
コナラの虫こぶ CaplioR6
ヒメギフ探索のおまけ第2弾。林道のすぐ脇にあった小さなコナラの木に虫こぶを見つけた。こんな感じにしなびてて、どうやら昨年のものみたいだ。で、いくつかあったので順番に見ていくと、なにやら黒い影が見つかった。

シギゾウムシ EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
むむむ…これってひょっとして…

シギゾウムシ EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
やっぱり!!
くっついていたのはシギゾウムシだった。しかも2匹(一匹は落としてしまった)。ウチには双眼実態がないので詳しい種類まではわからないが、手持ちの図鑑で見てみる限り、デイクマンシギゾウムシとかいうのに近そうな気がする(勿論確証なし…)。この時はただくっついているだけのようだったが、以前コナラの虫こぶにシギゾウが産卵している写真を見たことがあったのでひょっとしたらこの虫こぶに何らかの関わりがあるのかもしれない。でも夏に虫こぶを探すのってちょっと難しいかもなぁ…。
さて、話は変わりますが、もうすぐGWですね。私も明日よりちょろっと遠征に出かける予定であります。従いまして、しばらく更新がストップしますがご了承くださいませ。
以上、お知らせでした。
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2007.04.26
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志賀昆虫普及社。
志賀昆の愛称で呼ばれるこの店を知らない虫屋はまずいないんじゃないだろうか。今月15日、その設立者である志賀夘助さんが逝去された。享年104歳。日本一の昆虫屋に相応しい大往生だったのではないかと思う。今でこそ昆虫関連の用品はたくさんあるけれど、やっぱり志賀昆の道具はスタンダード。長い歴史の中で、数え切れないほどの虫屋に愛用されたであろう道具達は数々の発見を支え、その現場に立ち会ってきたはずだ。そしてその道具達を生み出し、世に送り出した志賀夘助さんの功績は計り知れないものがあるのではないかと思う。
第一報は後輩Aからのメールだった。その内容を見たときには"とうとうこの時が…"というのが率直な感想だった。私自身は殆ど接点はなかったが、それでも何回かは渋谷駅から宮益坂(だったかな)を通って志賀昆へ行ったし、一度だけではあるが直接接客していただいたこともある。確かあの時は「こんなに安くしてもらっていいの!?」と思うほどおまけしてくれたような気がする。また、その後に夘助さんの所有されていた標本(当時はもう寄贈されていたが…)を扱わせていただいたこともあった。だから近しい訳ではないけれども、自分にとっては結構ショッキングな知らせであったわけです。
日本一の昆虫屋 志賀夘助さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2007.04.19
| Comments(4) | Trackback(2) | 雑記

オオミスジ幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
折角の4月の連休、昨日は仕事、今日は二日酔いで半日死んでました。復活した午後1時過ぎにはおてんとさまも顔を隠してしまい、なんだかなぁ、な週末ですた。
桜もちらほら咲き始め、ウメも満開になりつつあるので、1月に紹介したオオミスジの幼虫の様子を見に行ってみた。2週間前まではまったく動きを見せていなかった彼らもようやく動き始めたらしく、場所を確認してあった4個体のうち3個体は既に姿がない。越冬していたすぐ近くの枝に1匹の姿を見かけるものの、この個体、実は昨日の夕方からまったく動いていない。越冬位置からは移動したのに今日の午前中には活動していなかったようだ。うーん、それとも毎日同じ場所に戻って休息してるのかなぁ?自分の頭の中では「ほころび始めた花を齧って元気回復!!」てなストーリーができあがっていただけにちょっと肩透かし。なかなかどうして、こちらの思ったように事は運んでくれないみたいですねぇ。
2007.04.08
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