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コヤマトンボ

コヤマトンボ
メガネサナエを撮りに行って見かけたコヤマトンボ。
撮影中はオオヤマトンボだと思っていたが、良く調べてみたらコヤマトンボのようだ。
諏訪湖にごく近い場所だったのでオオヤマと思い込んでいたが、オオヤマは開放水面、コヤマは流水の上ときちんと住み分けをしているようである。

この仲間はホバリングをほとんどせず、いつもパトロール飛翔を行っているので撮影は結構大変。
置きピンが下手くそな自分はいつも泣かされてばかり…。

コヤマトンボ Macromia amphigena
2011年8月7日 長野県諏訪市 EOS7D EF300mmf4LISUSM 少しトリミング

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2011.08.17 | Comments(0) | Trackback(0) | トンボ

オオアオカミキリ

オオアオカミキリ
盆休み最終日。
ふと思うことがあって、木曽谷へ。
思案していた虫は見事に空ぶったが、午後2時前、思いがけずオオアオカミキリに出会った。
このカミキリについて、自分は語れることがない。
ただ言えるだろうことは、本種が日本屈指の大型美麗種である…ということだけだ。
オオアオカミキリ
夕刻、再び同じ木を訪れると一度は散らしてしまったオオアオカミキリが戻ってきた。
しかし既に日が落ちており、撮影にはとても向かなかった。

今回はチャンスに恵まれたのにそれを生かしきれなかった。
このカミキリを撮るには、まだまだ自分は力量不足なのだな…と、そんなことを感じた次第。

オオアオカミキリ Chloridolum thaliodes
2011年8月16日 長野県木曽町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLSISUM、EF8-15mmf4L FISHEYE USM ストロボ(SUNPAK PZ40X、MT-24EX)

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2011.08.16 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫

エゴヒゲナガゾウムシ

エゴヒゲナガゾウムシ
お盆休み三日目。
諏訪湖の花火大会があるので巻きこまれないようにゆるゆるな日程で動いた。
最近スカシバのトラップをチマチマとやっているのだが、今日はコスカシバに初チャレンジ。
待ちの採集となるのでしばらく時間が空くと周りを少し見たりするのだが、ここで何故かヒット。
久々になるエゴヒゲナガゾウムシとの再会である。
前回撮ったのはまだポジフィルムの頃だったからおそらく8、9年前。
当然デジタルでまだ撮影していなかったのでこれは嬉しい。
場所は地元の、もう何度歩いたのか分からないほど通っている公園。
ただ、確かに盆の時期にじっくりと歩いた記憶はないので見つからなかったのもさもありなん、か。
エゴヒゲナガゾウムシ
エゴヒゲといえばこれ、♂の顔のヘンさ加減が果てしない。
眼は左右に張り出した先に付いているが、それにしてもあまりにおかしいデザイン。
エゴヒゲナガゾウムシ
見えづらいが、♂の交尾器の長さに驚いた。
体長と同じぐらいあるかも…。
エゴヒゲナガゾウムシ
♀はエゴの実を齧って穴をあけ…。
エゴヒゲナガゾウムシ
そこに産卵する。
エゴヒゲナガゾウムシの生態についてはやはり新開孝さんの「珍虫の愛虫記」に詳しいので興味があるかたは是非。

エゴヒゲナガゾウムシ Exechesops leucopis
2011年8月15日 長野県下諏訪町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM,MP-E65mmf2.8Macrophoto ストロボ(SUNPAK PZ40X,MT-24EX)

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2011.08.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 甲虫

シャチホコガ幼虫

シャチホコガ幼虫
お盆休み二日目。
どうにも乗り切らないで、ずっと車でドライブモードな一日。
目ぼしいものと言えばこのシャチホコガ幼虫ぐらいだった…かな。

シャチホコガ Stauropus fagi
2011年8月13日 長野県茅野市 EOS7D EF8-15mmf4LUSM ストロボ(SUNPAK PZ40X)

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2011.08.14 | Comments(0) | Trackback(0) |

葉上擬態

キンイロエグリバ
溜まっている分もあるのだけれど、リアルタイムの方から。
今日は前夜の酒が残っていたのでゆるゆると下見。
ある谷戸を歩いているとフキの葉の上に落ち葉…?
キンイロエグリバ
良く見るとガだった。
同定に自信はないがキンイロエグリバCalyptra lataだろうか。
アップにしてしまえばただのガだが、野外にいる時は見事にその気配を消している。
クロホシフタオ
同じように葉の上にいるだけのガ。
こちらは朽ちた葉の破片のように見えた。
クロホシフタオDysaethria mozaのようだ。
こうしたガはどこにでもいるが、かなり見過ごしているはず。
もちろんそれが彼らの意図であろうけれど、こうして単にとまるだけで見事に擬態が成立してしまうというのが凄い。

キンイロエグリバCalyptra lata
クロホシフタオDysaethria moza
2011年8月13日 長野県辰野町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM

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2011.08.13 | Comments(0) | Trackback(0) |

