ヒゲナガヒナバッタ
この週末は比較的ゆっくり。
さて、どこに行こうかと考え、まだヒゲナガヒナバッタを探していなかったことを思い出した。
ツルヨシの群落に生息しているらしいとのことは以前から本などで読んでいたので、いるならあの場所かな~と何箇所かを思い浮かべ、車を走らせる。
実際に現地に行ってみるとツルヨシじゃなくてススキだったりするところが多かったが、なんとかそれっぽい場所を発見。
しばらくはクルマバッタモドキの♂に惑わされたが、そのうちに足元に飛び出してきたバッタに目がとまった。
…んが、どうにも確信が持てない。
確かにヒナバッタとは違うような気がするんだけど…と撮影し、家に帰ってから調べてようやくこやつがヒゲナガヒナバッタでいいらしい、と確認できたのだった。
♂♀共に白色部が目立つ。
こうした河原専門に生きてきたからこういう色になったのだろうか。
ヒナバッタやヒロバネヒナバッタと比べると色味がなく、かなり淡白なバッタだ。
かつては長野、山梨、山形の一部でのみ記録されていたようだが、生息環境が分かった最近では各地で見つかっている様子(いや詳しくは知らないんだけど)。
それでもまだ、この種に関しての情報は決して多いわけではないんだろう…ね。
ヒゲナガヒナバッタ Schmidtiacris schmidti
2011年10月2日 長野県諏訪郡 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2011.10.03 | Comments(0) | Trackback(0) | バッタ他直翅系
