6/15、県南の川を訪ねた。 時刻は午後3時ぐらい。 ひたすらに長閑で気持ちがいい。 流れは緩やかで水深も浅く、綺麗な砂礫質の川底が見て取れる。 自宅近くにはこういった川がないのでなんだかうれしい。 川を遡っていくと、最初に現れたのはこのサナエ。 何サナエなのか判然としなかったが、とりあえず撮ってから調べてみたらホンサナエだった。 見たのは初めての種だ。 環境が違うだけに生息している種も違うのだろう。 大きなサナエもなわばりをはっていた。 これはヤマサナエのようだ。 砂洲にナミアゲハが給水に訪れていた。 自分は直射日光が苦手なので普段は川や草原にあまり足を向けないせいか、なんだかとても新鮮。 河原をゆっくりと飛び歩くアゲハを見ていて連想したのは東南アジアの風景だった(笑)。 さて、ここまでで既に一時半ほど川を放浪していた。 しかし、目的のものは全く姿を見せない。 う~ん…場所が違うんだろうか? 後ろ髪を引かれながらも仕方なく引き返し始め…すぐに目的のものは姿を見せた。 あああ、これだこれ、アオサナエ! その緑には魔力がある…と前から思っていたのだけど、出会う機会がなかった。 この数日前のローカル誌に、アオサナエが県南で見つかった、との記事があり、「ふおお!これは行かねば!」とこの日は決めていたのだった。 しかし何とか会えてよかったよ…。 しかも往路では全く姿を見なかったのに復路ではいたるところにその姿が見られた。 帰宅後に調べてみるとやはり朝夕に活発に行動するとの記述。 はー、事前に調べておけば…と一度は思ったものの、自分で体験してみることも大事だよな、とポジティブに考えることにした。 夕刻はアオサナエのお食事タイム? 盛んに獲物を捕食していた。 ひとつ面白かったのが、彼らの静止姿勢。 とまっているところを眺めていると、必ず一定間隔で翅を震わせていた。 筋肉を冷やさないようにしているのだろうか? 他のトンボでは見た記憶がない行動だけに、印象に残った。 2014年6月15日 長野県下伊那郡 EOS7D EF17-40mmf4LUSM,EF300mmf4LISUSM,EF8-15mmf4LfisheyeUSM,ストロボ(SP270EXII)
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2014.06.30
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しつこいかもしれないが、またエゾハルゼミ。 6/14、羽化と死、両方を見た。 生きるということは、死を迎えるということでもある。 2014年6月14日 長野県諏訪郡 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(SP270EXII,ヒカル小町Di)
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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2014.06.29
| Comments(0) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類
この時期になるといたるところで白く目立つミズキの花。 虫を良く呼ぶ花として知られているが、撮影メインの人間にとって、ミズキの花はちと高すぎる。 時々低い位置に枝を伸ばした木や一段高くなった場所から見下ろしてみることはあるが、そういう場合はあまりいい思いをした記憶がなかった。 このときは自分の身長より少し高いところの花に一瞬ハナムグリが見えた。 最初はアオハナムグリかと思ったが、なんだか雰囲気が違うような…? 枝を引きよせて確認し、アオアシナガハナムグリだと気づいた時にはかなり焦った。 それほど、このハナムグリを間近で見たことがなかったのである。 本種が良く来るというノリウツギもまた、決して背の低い花ではない。 身長の低い自分にとってはそこもまた天上の世界、であることには間違いがないのだが、最近は車に脚立を積み込んであるので、やる気さえあればもう少し天上の世界へ近づくことができるだろう。 それにしても、良いハナムグリだと思う。 この種の生き生きとした姿をいつか撮影したいと思っていたが、ようやく叶った。 2014年6月2日 長野県茅野市 EOS7D EF18-15mmf4LfisheyeUSM,EF100mmf2.8LMacroISUSM ストロボ(SP270EXII)
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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2014.06.17
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例年、撮らねばと思っているうちに時期を逃してしまうキリの花。 今回は花に近い高さから撮れる場所を選んだのだが、果たして花の良い時期なのかどうなのか、それすらわからない。 いかに何も見ていないかを痛感させられた。 それにしても、花に対して随分と小さく地味な蕾だと、これも今回気づいたこと。 同じくトチノキ。 花期を外してしまったのだろう。 なんだか貧相。 2014年5月28日 長野県諏訪郡 EOS7D SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM,EF300mmf4LISUSM
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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真
2014.06.16
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長い間、見れそうで見られなかったエゾハルゼミの羽化。 時刻は8時過ぎだったが、まだ羽化が始まった個体と歩いている最中の幼虫の姿しか目に入らなかった。 1時間ほど経過を見守っていたが、翌日の予定などがあり、退散せざるを得なかったのが心残り。 セミに対してあれほど「巻きで!巻きでお願いします!」と本気で願ったことはなかったが、残念ながら私の思いは通じなかった。 もう既にエゾハルゼミもピークを過ぎていることだろう。 一部始終を見届けられるのは、いったい何年後になるのだろうか。 2014年5月25日 長野県諏訪郡 EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM,ストロボ(SP270EXII,ヒカル小町Di)
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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2014.06.11
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早起き月間やっと折り返し。 睡眠時間の確保もギリギリ。 もう一月も前の画像から。 公園のミヤマカラスアゲハ。 2014年5月11日
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2014.06.04
| Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
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