シラホシヒメスカシバ

シラホシヒメスカシバ
8/6の続き。
オオゴマを諦めた後、斜面を降りていく途中でオレンジ色の塊が目の前を横切った。
………………スカシバ?
ひょっとしたら続いてやってくるのでは…と二匹目のドジョウを狙ったらこれが当たり。
しばらくの間、ひっきりなしにスカシバがやってきた。
なんとか採集した後撮影を試みるが、急斜面の草むら故なかなかうまくいかなかった。
シラホシヒメスカシバ
結局3時間かけて止まり絵を撮れたのはこの一回。
残念。
シラホシヒメスカシバ
現場では分からなかったが、後ほどシラホシヒメスカシバと判明した。
これと次は採集した個体を室内で記録撮影。
個体変異が結構あり、これはかなり黒い個体。

場所によっては物凄い数が一気に採れることもあったようだが、基本的にはなかなか見られない種類だったようだ。
最近ホストが分かったらしいが、その後はどうなっているのだろう。
シラホシヒメスカシバ
こちらはかなり黄色みの強い個体。
スカシバの世界、不思議だ…。

シラホシヒメスカシバ Paranthrenopsis editha
2011年8月6日 EOS7D Sigma17-70mmf2.8-4DCMacro EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(SP580EX,ヒカル小町Di)

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2011.08.13 | Comments(0) | Trackback(0) |

オオゴマシジミ

オオゴマシジミ
土曜日は天候があまり良くなかったが、それでもオオゴマの撮影にチャレンジしてみた。
急斜面を泥だらけになりながら登ったが、背丈より高い草むらに阻まれ思うように登れない。
個体数こそ少なくないが、多くは頭上を通り過ぎていくばかり。
たまに止まってもいずれも目線よりも上にばかりいて撮影にならず…。

ヒイヒイ言いながらしばらく探してクガイソウを見つけ、ようやくそのお姿をじっくりと拝見出来た。
オオゴマシジミ
かつては近くの渓流にも豊産したというが、すでに遥か昔に絶滅して久しいようだ。
残念なことである。
オオゴマシジミ
よく来るクガイソウの前でさてここから…と思ったとたんに雨。
オオゴマ達は高いところに上がってしまい、断念せざるを得なかった。
今回は見られただけでも良しとしよう。
らしいカットはまたいずれ撮りに来るととして、撤収。

ただ、その雨のおかげでこの後意外なものに出会うことになった。
それについてはまた次回。

オオゴマシジミ Maculinea arionides
2011年8月6日 長野県松本市 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM 内蔵ストロボ

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2011.08.10 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ

ヒメカマキリモドキ

ヒメカマキリモドキ
今シーズン初めてのカマキリモドキ。
キカマキリモドキの方が有名だが、見る機会が多いのはこのヒメの方だと思う。
全く会わないわけではないが、かといっていつも見るものでもなく、せいぜい年に数回出会うぐらいの虫。
毎回写真を撮ろうと思うのだが、なかなか思った通りに撮れずにいた。
今年は写真を使おうと思っていたのでライトトラップにやってきた個体をキープしておいた。
ヒメカマキリモドキ
カマキリそっくりの姿だが、ウスバカゲロウの仲間。
毎回収斂という現象の不思議さを感じさせてくれる。
幼虫の生活史もまた波乱万丈だが、こちらは追いかけるにはちとハードルが高い。
新開孝さんの「珍虫の愛虫記」に詳しく載っているので興味のある方は是非。

ヒメカマキリモドキ Mantispa japonica
2011年8月9日 長野県辰野町産 EOS7D EF100mmMacroLISUSM ストロボ(SP580EX,ヒカル小町Di)

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2011.08.10 | Comments(0) | Trackback(0) | アミメカゲロウ

ムモンアカシジミの蛹

午後、どこからか雷鳴が聞こえてくる中、ムモンアカシジミの生息地へ。
例年なら姿が見え始める時期だが、見渡した限りではとりあえずオレンジ色の姿は見えない。
今年は遅れ気味だろうしな…。
そう思いながら林床にしゃがみこみ、落ち葉を一枚一枚のけてゆく。
ムモンアカシジミ蛹
しばらくやっていると、コロンと茶褐色の塊が転がった。
ムモンアカの蛹で間違いないだろう。
固着していないのは少々疑問だったが、中身入りの蛹は初めてみた。
ムモンアカシジミ蛹
裏返すと翅の赤が透けて見える。
来週末にはきっとその姿を見せてくれるだろう。

ムモンアカシジミ Shirozua jonasi
2011年8月7日 長野県岡谷市 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(SP580EX,ヒカル小町Di)

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2011.08.09 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ

シオカラトンボ

シオカラトンボ
夏のトンボといえばシオカラトンボ。
他のトンボを見慣れてくると、不思議とシオカラトンボのスマートな体形がとてもカッコよく思えてくる。

シオカラトンボ Orthetrum albistylum
2011年8月2日 長野県岡谷市 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM

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2011.08.07 | Comments(0) | Trackback(0) | トンボ

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spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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