夏と秋の境界
段々とこの花が目立つようになってきた。
花のうちは可愛らしいが、秋になれば厄介者、である。
ヌスビトハギの群落に季節を感じるというのもいかがなものなのだろうか…。
秋の草むらは、少々ガチャガチャしているぐらいがちょうどいい。
2014年8月24日 長野県諏訪郡
EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM
2014.08.28 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物

ヘナチョコな虫好きが綴る、ふしあな的自然観察日記
段々とこの花が目立つようになってきた。
花のうちは可愛らしいが、秋になれば厄介者、である。
ヌスビトハギの群落に季節を感じるというのもいかがなものなのだろうか…。
秋の草むらは、少々ガチャガチャしているぐらいがちょうどいい。
2014年8月24日 長野県諏訪郡
EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM
2014.08.28 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物
近場の池のシオカラトンボ。
少しぼーっとしながら池を眺めていたら、ガムシがのんびりと泳いで行った。
というわけで、最近色々な面で全く余裕がなかったのでリハビリ中。
我ながらすぐくじける辺りが駄目だなぁと思う。
蜻蛉の眼鏡は水色眼鏡…
何トンボを意識して作詞したのだろう?
2014年8月24日 長野県諏訪郡
EOS7D EF100mmf2.8LISUSM
2014.08.27 | Comments(0) | Trackback(0) | トンボ
8/15、後輩が遊びに来てくれた。
しかし、諏訪の平は花火を見に来た人や車でごっちゃごちゃ。
これはイカンと、山の上の森へ。
天気が悪いが、かえってその方がこの森の雰囲気には合っているだろう。
樹冠部に広がる葉はサワグルミ。
朽ちた木は森へと還る。
雨でしっとりとしたコケたちは青々と開いていた。
そんな苔のマットに、多くの実生が芽生えてゆく。
ある石の下を覗き込むとこんな姿が。
あ、あれかも。
こんな地衣類に囲まれたところにいるウスバカゲロウなんて…。
雨で翅が良く見えなかったが、黄色の脚が目についた。
自宅に連れ帰って記録撮影。
久しぶりに見る、コマダラウスバカゲロウの成虫。
前に見たのはもう15年前、短大の合宿で採集した個体だった。
幼虫はもう何度も出しているが、地衣類の中で巧みに姿を隠す、巣を作らないアリジゴクである。
幼虫はコレとコレ←後の方はクリックで拡大できる…はず。
決して派手ではないが、繊細なその姿。
そういえば最初に出会ったのも、夏休み、たぶん盆前後だったのかもしれないなぁと、そんなことを思い起こした。
2014年8月15日 長野県諏訪郡
EOS7D EF17-40mmf4LUSM,EF100mmf2.8LMacroISUSM,ストロボ(MT-24EX,SP270EXI,ヒカル小町Di)
2014.08.21 | Comments(2) | Trackback(0) | アミメカゲロウ
この盆休み中は何度かミドリシジミを見に行ったが、今年も良い写真を撮ることはできなかった。
当地ではムモンアカシジミと共にゼフィルスシーズンの終わりを告げる存在。
暖地でははしりの種だというのに、寒冷地になると他種より発生が遅くなるのが不思議である。
平地にも産するため他のゼフィルスより下に見られているように感じるのだが、日本産ゼフィルスの中でも屈指の美麗種であることは間違いないだろう。
昆虫の写真を撮り始めて気が付いたら15年が経過しているが、未だにこれという写真がない種であり、憧れの存在でもあり続けている。
まあ、そんなことを言ったらゼフィルスのほとんどは、まともに写真が撮れていないのだが…。
2014年8月13日 長野県諏訪郡
EOS7D EF300mmf4LISUSM,トリミング
2014.08.19 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
この盆休みは天候に泣かされた…と言っても、それは皆同じことと思うが…。
そのなかで、唯一と言ってもいい出会いがこのスカシバだった。
ミドリシジミの様子を見に行ったときに見つけたのだが、どうも初めて見る種のようだ。
慎重に撮影した後ネットを用意して掬った…まではいいのだが、確認してみると入っていない…!
絶望した。
後で確認してみると、ちょうどコーリングしていたようで、それを確認していなかったのも痛かった。
継続して観察していれば♂も見られたかもしれないのに…。
初見でもあり、自分では判断しかねる部分もあって、Celastrinaさんにも画像を確認していただいたところ、どうやらこれはヒトスジコスカシバではないかということになった。
これまで探していて見つからなかった種の一つであり、逃したのはかなり痛かったのだが、生息が確認できただけでもよしとしておくのが前向きか…。
2014年8月14日 長野県諏訪郡
EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM,ストロボ(SP270EXII)
2014.08.18 | Comments(0) | Trackback(0) | ガ
以前masaさんに教えていただいたキマダラモドキの産地を見に行った。
しばらくウロウロしていると、時々飛び出してくる。
ほとんど見たことのないチョウなのだが、残っているところには残っているものだ。
見慣れないということもあるのか、他のヒカゲチョウより上品に見える気がする。
とにかくここは、出てくるヒカゲが全部キマダラモドキだった。
キマダラモドキを追いかけて潜り込んだ藪の中、ふと見上げるとタテハチョウがじっとしていた。
近づいても飛び出す気配はない。
撮影した後摘まもうしてみたら、ようやく飛び立ったがすぐに地面にとまった。
こんな不活発なエルタテハを見るのは初めてである。
なるほど、これは休眠していたのだな、と思うと同時に、起こして申し訳なかったという気分になった。
そっと指に載せて元の場所に戻してみたが、帰り際にもう一度見てみるともう姿はなかった。
どこか良い場所を見つけていれば良いのだが…。
2014年8月3日 長野県立科町
EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUM,ストロボ(SP270EXII)
OLYMPUS OM-D E-M5,,M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro,ストロボ(FL-300R)
2014.08.12 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
更新がかなり間延びしております…。
フィールドも不調なまま今年の夏は終わりそう…。
マメザトウムシを愛でに行った時の画像から。
最初見た時はなんだ?と思ったのだが、すぐに「ツチトリモチだ!」と気づいてはしゃいでしまった。
憧れの寄生植物。
一緒に行ったジークさんの情報によれば、山梨ではRDBにも載っているようだ。
とにかく、出会えたのは幸運だった。
カエデなどの木に寄生するとのことだが、樹種は失念してしまった。
調べてから思い出してみればカエデだったような気もするが、そんなのは大抵妄想だ。
ちゃんと記録しないといけませんな、まったく。
2014年7月27日 山梨県
EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM,Ef8-15mmf4LfisheyeUSM,ストロボ(SP270EXII)
2014.08.04 | Comments(2) | Trackback(0) | 植物
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Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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spatica@mail.goo.ne.jp