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ヒロバネカンタン

オサムシモドキ
オサムシモドキ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
クロメンガタスズメを堪能したあと、ちょっと気になることがあったので朝に寄った砂浜へ。
懐中電灯を頼りに夜の砂浜を歩くと普段お目にかかれない虫にちょくちょく出会う。
まずはオサムシモドキ。
ゴミムシ類にありながらかなり立派な体格。
ゴミムシの仲間はどれもよく似ているので写真に撮るにはつい敬遠しがちなグループだが、これぐらい特徴的だとわかりやすくていい。
オオハサミムシ
オオハサミムシ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
やたらとおもちゃっぽい感を受けるオオハサミムシ。
ヒロバネカンタン
ヒロバネカンタン EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
砂浜周辺の虫の音の中に、聞きなれない声が混じっていた。
アオマツムシにしては濁っているし、コオロギにしては鳴いている位置が高すぎる…?
変だなぁとは感じていたのだが、正体を確かめてみると…あれ?カンタン?
見た目ではこれといって区別できないようだが(少し華奢で透明感のあるイメージは受けた)、声が決定的に違う。
普段よく聞くカンタンがルルルルル…という感じならば、こちらはルー・ルー・ルー…と区切って鳴く。
これがヒロバネカンタンって奴かな…と思ってサカイくんに聞いてみたが、彼も答えを出しあぐねている模様。
後日確認してもらったところ、どうやらヒロバネカンタンでいいらしいとのことだった。
ネットで少し見ていると淡緑色がスタンダードみたいだけど、ここのは写真のように淡黄褐色といった感じの個体が多いように感じた。

この日はこれでひとまず終了。
サカイくんと少し話して別れ、家路を急ぐ。
一日ではあったけれど、やはり普段と別のフィールドというのもいいなぁと思う。
ここへ来て少し閉塞感を感じていたけれど、見慣れないものに触れることができて、固まりかけていた感性が少しではあるが緩んだ気がした。

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2009.10.02 | Comments(0) | Trackback(0) | バッタ他直翅系

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生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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