオムラサキに比べてやさしい表情をしているのに初めて気がついた。

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2007.03.21 | Comments(4) | Trackback(0) | チョウ

隅田川の桜と写真展

土日と東京に出ていました。虫とかカメラとかとは全然関係ない旅行だったのでネタはそんなにないです。
土曜は夕方に少し時間が空いたので宿の近くを散策。浅草だったのでとりあえず浅草寺に行って、おみくじ引いたら凶が出た。凶が出たのって何年振りかな~。凶はしばって帰れと書いてあったのでしばり付けようとしたらいきなり千切れるおみくじ。やめてくれ、縁起でもない…。
隅田川の桜
隅田川の桜 EOS20D Sigma17-70mmZoom 内蔵ストロボ
それでもまだ時間が余ったので隅田川沿いを少し歩くと、もう桜が咲いていた。ソメイヨシノではなく、大寒桜という品種らしい(樹名板があったのだ)。たとえ河岸がコンクリートで固められ、情緒と言うものが欠片もなくなってしまったとしても、隅田川と桜という組み合わせの響きにちょっとしたものを感じてしまうのは日本人だからだろうか。
大寒桜
大寒桜 EOS20D Sigma17-70mmZoom 内蔵ストロボ
なんとかならんかと思ってハイキー目に撮ってみた。
こういうときはズームって使いづらい。
清瀬市郷土博物館
清瀬市郷土博物館 EOS20D Sigma17-70mmZoom
翌日曜は自由行動にさせてもらい、くぼ氏と合流。憧れの昆虫写真家、新開孝さんの写真展を見に清瀬市郷土博物館へ行く。本当は当日行われる講演会を聞きたかったのだが、予約はいっぱいでキャンセル待ち状態らしいので諦めた。だが、それでもご本人にお会いすることが出来て、少しだけだがお話をさせていただくことができて感激。会場はそこそこの広さだったが、約150枚と言う膨大な量の写真が展示されていたために狭く感じるほどだった。もちろん写真はどれも素晴らしく、とにかく見ごたえのある写真展だった。ちなみに昨日が最終日。
また、今回特に印象に残ったのはこの写真展が地域に非常に密着しているな…ということだった。駅はもちろんのこと、博物館へ向かう道沿いや飲食店の窓などいたるところに掲示があり、会場でも地元のボランティアの方々が受付や解説をされていて、とかく個が強調されがちな一般のギャラリーでの写真展とは一線を隔していた。また、会場には子供達の姿も多く、地元のお客さんも多くいらっしゃっていたようだ。これだけの協力が得られたのはおそらく新開さんご本人の人柄、そして清瀬市の方々の深い理解と地域への関心があったからこそではないだろうか。人と人との繋がりが希薄になっている昨今、こうした形でイベントが行われているのはとても大きな意義があるはずだよなぁ…と改めて考えさせられた写真展だった。

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2007.03.19 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記

モミの樹に潜むもの

ホンドハイイロハナカミキリ
ホンドハイイロハナカミキリ EOS20DEF100mmMacroUSM ストロボ
ここのとこ虫以外のネタが続いていましたが、久しぶりに虫ネタを。近場のとある林道の脇にモミの枯れ木があるのを見つけたのは昨年のこと。どうやら風で倒れて道を塞いだらしく、いくつかのブロックに分けられた状態で放置されていた。昨年樹皮をめくったらいくつかカミキリムシの幼虫が顔を出したのを思い出して、今年はとめくってみることにした。
そういえば針葉樹はあまり虫に好まれない傾向があるのだが、何故かこのモミ(ウチのあたりはウラジロモミの方が多いと思う)の類だけは虫たちに大人気だ。特にカミキリムシは非常に多くの種類がモミを拠り所としていて、日本のカミキリを代表する珍品オオトラカミキリもまたこのモミがホストのようだ。いつかはあってみたいな、オオトラ。
話少々脱線気味。
めくり始めてすぐにポロリと出てきたのはハイイロハナカミキリの仲間。一般的に見つかるものとしてはハイイロとホンドハイイロの2種類があるが、この類にあったことがない自分にはどちらなのかよくわからない。触角が淡色であることと、翅端の色が薄い個体が多かったということで一応ホンド…にしてみた。分かる方教えてください…。
ホンドハイイロハナカミキリ
ホンドハイイロハナカミキリ EOS20DEF100mmMacroUSM ストロボ
最初の個体はすぐに落ちてしまったのでNG。次に見つけた個体は出てきたとたんに歩き出した。
…が、しばらくして動かなくなる。どうも寒くて動きが鈍いらしい。これ幸いと撮影させてもらう。
しかし一般のカミキリのイメージからは随分とかけ離れた種類だ。色が地味なのはいいとして、触角が短くて頭が小さい。こうして写真に撮っているとなんだかハンミョウのように見えてきた。
ホンドハイイロハナカミキリ
ホンドハイイロハナカミキリ EOS20DEF100mmMacroUSM ストロボ
背中からのカット。余計にハンミョウみたいに見える。が、れっきとしたカミキリムシなのだ。
ホンドハイイロハナカミキリ
ホンドハイイロハナカミキリ EOS20DEF100mmMacroUSM ストロボ
3匹目でようやくお目当てのシーンに行き当たる。これこれ、ハイイロハナカミキリといえばこれなのだ。彼らは樹皮の直下に丸い蛹室を作り、その中で越冬をする。楕円形の蛹室の中にちょこんと納まったカミキリ君がカワイイ。冬場に見つかる面白い虫ということで写真はよく見ていたのだが、実際にお目にかかる機会は意外なほど少ない。この写真では左上に向かい、幼虫時代に穿孔した食痕も見えている。
ホンドハイイロハナカミキリ
ホンドハイイロハナカミキリ EOS20DEF100mmMacroUSM ストロボ
なんかいいですよね、コレ。自分だけの六畳一間、って感じかなぁ。

