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メノコツチハンミョウ♂

メノコツチハンミョウ
メノコツチハンミョウ EOS50D EF100mmMacroLISUSM ストロボ2灯
先週末に続けて、2週連続でツチハンミョウに出会った。
私個人の感覚ではツチハンミョウの生息密度というものはそれほど高いものではなく、狙って出会うのはかなり大変…という感じ。
だから、場所が違うとはいえ2週連続でツチハンミョウに出会ったというのはちょっと意外だった。
メノコツチハンミョウ
メノコツチハンミョウ EOS50D EF100mmMacroLISUSM ストロボ2灯
♀では同定に自信がなかったが、♂なら特殊化した触覚で見分けることができるからメノコツチハンミョウと確認できた。
それにしても面白い触角だなぁ…。

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2009.11.30 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫

フユシャクシーズン

ウスバフユシャク?
ウスバフユシャク?クロテンフユシャク EOS50D EF35-80mmf4-5.6+gyorome-8 ストロボ
時期もいよいよフユシャクシーズンとなり、チラホラとその姿を見かけるようになってきた。
一時と比べると少し出撃回数は落ちているけれど、まだまだフユシャクに対する知識も経験も乏しいから、少しずつでも撮りためていかないと…。
ze_phさんも言及しているけれど、この類の同定にはことさら頭が痛い。
資料があっても、現物を見てしまうとどれがどれやらわけがわからなくなってしまう。
写真の個体もウスバ…ウスバでいいんだよなぁ…クロテン…?いやいやいや…。
(追記:クロテンとのご指摘を受けました)
うーむ…めがっさ歯がゆい…。
オオナミフユナミシャク?交尾
オオナミフユナミシャク?交尾 EOS50D EF100mmMacroLISUSM ストロボ2灯
11/23の夜に見つけたもの。
ウチの近所では個体数が多いはずだが、この日は1ペアのみ。
これもオオナミとかコナミとかよくわからない。
ちゃんと標本作らにゃダメかなぁ。
オオナミフユナミシャク?交尾
オオナミフユナミシャク?交尾 EOS50D EF100mmMacroLISUSM ストロボ2灯
上の写真と同一ペア。
明りを当てていたら翅を伏せてしまった。

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2009.11.29 | Comments(4) | Trackback(0) |

メノコツチハンミョウ

メノコツチハンミョウ
メノコツチハンミョウ EOS50S EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
先週の土曜、体力づくりに登った近所の低山で見つけたツチハンミョウ。
触角の特徴から一応メノコツチハンミョウの♀かな…と目星は付けたが同定に自信はない。
虫の写真を撮っていていつもネックになるのはその同定。
せっかく写真を撮るのだから種類が分かるように撮りたいのだが、軽微な差異で別種に分けられていると時々頭を抱えたくなることがある。
メノコツチハンミョウ
メノコツチハンミョウ EOS50S EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
大きな腹部にはたくさんの卵が詰まっているんだろうか。

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2009.11.27 | Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫

トウカイコルリクワガタ in 八ヶ岳

生息地
生息地 GR-DigitalII
連休最終日の23日はぽんぽこ山本さん、C市のSさん、そして自分の3人でトウカイコルリを探しに八ヶ岳へ。普段はそれぞれ単独行が多い?ので、よく考えてみたら3人揃って会うのは初めてだ。
生息地への道は前日の雨で凍結していて一瞬ヒヤリとする場面もあったが、旧デリカ、パジェロミニ、そしてジムニーという3人は悪路にすこぶる強い。
産卵痕
産卵痕 GR-DigitalII
まだ吐く息も白い中、めいめいに斜面に散って探し始める。
トウカイコルリの場合は地面に接している朽木に産卵するので、凍りついているものを地面から引っぺがしながら見ていくと、あちこちに産卵痕が。
これは真新しい産卵痕で、こういう木を削ると小さな幼虫が出てきてしまうので、今回はスルー。
トウカイコルリクワガタ♂
トウカイコルリクワガタ♂ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
今回は珍しく最初から♂が出てきた。
朽木が凍りついているのがお分かりいただけるだろうか。
トウカイコルリクワガタ♂
トウカイコルリクワガタ♂ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
上のものと同一個体。
やや緑がかった体色が美しい。
トウカイコルリクワガタ♂
トウカイコルリクワガタ♂ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
こちらは別個体。やや青みがかっていた。
肉眼で見るとはっきり違うのだが、写真にするとビミョーになってしまう。
ううむ…難しい…。
トウカイコルリクワガタ♀
トウカイコルリクワガタ♀ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
先日出したばかりだけど、♀もおさらいしておきましょう。
ホソツヤルリが見つかりそうな乾燥した朽木からも結構出てくる(ここではホソツヤは出てこなかった)。
♂と比べてしまうと地味な色合いだが、Sさんによると先日某山塊で採った♀は青と紫のツートンカラー!だったというおったまげな話も聞いた。
高山帯ってのは平地という海の中に点在する島嶼のようなもんだからそれぞれの場所で違うもんがとれて当然と言えば当然なのだが…すごい。

