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コスカシバ

夏雲
遠くに見える雲はまだ夏の姿をしていても、吹き抜ける風は秋になってきた。
この週末もあまり時間がなかったので近場でサクラが多い場所をピックアップし、コスカシバを探してみた。
コスカシバの蛹殻
目印となるのは樹幹から出た樹液とコレ、蛹殻。
20110829-3.jpg
探すと結構どこにでもついているけれど、やはり集中している木がありますね。
コスカシバ♀
午後1時ぐらいから♀が次々と降りてきた。
最初は日差しを避けてきたのかなと思っていたけれど、その後産卵を始める個体が続出。
そんなわけで、ほとんどが♀だった様子。
コアタイムもあったようだけど、結局引き上げる午後2時半ぐらいまで散発的に降りて来ていたようだった。
コスカシバ♀
樹幹に静止する。
シャープな体形がかっこいい。
コスカシバ♀
降りてきた♀は幹を舐めるように飛翔しながら産卵場所を探していた。
多少なりとも傷んだところを好む様子。
コスカシバ♀
産卵する♀。
コスカシバ♀
同上。

コスカシバは普通種とは言えそれほど見られるというイメージがなかったけれど、探せば意外といるもんかな。


ついでに、最近ダブルライトアーム DMM-901というのを買って使ってみている(海外サイトだともっと安く買えるかも)。
トンボ写真家の尾園暁さんが紹介されていて結構高評価だったので買ってみた(笑)のだけれど、これが当たりどころか大当たり。
いままでオリンパスのツインフラッシュブラケットとかUNのアームなんかを組み合わせていたのだけれど、どれも使い勝手がイマイチですぐに使わなくなってしまっていた。
だけど今回のこれはとても具合が良くて使えそうな気配。
なによりストロボとレンズが独立したシステムになっているから、マクロツインストロボではありがちだったレンズ交換時の煩わしさがないのがいい。
少しお値段は張るけれど、広角接写のライティングに悩んでいる人にはお勧めできる。
ただ、使っていて目立つのは仕方がない。
今回も撮影中に何度か声をかけられたけど、こればっかりはどうしようもないかなぁ。

コスカシバ Synanthedon hector
2011年8月27日 長野県岡谷市、下諏訪町 EOS7D Sigma17-70mmf2.8-4DC,EF100mmMacroLSISUM,EF8-15mmf4fisheyeLUSM ストロボ(SP580EX,MT-24EX)

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2011.08.29 | Comments(3) | Trackback(0) |

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性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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