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ウラゴマダラシジミの卵

安曇野
土曜日は池田のsyakugaさんに誘われて浜栄一氏主催?のゼフィルス越冬卵の観察会へ参加してみた。
場所は安曇野を見下ろせる山の上。
安曇野の風景はやっぱりいい。
多くの人がこの地に魅かれると言うのも分かる気がした。
ウラゴマダラシジミの卵
肝心のゼフィルスの卵だが、どうも今年はさっぱりなようだ。
私も今年はほとんど見つけられていないし、ひょっとしたら不作…なのかも。
まずはウラゴマダラシジミ。
この卵塊は一つを覗いて全て孵化していた。
昨日は冷え込んだが、幼虫たちは無事なんだろうか。
アカシジミ越冬卵
続いてアカシジミかウラナミアカシジミの卵。
アカシジミの公算が強いとのことだったが、どちらなんだろう…。
見分けられるのかな?

…それにしても、ちょっと寄り過ぎ。
オオミドリシジミ越冬卵
あとはオオミドリシジミの卵が一つ見つかっただけ。
これは見つかった状況からしてオオミドリでいいんでなかろーか。

それにしても、あの環境でミズイロオナガの卵一つも見つからないなんて…ちょっとヘンだなぁ。

ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri,アカシジミ Japonica lutea,オオミドリシジミ Favonius orientalis
長野県松本市 2010年3月27日 EOS50D SIGMA17-70MMF2.8-4.5DC MACRO,MP-E65mm F2.8 1-5×Macrophoto+KENKO1.4xDIGITAL TELEPLUS PRO300 ストロボ

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2010.03.31 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ

カギシロスジアオシャク

カギシロスジアオシャク幼虫
昨年散々探しまわった挙句、ようやくの思いで見つけたカギシロスジアオシャクの幼虫。
先の週末には二日連続で見ることが出来た。
今年は別にそこまで探しまわっていたという訳でもないのだが、まあ時の運と、ムシの居所が良かったのだろう。
それにしてもこう何気なく見つかってしまうと、去年は何だったのよ!?と思わないでもなかったり。
しかしまあ、相変わらずいい擬態っぷりを見せてくれる虫ですねぇ。
こういう虫を見つけてしまうと、やっぱり嬉しくなっちゃいますな。

カギシロスジアオシャク Geometra dieckmanni 2010年3月26日 長野県上田市 EOS50D EF100mm F2.8L Macro IS USM ストロボ

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2010.03.30 | Comments(2) | Trackback(0) |

越冬明けのキタテハ

キタテハ
ウエダエンマを探した河川敷では、越冬明けのキタテハが盛んに飛びまわっていた。
モンキチョウも元気よく飛んでいたし、ナナホシテントウやマグソコガネが飛んでいるのも目についた。
本格的な春ももうすぐだなぁと一人でほっこり。
地面を歩いているヒメオオメカメムシも見かけたが、写真を撮るのを忘れた。
今度はちゃんと撮らなければ…。

キタテハ Polygonia c-aureum 2010年3月20日 長野県千曲市 EOS50D EF100mm F2.8L Macro IS USM

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2010.03.25 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ

ウエダエンマコガネ

千曲川流域
夕暮れの千曲川流域。
先週の土曜はウエダエンマコガネに会ってみたくて同地を訪ねた。
昨年末「ふんコロ昆虫記」という本を買って眺めていたのだが、何故か先週突然糞虫を探したくなって、いてもたってもいられなくなった。
ウエダエンマコガネは早春にも発生するというから時期的にも丁度いい。
それに、信州人としてはウエダエンマコガネとシナノエンマコガネは見ておきたい…という理由もあった。
ウエダエンマコガネ
最初は空ぶっていたが、4か所目でようやくその姿を拝めた。
思っていたより小さいなぁ…。
質感も他のエンマコガネとやや異なるようだ。
ウエダエンマコガネ
♂は小さいけれど立派なツノが付いている。
ウエダエンマコガネ
♂?♀?
判断にやや迷うが…♂か?
ウエダエンマコガネ
エンマコガネが入ったところは丸くえぐれているのですぐわかる。
個体密度は場所によってかなり違うようだ。
いるところではほんとに普通に見られる。
ウエダエンマコガネ
土まみれだと分かりづらいので綺麗になっていただいた。
こちらが♂。
ツノは長くて先端が二股。
平たく言ってしまえばカブトムシっぽい。
ウエダエンマコガネ
♀にもツノがあり、こちらは幅広で先端が三叉する。