3人して夕方近くまで探索は続き、気温が下がり始めるころにお開き。
今回がルリクワ探し初挑戦だったというぽんぽこ山本さんにも楽しんでいただけたようだ。
普段はどうしても一人での探索が基本になるのだが、たまに人と出かけると意外な発見がある。
目が多いというのは見方、考え方、感じ方も複数になるということであって、こういうのもまた面白い。

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2009.11.24 | Comments(6) | Trackback(0) | 甲虫

ミヤマシロチョウの越冬巣

阿弥陀岳
阿弥陀岳 EOS50D Sigma17-70mm
今日はぽんぽこ山本さんに誘われて、原村ミヤマシロチョウの会の越冬巣調査に参加してきた。
心配していた天気も朝はよく晴れて冷え込み、調査地へ向かう途中、雪化粧をした阿弥陀岳が美しい姿を見せてくれた。
ミヤマシロチョウと言えば八ヶ岳を模式産地とする高山チョウだが、約10年前、一度だけ飛んでいる姿を見たのが自分とミヤマシロチョウとの唯一の接点であって、以来さっぱり縁遠い存在だった。
ミヤマシロチョウ越冬巣
ミヤマシロチョウ越冬巣 EOS50D Sigma17-70mm
そんなミヤマシロチョウとの二度目のコンタクトは越冬巣となった。
ミヤマシロチョウは越冬する際に幼虫が集団で巣を作り、その中で越冬するそうな。
本では読んだことがあるが、実物を見るのは初めて。
調査地点は沢沿いの崩落地あとで、そこに食樹であるヒロハヘビノボラズがバーっと生えている。
最初に越冬巣のレクチャーを受け、苔むしたガレ場を歩きながら探していくと巣はちょこちょこと見つかりだした。やはり好みがあるのか人気の木と不人気の木がある感じだが、それでも密度は決して低くはないようだ。
越冬巣は想像より少し小さく、幼虫に食われた葉が白く透けて目立つ。
こんなんでよく鳥に食われないなぁ…。
何はともあれ、ミヤマシロとのコンタクトはなんとか上手くいった。
一応諏訪に住んでいるのだから、やっぱりミヤマシロチョウぐらいは見ておかなければ。
いままで散々棚の上に上げてきた存在だったが、こうして少し進展があればやる気も起きるというもの。
来年の夏こそは、ミヤマシロの姿を探しに来たいと思う。

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2009.11.22 | Comments(6) | Trackback(0) | チョウ

トウカイコルリクワガタ

トウカイコルリクワガタ
トウカイコルリクワガタ EOS50D EF100mmMacroLISUSM 内蔵ストロボ
今週末はムシの写真を撮らなかったので先週の在庫から。
今年の夏にゼフィルスを探していた林の雰囲気が良かったので少し立ち寄ってみると、案の定ルリクワ類の産卵痕が見つかった。
少しずつ削って出てきた、トウカイコルリクワガタの♀。
自分がやるとトウカイコルリに限らずルリクワ類の成虫はなぜか♀ばかり出てくる。
探し方、間違えてるんだろうか。
トウカイコルリクワガタ
トウカイコルリクワガタ EOS50D EF100mmMacroLISUSM 内蔵ストロボ
点刻が強く鮫肌状に見えるが、思ったより光沢が強い。
ルリクワを探すなら今のうちだろう。
もう少しすれば朽木も凍りつき、まともに削るには骨が折れることになる。

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2009.11.17 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫

