
昨日は出身研究室のOB会に出るため上京していた。
ついでなので学校近くの公園へ行ってアオマツムシとカネタタキを探す。
アオマツムシはともかく、カネタタキは諏訪にはいない虫なので是非撮影しておきたかったのだが、残念ながら撮影はできなかった。
手強いぞ、カネタタキ。
そんなわけでアオマツムシの♂。
さすがにアオマツムシも元気がなくなってきたのか、声はほんの少ししか聞かれなかった。

こちらは♀。
♂とは翅の作りがかなり違う。
鳴く必要がないので擬態に特化した造形になっているのだろう。
アオマツムシ Truljalia hibinonis
2011年10月30日 東京都世田谷区 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(内蔵、SP270EXⅡ)
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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2011.10.31
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マサキの枝に産卵していたミノウスバ。
諏訪での時期はもう終わりだと思うが、関東辺りではそろそろ旬だろう。
昔、学祭の頃になると不意に目の前を通り過ぎるミノウスバを見て季節を感じていた。

卵には母虫の毛が沢山付着している。
何か意味があるのかな…。
ミノウスバ Pryeria sinica
2011年10月29日 長野県下諏訪町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.30
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いつもの公園の桜の木。
毎年この時期、かなりの確率でホソアシナガバチが集まっている。
恐らく越冬のために集まっているのだろう。

よくよく見るといつも見ている種類より若干色黒…?

顔面を見ると頭楯に黒い縦線があるのでヒメホソアシナガバチですな。
ヒメホソアシナガバチ Parapolybia varia
2011年10月23日 EOS7D EF100mmMacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.28
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河原の砂地を歩いていたら足元からコニワハンミョウが飛び立った。
そろそろハンミョウの動きも鈍くなる時期だと思うが、この日は割合に日差しが強く、コニワハンミョウ達の動きも素早かった。

上の写真のものは♀でこちらが♂。
コニワハンミョウの場合、♀の上翅基部に黒い紋が出るので雌雄の判別ができる。
コニワハンミョウ Cicindela transbaicalica
2011年10月16日 長野県富士見町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(内蔵)
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2011.10.26
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自分の中ではクロウスタビガと並ぶ二大秋蛾の一つ、ムラサキシタバ。
日本産カトカラの中ではシロシタバと並ぶ横綱級。
そして、撮影への非協力的な態度も横綱級。
このガについては少し思い違いをしていたような感もあるので、もう少し経験を積んでみたい。
ムラサキシタバ Catocala fraxini jezoensis
2011年10月22日 長野県茅野市 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.24
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昼間、ヤブキリを撮影していた時のこと。
地面からサラサラと音がしていた。
またか、と地面を見れば案の定無数のトビムシ。
この写真一枚にだって、どれだけの数が写り込んでいるのやら。
春先によく遭遇する光景だが、秋にも同じようになるのだろうか?
そもそも種類は違うようで、春先のものより小ぶりだった。
トビムシの一種 Collembola sp.
2011年10月23日 長野県諏訪市 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ
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2011.10.24
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久しぶりに生きたムネアカセンチコガネを見つけた。
これまで何度も死体は拾っていたが、生きているものには出会えずじまいだったのである。
大学生の時、キャンパス裏の公園で沢山のムネアカセンチが拾えた。
出現期がちょうど学際の準備期間と重なるため、気分転換に拾いに行ったのを覚えている。
その後だろうか、本種が芝生などに潜り込む際に作るマウンドを見つけて掘り返すという採集法が編み出されて珍品度は下がったが、ムシ自体が変わったわけではない。
ポップなツートンカラーと丸っこい体形、動き等々…。
とにかく愛くるしい虫なのだ。
ムネアカセンチコガネ Bolbocerosoma nigroplagiatum
2011年10月15日 長野県富士見町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.23
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秋雨の中、カラマツ林の一角がツタウルシに彩られていた。

青空の下の紅葉は明るく爽やかなイメージだが、雨に濡れた紅葉には一抹の寂しさが漂う。
どちらも魅力があるのだが、よくカメラを向けるのは何故か後者。
ツタウルシ Rhus ambigua
2011年10月15日 長野県富士見町 EOS7D Sigma17-70mmf2.8-4DC
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2011.10.20
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先日のツノトンボ発見のきっかけになったのがこのキバネアシブトマキバサシガメ。
足元をちょろちょろと走っているのを見つけたのであった。
基本的には数が少ないとされている種で、自分も見たのはこれで2回目。
前回見かけたのは砂利が敷かれた駐車場の脇、そして今回は礫ゴロゴロの河原。
近い仲間にアシブトマキバサシガメがいるが、そちらは草むらの地表で何度か見かけたことがある。
もしかしたら生息環境を違えて競合を避けているのかもしれないが、まだ見たことが少ないので何とも言い難い。

翅は退化しているが、時々長翅型の個体が出るそうな。
また、翅の黄色部が橙色の個体も出るようである。
機会があったらまた探してみたい。
キバネアシブトマキバサシガメ Prostemma kiborti
2011年10月9日 長野県富士見町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.19
| Comments(0) | Trackback(0) | カメムシ
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