母校でスカシバ
土曜は母校での研究室OB会のため上京。
少し早めに着いてスカシバ探しをしようと以前から考えていた。
学校敷地内に入り、すぐに植栽のマテバシイ樹幹にコシアカスカシバの蛹殻を見つける。
いるだろうな、とは思っていたのだが、まさかほんとにあるとは。
探し方が変わってくると、見えてくるものもまた違うのだろう。
本命はオオモモブトスカシバの土繭だったので、構内をしばらくウロウロ。
学祭期間中だというのに展示にも模擬店にも全く興味を示さずひたすらキカラスウリを探すが、時々見つかる株にも気配なし。
諦めてなるものか…と探索を続けることしばらく。
とある植え込みにたくさんのキカラスウリを見つけて覗き込む。
おおお…あったよ、オオモモブトスカシバの虫エイ。
この虫エイを見て、今までオオモモブトスカシバの虫エイが見つからなかったわけが分かった(と思う)。
なにしろこのキカラスウリ、太いのだ。
この後いくつか虫エイのある株を見つけたが、いずれも太いもの。
自宅周辺のカラスウリ類でこんなに太いものは見たことがないから、いるいない以前に探すところを間違えていたということなのだろう。
そして、この虫エイの直下を掘って無事土繭ゲット。
こちらが土繭の殻。
中身入りは事情により撮影に不向きになってしまったのでこれでご勘弁を…。
長さは20~25mm程度で、想像していたよりずっと大きかった。
左側は蝶番のようになっていて羽化時にパカッと開く構造になっている。
中身入りの虫エイは5つ確保できた。
さて、来年無事羽化してくれるだろうか?
2012年11月3日 東京都世田谷区 OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R+FCON-P01、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm ASPH Mega O.I.S ストロボ(FL-LM)
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2012.11.06 | Comments(0) | Trackback(0) | ガ
