
エリキノイデスキララシジミ EOS50D EF100mmMacroUSM
バタバタしてて申し訳ありませんが、明日からもっかい行ってきます。
そんなわけで、今年の更新は今回をもって終了ッ!!とさせていただきます。
次の更新は年明けてからですね~。
ここんとこ少しトーンダウンしてましたが、来年からはちょっとだけ縛りを外してみようかと思ってます。
というわけで、毎年恒例のごあいさつ…。
今年一年、当ブログをご愛顧いただきまことにありがとうございました。
来年もまたふしあな日記、そして雑蟲堂本舗をよろしくお願い申し上げます。
それではみなさま、かなり早いですが…
よいお年を~。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
2009.12.23
| Comments(3) | Trackback(0) | 雑記

アワフキムシの一種 EOS50D EF35-90mm+gyoro-8 ストロボ トリミング
少し前(12/6)の写真から、アワフキムシを一題。
いつもこのくらいの時期になると、サクラの枝にこのアワフキの姿を見かける。
多分過去に一度は同定していると思うのだけれども、どうもその辺が詳しく思い出せない。
恐らくクロスジホソアワフキでいいと思うのだが、とりあえずはsp.でおとして置くことにする。
大抵はメスアカミドリシジミの越冬卵を探していると目に入ってくるのだが、その姿といい角度といいサクラの越冬芽によく似ていていつも感心していた。
ところが、ネットでクロスジホソアワフキを検索してみたところ、成虫は専ら針葉樹を寄主としているとのこと。
不思議な話だが、クロスジホソアワフキは、成虫と幼虫で寄主を転換する変わり者であるらしい。
試しに日本動物大百科を捲ってみたら、確かに同じ記述があって、どうやら見落としていたようだ。
アブラムシではこういう生態の話をきいたことがあったが、アワフキでもあるとは知らなかった。
どおりで夏場のサクラでこのアワフキを見かけないわけだ。

アワフキムシの一種 EOS50D EF100mmMacroLISUSM+kenko1.4xtelecon ストロボ2灯
この姿がサクラの越冬芽に見事にそっくり。
てっきりこの姿は越冬のためのスタイルなのかと思っていたが、秋~冬にかけてサクラに戻ってきた成虫は産卵して死んでしまうという。
以前、2月だか3月に気になって探してみたことがあったが、確かにその時は見つからずに面食らった覚えがあった。
ははぁ…なるほどね…。
身近なものでもまだまだ面白いものは眠っているものだなぁ。
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2009.12.19
| Comments(0) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類

ウスタビガの空繭 EOS50D EF100mmMacroLISUSM
この週末は一応フィールドに出てみたが、あまり収穫なし。
冬の間は地道な探索が続くので、こういうことも少なくはない。
フユシャクを探していた雑木林で見つけたウスタビガの繭。
毎年見つけるとつい撮ってしまうが何度撮っても撮り飽きない。
新しい100マクロには手ぶれ補正がついているが、ちょっとブレてしまった。
私の腕が下手すぎるのか、今のところ劇的な効果は感じていない。
そもそも手ぶれ補正では被写体ブレは防げないし、基本に忠実に撮影するのが一番肝要なところなんだろうなぁ。

クスサンの空繭 EOS50D EF100mmMacroLISUSM
クスサンの空繭もあちこちで目に付く。
鳥にでもやられたのだろうか、この繭の横には大きな穴が開いていた。
クスサンの蛹は大きいからさぞ食べごたえもあると思う。
一度茹でて食べてみたことがあるが、半茹でにするとクリーミーで甘かった。
虫独特の臭みもあったが、思ったほど感じなかったように思う。
こちらでは酒のつまみに蚕の蛹が出てくることがあるが、虫の臭みが強いので実を言うとあまり好きではない。
セミもバッタも食べてみたが、虫独特の臭みがある。
今まで食べた中で、唯一臭みを感じなかったのはタイワンタガメの筋肉だけ。
半分カビかけていたのは、たぶん関係ないと思うけど…。
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2009.12.14
| Comments(0) | Trackback(0) | ガ

チマダラヒメヨコバイ EOS50D MP-E65mmMacro+kenko1.4xtelecon ストロボ
シミを探していたら転がり出てきたチマダラヒメヨコバイ。
体長3mm程の美しい種類だが、名前は「血斑」…。
綺麗なのにえらくスプラッタな名前が付けられたもんだねぇ、チミ。
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2009.12.04
| Comments(2) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類

シミの一種 EOS50D MP-E65mmMacro+kenko1.4xtelecon ストロボ
とある神社の境内、そこにあるスギの大木の根元にシミが住み着いているのに気付いたのはこの秋のこと。
夜なかに蛾を探して訪れたときに、ちょろちょろと動く小さな白い姿に目がとまった。
そういえばシミというのも縁がなかった虫だ。
家屋内に住む虫だとは聞くが今まで家で出会ったことはなかったし、かつて友人が「ウチにいたんだけどこれ何?」と言って持ってきてくれたものを一度見ただけにとどまっていた。
件の友人の家は千葉だったので、てっきり暖かい地域にしかいないものかなと思いこんでいたのだが、案外家の近くにもいるのだなぁ…しかも野外に…。
秋に見つけた時はとにかく動き回って撮影できなかったが、そろそろ気温も低くなってきて動きも鈍くなっているだろうと根元をホジホジすると、やっぱり出てきた。
しかし小さいなぁ…。体長約3mmである。

シミの一種 EOS50D MP-E65mmMacro+kenko1.4xtelecon ストロボ
シミは漢字で書くと"紙魚”、英名は"silver fish"。
洋の東西は違えど、イメージは同じ魚であるところが面白い。
体はびっしりと鱗片で覆われていて、これも魚を連想させるのに一役買ったのだと思う。
この個体は尾端の付属物が切れてしまっていたのが残念…。
それにしても、これも種類を特定するのが難しそう。
体長からして幼虫だと思うけれど、野外性とされるシミには該当種がないような…。
やはり成虫を探し出すしかないのかなぁ…。
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2009.12.02
| Comments(3) | Trackback(0) | 無変態
« | HOME |
»