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2010年末ベトナム:12/31

気がついたらもう二月も終わり。
後半は忙しくて更新する気力がありませんでした。
そんなわけで、ベトナムの残りです。

ブン屋
12月31日、Dambri最終日。
いつものようにブン屋さんからスタート。
コーヒー畑
コーヒーの白い花はまだ綺麗に咲いていた。
バッタ
最終日なので、あまり撮らなかったものにもカメラを向ける。
トンボ
フチトリベッコウトンボの仲間だろうか。
今回はあまりトンボを撮らなかったなぁ。
C.lepidea
新鮮なCynitia lepidea♂。
やはり前々日の雨が刺激となったのだろうか?
道
何度も往復した道。
タイワンアサギマダラ
タイワンアサギマダラヒメアサギマダラとご教示いただきました。
タイワンだと思い込んでいた…。
あまりカメラを向ける気になれず、たまに撮ればボロ。
もう少し個体を選ぶべきか。
キノボリトカゲ
キノボリトカゲ。
キノボリトカゲ
やっぱりこうする。
キノボリトカゲ
しばらくすると青ざめてしまった。
相当ショックだったのか。
なんだか申し訳なくなったので、放した。
P.erycinoides
この日はキララはあまり撮らなかった。
これまで撮れていなかった交尾シーンが撮れた。
D.pasithoe
日だまりのDelias pasithoe。
カマキリの一種
綿ぼこりの様なカマキリ。全員で驚愕した。
が、帰ってきてからネットで見たら、普通に流通している種類のようだ。
もっとも、野外での姿を見ることの価値は、購入するのとは比べ物にならない…と、個人的には思う。
Eurema
Eurema?の宴のあと。
ツノゼミのなる木
ツノゼミのなる木。
オオカメムシの一種
赤銅色をした素晴らしいオオカメムシの仲間。
採集しようと手を伸ばしたら、羽音を立てて飛んで行った。
この類は見かけによらずとても敏感だし、すぐ飛ぶ。
マダラガの幼虫
ノボタンの葉先にいた王蟲…ではなくてマダラガの幼虫。
フィールド
最後にDambriを去る時、クドウさんが「ありがとうございました」とフィールドに一礼をされていたので、自分もそれに倣う。
こういう気持ちもまた、忘れてはならないのだろう。
2010年最後の夕焼け
2010年、最後の夕暮れ。

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2011.02.28 | Comments(8) | Trackback(0) | 遠征記

2010年末ベトナム:12/30

畑
ベトナム編、再開です。
前日我々がGun Reに行っている間にDambri周辺では雨が降っていたらしい。
宿に戻った時にもまだ路面が濡れていたので濡れていたので気付いていたのだが、翌日になっていつものようにDambriへ向かうと何やら雰囲気が違う。
良く見ると、周りのコーヒーの木にことごとく花が咲いているのだ。
前日には全く花が咲いていなかったことを考えると、雨が刺激となっていっせいに開花したのは間違いないだろう。
コーヒーの花
真新しいコーヒーの花は純白で美しい。
F.fulgida
毎朝キララの前に降りてくるFlos fulgida?
ムラサキシジミとかの部類の中では特に豪華な感じがする。
P.erycinoides♂
これまで低調だったキララも、新しい個体の数が増えた。
P.erycinoides♂
青という色には魔力がある…ように感じる。
ホウジャク
近くを飛んでいたホウジャク。
自らの色が分かっているのだろう、必ず枯れた部分に止まっていた。
バッタ
見た目は普通のバッタだが配色がなんかモリバッタチック。
L.thuisto
林縁に出てきたシジミタテハの一種L.thuisto。
地味なものが多いここのシジミタテハ類としてはかなり美しい部類だと思う。
カクモンシジミ
カクモンシジミ。
前回は沢山いたらしいが、私は気付かず撮影出来ていなかった。
普通種だが、何気に嬉しい。
クモ
やはり変なクモは多い。
E.monina♀
Euthalia moninaの♀。
♂はこちら
雌雄で全く違う模様だ。
Synanthedon sp.
驚いたのはスカシバを初めて見たこと。
ze_phさん達によるとコスカシバ属Synanthedonではないかとの話だが…網を持っていなかったので逃げられた。
Synanthedon sp.
同じ写真からトリミング。
日本のコスカシバより小さかったように思う。
マダラガ
綺麗なマダラガ。
日本だったらキスジホソマダラとかとイメージが近い?
L.verma
いつものLethe vermaも出てきた。
P.erycinoides♀
下に降りていたP.erycinoidesの♀。
マルムネカレハカマキリ
そしてこれは今回初めて見た。感激。
最初は草むらで見つけたが、それっぽい場所に移ってもらったもの。
マルムネカレハカマキリ
マルムネカレハカマキリDeroplatys truncata。
ガンつけてますね…。
思ったように怒ってくれず、威嚇シーンは次の課題に…。
夕景
夕方、もうすぐここを離れることになるな…と感じて夕景も撮っておく。
今回の旅ももう残り少なくなってきた。

また次回。

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2011.02.13 | Comments(0) | Trackback(0) | 遠征記