どちらにせよ、イヌのウンコ食ってる1㎝足らずの虫とは思えぬほどカッコイイ。

ウエダエンマコガネOnthophagus olsoufieffi 2010年3月20日 長野県千曲市
EOS5D EF17-40mm F4L USM,EOS50D EF100mm F2.8L Macro IS USM,MP-E65mm F2.8 1-5×Macro photo ストロボ

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2010.03.23 | Comments(6) | Trackback(0) | 甲虫

オカモトトゲエダシャク

オカモトトゲエダシャク
オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria
早春に出現する変わった風体のオカモトトゲエダシャク。
このガを見ると春を実感するという人もいるとかいないとか…。
とまってるときはこんな変な格好をしているけれど、展翅してしまうといたって普通のガだったりする。
個人的には「翅をくしゃくしゃと畳む」という習性がいったいどういう経緯で進化してきたのか、そこんところを知りたい。

2010年3月20日 長野県飯田市 EOS50D EF100mm F2.8L Macro IS USM ストロボ2灯

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2010.03.21 | Comments(3) | Trackback(0) |

マルバマンサク

マルバマンサク
マルバマンサク Hamamelis japonica var.obtusata
ゴチャゴチャとした枝いっぱいに花をつけた(多分)マルバマンサク。
ひたすらうるさいので一枚の写真としてはどうかと思うけれど、マンサク自体がそういう木だからこれはこれでよいのかなぁ…と。
この花をやたらとつけるところから満作と名がついたとか、「まず咲く」が訛ったとか言われているらしいが、本当のところはよくわかっていないのだと思う。
多分マルバとしたのはきちんと冬芽を見られなかったから。
ただ、近くで見つかったものは皆マルバマンサクだったから、おそらくこれもそうではないだろうか。

毎年今頃はマンサクの花を探して谷へ入る。
マンサクの花自体も目的ではあるが、本当はマンサクを食樹とするウラクロシジミを見てみたいという下心あっての行動だったりする。
おかげさまでマンサク自体は何本か見つけたけれど、肝心のウラクロの方は欠片も見当たらない。
今年の夏は出会えるんだろうか?
実際のところは、時期になって足を運んでみなければわからない。

2010年3月14日 長野県下諏訪町 EOS5D EF300mmF4LISUSM

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2010.03.17 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物

テングチョウ

テングチョウ
テングチョウ Libythea celtis
ここのところ少し仕事が忙しかったり休日に行事が入ったりと、ちょっとご無沙汰。
今日は久しぶりに好天のもとフィールドを歩くことができた。
今年の初チョウはテングチョウ。
林道にはまだ雪も残っていたが、日当たりがよく地面が見えているところで数頭が日光浴をしていた。
とうとう春もここまで来ちゃったか…。
特にチョウが大好きという訳ではないけれど、やっぱり野外で活動している虫を見つけると嬉しい。
でもまだ冬に済ませておきたかったことが山積みで、ちょっとフクザツな気分もする。
テングチョウテングチョウ Libythea celtis
交尾。
テングチョウは初めて見た。

2010年3月14日 長野県下諏訪町 EOS50D EF100mm F2.8L Macro IS USM、Sigma15mmF2.8EX DG DIAGONAL FISHEYE 内蔵ストロボ

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2010.03.14 | Comments(3) | Trackback(0) | チョウ

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spatica

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生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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