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2007.03.15 | Comments(3) | Trackback(0) | 甲虫

ミチノクフクジュソウ…?

ミチノクフクジュソウ
ミチノクフクジュソウ EOS20D Sigma17-70mmZoom
雪が降って撮ってみたかったもの、というのがフクジュソウ。たぶんミチノクフクジュソウでいいんじゃないかと思うけど、流石に茎を引きちぎって中を確認することはできなかったので、ここでの名称は暫定だと思ってほしい。本州に分布するフクジュソウ2種は茎が中空か中実かでも見分けられるのだが…。
雪にフクジュソウは定番と言えば定番だが、雪と開花、それに自分の休日が重なるかは当然運次第。先日の日曜はその数年に一度のチャンスだったわけで、入っていた予定を急遽キャンセルして行ってみることにした。
ミチノクフクジュソウ
ミチノクフクジュソウ EOS20D Sigma17-70mmZoom
ところが今年は暖冬傾向で開花が早かったのか?状態のよい株はほとんどなし。おまけに雪が重くてみんな倒れてるので、あまり良い絵は撮れそうにない。まあ、自分としては初めての機会であったからそこまで作品性にこだわることもないし、こうして雪で倒れているのもまた真実の姿かねぇ…と思いながらボチボチと歩く。
ミチノクフクジュソウ
ミチノクフクジュソウ EOS20D EF100mmMacroUSM
一番状態がよかったのはこの個体。でも見れば見るほど整いすぎていてちょっと怖い。正直ココに出すかどうか迷ったくらいだ。園芸品が逃げ出したか…?うーむ。
ミチノクフクジュソウ
ミチノクフクジュソウ EOS20D EF100mmMacroUSM
こんぐらいひしゃげてる方が当然かもね。株に勢いがあれば雪をガンッと割ってくれたのかもしれないし、あるいは月曜の朝が一番よかったのかもしれないが、自分の休日をずらすわけにもいかないので今回はこんなもんか…。
ミチノクフクジュソウ
ミチノクフクジュソウ EOS20D EF100mmMacroUSM
てなことで、半日近くかけた割にはちょっとイマイチ。けど、写真の出来はともかくとして貴重なデータが取れたわけだし、次に機会があればまたチャレンジしてみたいとは思う。

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2007.03.13 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物

積雪注意

積雪注意
積雪注意 EOS20D EF300mmf4LISUSM
北日本では大荒れのお天気のようですね。こちら諏訪では今日はよく晴れておりましたが、昨日はきっちり雪が降りました。いやー、雪が降ると天気予報でやっていたのは知っていたのですが、朝起きたらお外真っ白になっているとは思っていませんでした。まあ例年で言えば降って当たり前というところですが、今年は暖かい日が続いていましたしねぇ。ちょっと意表を突かれた感じでした。ってなわけで、一枚目は自宅ベランダからのものぐさ撮影。冬の様相を呈しております。
積雪注意
積雪注意 EOS20D Sigma17-70mmZoom
雪が降るのは当たり前と言っても、この時期の雪は寿命が短い。休日に運良く?当たってくれるのは珍しいわけでして…。こちらの願いが通じたのか、午前十時近くには青空が覗き始めたのでそそくさと撮影に出かけることにしました。しかしこの季節の雪はベト雪なんですよね。寒い時期なら箒で掃いてしまうのですが、こうベッチョリしてちゃそーもいかないですわ。
目的地は山の中の小さな集落。行く途中にスナップをしてもそこそこ絵になる光景です。お山も真っ白~♪(実際は雪道運転でヒヤヒヤしてます)。
積雪注意
積雪注意 EOS20D Sigma15mmfisheye
青空完全復活。コントラストが目にまぶしいです。
撮影してきた写真はこれから整理しますので、また次回かその次にでも。

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2007.03.12 | Comments(3) | Trackback(1) | 雑記

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spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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