
ガザミグモ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
先日の甲虫散歩のときの写真からクモたち。
ガマズミの花上で待ち伏せるガザミグモのメス。
正面からの顔が個性的なので、ついつい撮ってしまう。

ゴミグモ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
ウチのまわりでは見かけないほど大きなゴミグモが、これまた大きな獲物を食んでいた。

まどい EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
まどいが解放される瞬間。
こちらに驚いて逃げ出すところ…とも言う。
いくつか見られたので、孵化ピークなんだろう。
種類までは分からないが、コガネグモの類だろうか。
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2009.05.28
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ヤマシャクヤク EOS5D Sigma15mmfisheye
憧れの花だったヤマシャクヤク。
先日S先生と同行して指摘されるまで、近くに自生しているとは思ってもみなかった。

ヤマシャクヤク EOS5D EF100mmMacroUSM
ここは数が少ないせいか、期待していたフタスジカタビロハナカミキリはいないようだ。
けれど、これはまだ第一歩。きっとどこかに群落があって、そこにはきっといるのではないか…。
そんな風に思わずにはいられない。

ヤマシャクヤク EOS5D EF70-200mmf4LISUSM
先日からヲチし続けていた2株。
奥の株は開花前に何者かにかじり取られ、手前の株は既に散っていた。
月曜夕方にはまだ蕾で、日曜にはすでに散っていたわけだから、花期は非常に短い。
今回撮影できた株は別個体で、一輪だけ咲いていたもの。
5/23の撮影。
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2009.05.25
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タゴガエルの卵塊 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
5/20の写真から、タゴガエルの卵塊。
この日は所用があるのに託けて休みを取った。用事を片付けた後、S先生より情報をいただいた二ヶ所の確認に行く。一つは土場だったが、こちらはすでに木材が搬出されていて、残されたのは針葉樹の香りだけだった。残念だが、土場というものはそもそもそーゆーものだ。仕方ないので諦める。
もう一つがタゴガエルの繁殖地である。場所はブナ林に囲まれた山の中の渓流で、その地下から確かにカエルの鳴き声が聞こえてきていた。自分は鳴き声での同定はできないものの、生態的に考えればタゴガエル以外の選択肢はなさそうだ。
本来なら成体の写真も載せたいところだが、手持ちのストックがない上にこのとき見つけたものは逃げられてしまって撮影は叶わなかった。

タゴガエルの卵塊 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
アドバイスに従って岩をいくつか返すと卵塊が見つかる。これは石の天井からぶら下がっていたもの。
タゴガエルは成体となってしまえば見た目アカガエル類そのものだが、繁殖戦略は特殊なもので伏流水に産卵を行う。伏流水は温度が一定で天敵も少ない環境だが、その一方で餌資源に乏しいという欠点もある。タゴガエルはそこに適応するためだろうか、卵の数を控えて卵黄を多くし、その幼生は何も食べなくても子ガエルにまで変態するのではないかとも言われる。

タゴガエルの卵塊 GR-DigtalII 内蔵ストロボ
見た目はこんな感じ。石を除ける前は水が流れていた。
周りのブナ林は環境がよく、沢の脇にはカタクリが結実し、朽木にはコルリクワガタと思しき産卵痕も見てとれた。とても良い環境のこの林道、実は以前素通りしたことがあった。S先生はオオズナガゴミムシを求めて歩かれたそうだが、まさにうってつけ?という感じの場所だった。S先生の御慧眼に感嘆すると共に、やはり人が違えばいままで見えていなかったものも見えてくるのかな、そんな風に思った。
最後に、情報提供してくださったS先生、ありがとうございました。
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2009.05.23
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キベリタテハ EOS50D EF300mmf4LISUSM
先週末はSSPの懇親会に出るため上京したので撮影はナシ。
そんなわけで5/10の在庫から。
この日はヒメギフを探して標高1400m程の林道を歩いた。とにかく暑く、2週間前に雪が舞っていたとは思えないほどの気温。ヒメギフは見つからなかったものの、林道のあちこちで越冬明けのキベリタテハに出会った。一日でこれだけの数のキベリタテハに会ったのは初めて。越冬明けでスレているとはいえ、目の前を3~4頭のキベリタテハが絡まりながら舞う光景は非常に贅沢なものだった。

キベリタテハ EOS50D EF17-40mmf4LUSM ストロボ
普通敏感な昆虫でも数が多ければ鈍感なものがいてもおかしくないが、どれも敏感で近寄らせてもらえない。

キベリタテハ EOS50D EF17-40mmf4LUSM
夕暮れ、同じ場所に差し掛かると、数頭のキベリタテハが路上に降りていた。どの個体も日影を好んで止まっているようで、日のあたる場所には降りようとしない。この日の気温が高かったのと、なにか関係があるのだろうか。
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2009.05.19
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サンリンソウ EOS50D EF100mmMacroUSM
GW後半の5日、6日は埼玉からやせがま氏を呼び出して引きずりまわした。
が、天候はあいにくの曇りベース時々雨。当然虫が動くわけもなく、家に帰ってみると案の定ほとんど写真を撮っていなかった。まあ、それでもやせがま氏は楽しんでいたようだ。
これまでイチリンソウ、ニリンソウは見たことがあったが、サンリンソウは見たことがなかった。
昨年レンゲショウマを撮った場所で不思議な芽生えを見つけ、はてと思ったがこれがサンリンソウ。
一株だけ咲いているものがあった。
イチリンソウとニリンソウは似ていなかったが、ニリンソウとサンリンソウは似ているのでは…と勝手に思っていたけれど、実物は全然違っていた。やはり実物を拝むと違うなぁと思ったが、じゃあ写真を撮る意味はどこにあるのだろう?とつい考えてしまう。

クリンソウ EOS5D EF17-40mmf4LUSM
やせがま氏が感動していたクリンソウ。
クリンソウは場所によって花の色が変わるらしいが、この近辺で見つかるものはすべてこの紅色…実際には言葉で言えないような微妙な色だが…のものである。八島ヶ原湿原には群生するというが、この花は明るい開けた場所にあるよりも、薄暗い中に忽然と現れる方が似合っているのではと思う。
この場所のクリンソウは例年なら5月中旬ぐらいから咲き始めるのでこの時期に咲いていることに驚いた。そういえば普段はヒメギフが姿を消してから咲き始めるサクラソウもすで咲いていた。ところが同所のウスバサイシンにはまったく卵が見つからず、今年の春にはどうにもおかしな臭いを感じる。
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2009.05.07
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