2010年末ベトナム:12/29

田園
前回同じ場所だけと書いたけれど、実は一度Gun Reに行っていたことをすっかり忘れていた。
いかんなぁ…記憶が薄れて来てる。
というわけで、サクサクいきます。
12/29日。これはDambriからGun Reへ行く途中の田園風景。
Dambriでは茶畑とコーヒー畑だけだし、こちらの田圃はインディカっぽいし…ということで、日本の風景とは違いますなぁ。
T.herena♂
朝はDambriでキララ待ち。
朝の陽ざしを浴びてヘレナキシタアゲハが梢にとまった。
前回、前々回はDambriでキシタは見ていないが、今回は毎日上空を飛ぶ姿が見られた。
P.hewitosni
さて、これまで遅い遅いと散々文句を言っていたキララだが、何故かこの日だけ昨年までと同じ時間に降りてきた。
遅いなら遅いで安定していれば分かりやすいのだが、これでまた頭の中が??????な感じになる。
P.hewitosni
お気に入り。
M.procris
茶畑の一角でずっと居ついていたチャイロイチモンジModuza procris。
けっこう新鮮な個体できれいなのだが、とにかく警戒心が強い!
何度も追いかけたが、結局寄りきれなかった。
今回は300mmを日本に置いてきたので、最も長いレンズが100mmマクロ。
それでも足りないと感じたのはこの時と、L.dirteaを撮り逃したときぐらいだった。
300mmを置いてきたのには二つ理由があって、一つは体力面。
例年は10月ぐらいから体力づくりをして臨んでいたのだけれど、今年は仕事が忙しくてその時間がなかった。
300mmを外せば荷物はかなり軽くなるのでその方がいいかなと思ったわけ。
もう一つの理由は、300mmに頼り過ぎるのは良くないかな…と思ったこと。
これは昨年一年を通してのテーマで、出来る限り望遠のお世話になるのを避けてきた。
今回不満を感じなかったのはそういう所もあったのかもしれない。



Gun Re
で、Gun Reへ。
ラテライトの急坂が現地の人のバイクで固められてツルツル。
よく滑ります。
P.athamas
そしてこちらはDambriよりも酷い感じに虫が居なかった。
まあ、標高高いししゃあないか…。
トラップを仕掛けてみたものの、来てくれたのはいつものアタマスフタオP.athamasだけだった。
…でも、自分は結構このチョウ好きです。
もともとチョウの中ではタテハが好きなもんですから。
F.eumeus
昨年もいたヒメワモンの仲間F.eumeus。
でもやっぱり数が少ない。
P.aristlochiae
気を取り直して近くの吸水ポイント。
やっぱり少ない。
撒かれた水に来ていたベニモンアゲハ。
ここでは新鮮なL.dirteaを撮り損ねた。
綺麗な個体だっただけに、悔しい。
トカゲ
道の脇からトカゲさん。
こうして写真にしてしまうと分かりにくいけど、何気に大きい。
G.sarpedon
これは日本のアオスジアゲハG.sarpedonに似てますねぇ…。




ええ、同種ですから。

でも、やっぱり普段はご縁のないチョウなので、つい撮ってしまう。
そういえば、デジタルにしてからアオスジアゲハを撮ったのって奄美とベトナムだけだ(笑)。
アシナガバチの仲間
お茶屋さんの脇に生えた木についていた着生植物の葉蔭に巣を作っていた(長い)アシナガバチの仲間。
やや優しげな配色が熱帯っぽかった。

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2011.02.07 | Comments(4) | Trackback(0) | 遠征記

2010年末ベトナム:12/28

市場
12/28です。
この後は毎日ひたすら同じ場所で散策なので一気に行きます。
シラミバエの一種
朝、キララが出てこないだろうと踏んで林道を散策。
最初に見つけたのはうお!シラミバエ!
しかも翅の先端まで含めれば15mmに迫ろうという超ド級のキングサイズ!
「これだけでかいと何につくんでしょうね~?」
「やっぱりゾウかな(笑)」
そんな会話もしたけれど、すぐ近くの公園でゾウを飼っているのは既に知っている。
あながちハズレとも言い難い。
人によっては全くわからん人も多いだろうが、幸い今回の同行者は皆反応してくれる方々だったので救われた(笑)。
アリグモ
ze_phさんが近くを歩いているアリを指さし「コレ、クモですよね?」という?
え~?と思ってみたらホントにクモだ…。

アリグモ
なにせこんなんだもの。
しかも…
トゲアリの一種
こちらがモデルと思われるトゲアリ。
大きさ、行動、居る場所、全てが重なっていたために見事に騙された。
このアリはアリでちょっと格調高い感じがする。
ヒューイットソンキララシジミ
この人は相変わらず重役出勤。
前日よりそこそこ綺麗な個体が出て来てくれた。
M.trichoneura
Mooreana trichoneura。
ボロだけどこの配色のセセリは日本じゃ見れない。
P.erycinoides
こちらも重役出勤。
今回はこのパターンが続き、開翅が見られるのがわずかに10~20分程度と写真を撮るのに苦労した。
ハナダカトンボの一種
何故か林道の一角に居ついていたハナダカトンボ。
艶消しオレンジが配色に入っているトンボを見ると、熱帯だなぁと感じるようになってきた。
ハナダカトンボの一種
ストロボを当てると翅に幻光が浮かび上がる。
サソリモドキ
付属肢先端が赤く染まるサソリモドキ。
ゾウムシの一種
ze_phさんが見つけてきた凄いゾウムシ。
カツオゾウムシ臭いが日本のものとは全然違う…。
Yasoda tripunctata
Yasoda tripunctataは常連さん…といいたかったが、今回はこの時だけ。
やはり時期が違うのか…?
ハエトリの一種
綺麗なハエトリグモ。
これ以上近づかせてくれず。
P.erycinoides
エリキノイデスの♀がアワフキムシの巣から吸汁していた。
珍しいシーンかもしれないので一応押さえておく。
E.hypermnestra
Elymnias hypermnestraの♀。
盛んにタッチングして回り、産卵をしていた。
ツノゼミ
道脇で立派なツノゼミを見つけた。
ツノゼミ
大きくてカッコイイ。
一匹しかいないので慎重に写真を撮り、ze_phさんに回収してもらった。

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2011.02.02 | Comments(4) | Trackback(0) | 遠征記

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spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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