アオオサムシ

アオオサムシ
アオオサムシ EOS50D EF100mmMacroLISUSM
アオオサムシはオサムシ類としては一番ポピュラーな種類だけど、今までほとんど撮影していなかったものの一つ。見ることはよくあるのだけど何故かスルーしてばっかりだった。
アオオサムシは2000年に新しく亜種区分をされたようだ。
名前からシナノアオオサムシというやつかな~と漠然と思っていたのだけど、シナノアオオサの分布は東信から北信…みたいな話もあって、イマイチ判然としない。
まあ、種としてはC.insulicolaで問題ないか。
アオオサムシ
アオオサムシ EOS50D EF100mmMacroLISUSM ストロボ2灯
緑色が美しい、綺麗な個体だった。歩く宝石と称されるのも頷ける。
そういやアオオサって冬に掘り出した記憶がない。
新潟ではスギの朽木からも出てくるけれど、こちらではほとんどがクロナガ、アキタクロナガ、ホソアカガネオサばっかり。崖はまだコツが掴めていないのでほとんど出せたことがないけれど、出したことがあるのはオオオサぐらい。
逆にオオオサは活動期にあまり姿を見かけない。
ベイトトラップには入るのでいるのは間違いないのだが…。
オサムシ…深いなぁ。

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2009.11.13 | Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫

トゲアリ

コナラ
コナラ EOS50D Sigma17-70mm
紅葉も里に降りてきて、平地のコナラも色づき始めた。
トゲアリ
トゲアリ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
山梨まで少し足を延ばしてみた。
コナラの幹ではまだトゲアリが営業中。
ただ、気温が低いせいかやたらと動きが鈍い。
そういえば諏訪ではまだトゲアリを見た記憶が…ひょっとしたらあるかもしれないが、すぐには出てこない。
少なくとも普段見かけるような連中ではないことは確かだ。
ところが、車で小一時間も走って山梨の長坂あたりまで来るとやたらとトゲアリが多くなる。
似たような傾向にあるものとしてはヤマトタマムシやミヤマカミキリ、カナブンなんかがあって、もしかしたら小渕沢あたりの峠を越えられなかったのかもしれない。
特に大きな山があるわけでもないのに不思議なものだ。
トゲアリ
トゲアリ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
いつも思うのだが、このトゲは何の役に立っているんだろうか?
毒があるわけでもないし、ほとんど刺さることもない。
アマガエルぐらいの小型の捕食者に飲み込まれないようにするためかなぁとも思うけれど、確かめようがない。
アカカイガラムシの一種
アカカイガラムシの一種 EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
トゲアリの営巣するコナラの幹に、体長3mmぐらいの赤いカイガラムシが無数に歩いていた。
一見するとイボトビムシっぽい…。
オオワラジカイガラ…?と思ったけれど、ネットで調べてみたらカシノアカカイガラムシとかいうのが近そうだ。
夏の間は梢で生活しているのだろうけれど、こんなのが付いてるのに気付いたことは一度もないなぁ。

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2009.11.10 | Comments(3) | Trackback(0) | ハチ

マユミ

マユミ
マユミ EOS50D Sigma17-70mm
久々の植物ネタ。
沢沿いの林道を歩いていると、行く手にピンク色の花のついた木が見えた。
こんな時期に?と不思議に思ったが、とにかく正体を確かめようと近くまで行く。
改めて見てみると、それは花ではなく、たわわに実ったマユミの実だった。
へぇぇ…マユミってこんなに実をつけるんだ…とちょっとびっくり。
マユミ
マユミ EOS50D EF300mmf4LISUSM
その姿、花の咲くが如く。
秋色としては珍しい、明るく爽やかな色合いだ。

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2009.11.07 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物

ナミテントウ

集まっていたスギ
集まっていたスギ EOS5D EF17-40mmf4LUSM
昨年、ナミテントウが集まっていたスギ。
今年もちょっと立ち寄ってみたが、集団は小規模なもの。
ナミテントウ
ナミテントウ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
お馴染み、二紋型。
ナミテントウ
ナミテントウ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
同じく、四紋型。
ナミテントウ
ナミテントウ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
赤地に黒の点。
逆パターンもあるが、ここでは見られなかった。
ナミテントウ
ナミテントウ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
紅型…のバリエーション?
ここらでは純粋な紅型はあまり多くない。
地域によって出現パターンに違いがあるというが、どうなんだろう?
カメノコテントウ
カメノコテントウ EOS50D MP-E65mmMacro ストロボ
さりげなくカメノコテントウが混じっていた。

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2009.11.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 甲虫

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spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
画像の貸し出しについては下記までご連絡ください
spatica@mail.goo.ne.jp

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