コケムシすぺしゃる
前回更新分にコケムシイナズマを入れ忘れたので、今回の旅で撮影できたものを一気にアップ。
まずはコケムシイナズマEuthalia anosia anosiaの♂。
林道を歩いている時に、突然目の前に舞い降りてきた。
これが飛んでいる時は青っぽく見えるのだ。
不思議。
同一個体。
なんとも渋い色合いと模様がいい。
どういうわけか、コケムシイナズマは現れる間が悪いことが多い。
この時も舞い降りてきたのと同時に後ろから原チャが走ってきてコケムシイナズマを追い払ってくれた。
これは昨年ze_phさんがやられたパターンとまったく同じ。
あーあ…と思ったが、奇跡的に舞い戻ってきてくれて撮影できたのがコレ。
つづいてEuthalia saitaphernes tamamitsuiの♂。
なんでもE.anosiaとは別種との話。
前翅に白斑が出るのが特徴らしい。
となると、前回撮影できたのはE.saitaphernesだったわけね…。
この個体はE.saitaphernes♀と見たが、さてどうか。
♂は白斑の有無で簡単に区別できるが、♀は…白斑の並び方かな?
同一個体。
2種ともに口吻は鮮やかなレモンイエロー。
どちらも神出鬼没で間が悪く、かつ個体数は少なめ。
敏感で吸水時間が短く、更に吸水中やたら歩きまわり(しかも結構速い)、一度飛んだらまず戻ってこないという撮影者泣かせの要素満載なチョウ。
さらに一番問題なのは、特に興味がない人から見たら「どうみたって蛾。」と断定されるであろうことかもしれない。
2010年12月25日~12月31日 Dambri,Lam Dong,Vietnam
EOS7D EF100mmF2.8MacroLISUSM
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2011.01.25 | Comments(2) | Trackback(0) | 遠征記
