トホシカメムシとダウジング
GW二日目。ネタの多い一日。
今日もヒメギフ狙いで松本へ。
千葉からKくん、静岡からサカイくんが来てくれたのでご案内。
今日はようやくカタクリとヒメギフが撮れたが、だんだんスレた個体が多くなってきた。
撮れた写真も個体の鮮度にやや難があるが、撮れないよりはナンボもマシ…と考えよう。
途中で車のカギを林の中に落としたのに気付いて青ざめる。
一緒に居合わせた人にも探してもらったがなかなか見つからず、一時は諦める気になったが、syakugaさんのお父さんがダウジングという離れワザを披露し見事発見。
本当にありがたかった。
ダウジングというのも半信半疑だったが、マスターすればレンズキャップを落としたときなどにも応用可能かもしれない。
ダウジング、あなどりがたし…。
帰り際、Kくんが地面にいたトホシカメムシを見つけてくれた。
トホシカメムシは珍しいわけではないのだが、個体数が少なく時々思い出したようにしか見つからないもの。
ありがたく撮影させていただいた。
このカメムシを見るといつも洋ナシを思い出す。
質感や色合いがそのものだ(笑)。
ヒメギフの後、場所を移動しゲンゴロウにチャレンジ。
ナミゲンが5匹とガムシが50匹以上網に入った(ミズカマキリやマツモムシは多すぎるので数えない)。
あとはクロゲンとタイコウチが一匹ずつ。
8m×5m程度の池一つとしては上々の結果だろう。
撮影の後は必要な分だけ手元においてリリース。
たくさんいるものはともかくとして、発生地が限られていたり、減少が著しいものに関しては最近あまり数を持ち帰らないようにしているつもり。
自分だって採集は細々と続けているから採集するなというつもりはないし、「未来の子供たちに自然を残しましょう」とか「素晴らしい自然を愛しましょう」なんてクサくて高尚で歯が浮きそうなセリフなんてクソくらえだ言いたくはない。
ただ単に自分が長く楽しみたいから…でも十分な理由だし、それでいいじゃない。
素直にそう言えばいいし、それ以上の理由はきっと、必要ないと思う。
トホシカメムシ Lelia decempunctata 2010年5月2日 長野県松本市 EOS50D EF100mmF2.8MacroISUSM ストロボ
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2010.05.02 | Comments(2) | Trackback(0) | カメムシ
