fc2ブログ

タテジマカミキリ

タテジマカミキリ
タテジマカミキリ EOS5D Sigma15mmfisheye+kenko1.4xtelecon ストロボ
先の週末で伊豆に行ってきた。
別に虫が目的というわけではなく、友人の河津桜ツアーに便乗させてもらっただけなのだが、なにしろ自分を除く他の参加者は皆関東圏の人々なので道中ほぼ一人旅。お互い予定もよくわからず目的地と決行日が決まっていただけだったので、とりあえず朝早めに出て下田に寄って行くつもりで出発。で、下田まではフツーに着いたものの、いざ車から出てみたらオニのような風が吹き荒れていた。土曜日は日本全国どこもそういう具合だったらしいが、もちろんそのときはそんなことは知らないでいたし、そもそも風は自分の大敵。体力もやる気もあっという間に削ぎ落とされてぐったりしてしまった。
タテジマカミキリ
タテジマカミキリ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
目標のタテジマカミキリはなかなか見つからなかったが、それでもせっかく伊豆まで来たんだし…と意地になって探し出した(二匹しか見つからんかったけど)。もっともあまりにも風が強かったのでブレを止めるのでイッパイx2。とてもじゃないが"春らしい日差しの下でのんびり撮影"なんて状況ではなかった。まあ、見つけられたこと自体はよかったんだけどね。

ちなみにこのタテジマカミキリさん、植樹であるカクレミノの枝に自分が収まるサイズの穴を穿ち、そこで越冬するという律義なカミキリムシである。ただ、自分としてはもうちょっとスッポリはまっているようなイメージを持っていたのだけれど、実物は意外とあっさり目。確かにただ枝にしがみつくよりは見つかりづらいんだろうけど、ちょっと中途半端かな?なんて思ってしまった。

関連記事
スポンサーサイト



2008.02.26 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫

ヨコヅナサシガメ越冬幼虫

ヨコヅナサシガメ幼虫
ヨコヅナサシガメ越冬幼虫 EOS5D Sigma15mmfisheye+kenko1.4xtelecon ストロボ
昨年初めて諏訪で見つけたヨコヅナサシガメ。今年も昨年に引き続き同じ場所で観察することができた。今のところ他の場所では見かけていないが、今年の冬も乗り切ってしまうようなら定着するのはほぼ確実かもしれない。
ヨコヅナサシガメ幼虫
ヨコヅナサシガメ越冬幼虫 EOS5D EF100mmMacroUSM+kenko1.4xtelecon ストロボ
今年はここにきて冷え込みが厳しくなって最低気温が-10度を下回る日が続き、先日は-16度にまで冷え込んでいたが、ヨコヅナサシガメたちは脱落してしまうことなくまだ生きている。
温暖化の影響で北上しているとみられているヨコヅナサシガメだが、はたして以前のヨコヅナサシガメにこれだけの低温に耐えられるポテンシャルはあったのだろうか?最近の彼らの分布拡大のスピードを見ていると、ただ単に温暖化の影響だけだとは考えられない気がするのだが…。

関連記事

2008.02.13 | Comments(4) | Trackback(0) | カメムシ

キノカワガ

諏訪盆地
諏訪盆地 EOS5D EF70-200mmf4LIS USM
先週はちと野暮用があって更新の間が空いたような感じですが、まあ気にせずマターリと。
昨夜は少々早めに寝たため、珍しく朝は自然に目が覚めた。朝早くから動くのは久しぶりだったのでとりあえず高台に上ってみると、盆地全体にうすーく靄(もや)がかかってるのが見えた。一昨日の雪が昨日の陽気で随分と溶けたせいかな?
朝靄
朝靄 EOS5D EF70-200mmf4LIS USM
望遠で切り取ってみた。多少はわかるだろうか?しかし靄って難しい漢字だなぁ。漢検とかに出そう。
その後午前中は雪風景を適当にスナップして回ったのだが何だか物足りない。しかし虫の方はというとまだ雪が残っているので探索は難しそうだ。深さはせいぜい膝下ぐらいだから雪国の人には笑われそうだが、諏訪はあんまり雪が降らないのでこれぐらい積もれば十分大雪。スノーシューがあればもうちょっと効率よく回れるかもしれないが…。
ちょっと検討してみようかしら。
キノカワガ
キノカワガ EOS5D Sigma15mmfisheye+kenko1.4xtelecon ストロボ ちょいトリム
数少ない虫の一つがこちら、キノカワガ。年末に一匹見つけてあったのだが昨日探してみたら姿が見当たらないので今日新しく探しなおした。年末に見つけた奴は移動したのか、それとも鳥にでも食われてしまったのか…。行方がちょっと気になる。
キノカワガ
キノカワガ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
キノカワガの写真は背中からのものが多いのでちょっと違う角度から。
この個体は少し緑が入ったキレイな個体で、なおかつその止まっていた位置が絶妙。
地衣類の生えたサクラの樹皮に見事に溶け込んでいて、見つけた時には思わずニヤリとしてしまった。
冬の虫探しは実入りが少ないが、それでもこういう出会いもあるからやめらんないなぁ。

関連記事

2008.02.11 | Comments(0) | Trackback(0) |

«  | HOME |  »

カレンダー

01 | 2008/02 | 03
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 -

プロフィール

spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
画像の貸し出しについては下記までご連絡ください
spatica@mail.goo.ne.jp

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索