旅の途中
休耕田にできた浅い水たまり。
普段なら特に気にすることもないのだが、この時期だけは気にして見てみることにしている。
時々アレがいるからだ。
目を凝らしていると、(珍しく)アレはすぐに見つかった。
どこにいるか、分かるだろうか。
美しいナミゲンゴロウの新成虫。
普段はもう少し広く深い水域を住処とするナミゲンゴロウだが、秋は新成虫がいた田んぼの水が抜かれ、残った水域を転々としながら越冬場所へと移動をする…のだろう、こんな辺鄙なところで見つかることがある。
この水たまりでも今年は述べ3頭のナミゲンゴロウに出会ったが、翌々週には、干上がってしまっていた。
ほんの僅かの時間にだけ邂逅できる、そんな条件である。
4.Oct.2015
長野県諏訪郡
- 関連記事
-
-
マルクビツチハンミョウ 2016/05/06
-
とげふたをのきみ 2015/12/03
-
旅の途中 2015/10/30
-
オオアオカミキリ 2015/09/10
-
ミヤマクワガタ 2015/08/22
-
2015.10.30 | Comments(0) | Trackback(0) | 甲虫
