
今年もまた渓谷の林床にセリバオウレンが花を咲かせ始めた。
例年と比べると、ちょっと遅れ気味かもしれない。

転々と咲いているが、よほど気を付けない限り見逃してしまうかもしれない。
数が増えているようで、嬉しい限り。

花には双翅目の昆虫が多く見られた。
まだ気温の低いこの時期、頼りになるのはこうしたハナアブやハエの類なのだろう。

こうしてみると、本格的な春はまだ先だなぁと思ってしまう。
2016年3月23日 長野県諏訪郡
EOS7DMarkII、EF100mmf2.8LMacroISUSM、EF16-35mmf4LISUSM、ストロボ(MT-24EX)
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ:花・植物 - ジャンル:写真
2016.03.29
| Comments(0) | Trackback(0) | 植物

春らしい明るい雰囲気をまとうサンシュユ。
サンシュユは日本に自生していた植物ではなく、中国・朝鮮半島由来とのこと。
江戸時代に渡来したということだから逸出していれば史前帰化ということになろうが、幸か不幸か山で自生のサンシュユに出会ったことはない。
基本的に在来もしくは自生している植物をメインにしているつもりだから園芸植物はほとんど撮らないのだが、不思議とサンシュユは好みの類である。
マンサク、ダンコウバイ、アブラチャン…そんな春に咲く霞の如き花が好きだから、やっぱり惹かれるのだろうか。

このときはまだ咲き始め。
個々の花はまだ開いていない。
ちなみに図鑑で調べなおして初めてミズキの仲間であることを知った…。
2016年3月23日 長野県諏訪郡
EOS7DMarkII、EF100mmF2.8MacroLISUSM
- 関連記事
-
テーマ:花・植物 - ジャンル:写真
2016.03.28
| Comments(0) | Trackback(0) | 植物

まだ茶色一色の林道を歩いていると、ふわりと褐色の影が飛び出した。
毎年の如く、シーズン初めて見たチョウはやっぱり安定のテングチョウ。

それにしてもこれだけそこらじゅうで見るのに越冬しているところを見たことがない。
ルリタテハは二度ほど見つけたことがあるが、テングチョウの場合はどこでどのように冬を過ごしているのだろうか?

近くではコケが瑞々しく輝き始めていた。
2016年3月20日 長野県松本市
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2016.03.23
| Comments(0) | Trackback(0) | チョウ

新年早々に見かけていたベニシジミ幼虫だが、忙しくて見に行くことができていなかった。
もう蛹になってしまっているだろうか、そんな不安を感じながら探してみると、コロンと大きな幼虫が転がり出てきた。
よかった、なんとか間に合ったみたい。

普段は頭を隠しているのでどちらが前だかわからないが、これぐらいしっかり頭が出ていてくれればわかりやすい。
体色は緑一色の場合もあるが、やっぱりこの2色の方が華がある。
コロコロ可愛らしい幼虫が見慣れた成虫の姿で出てくるまで、あと少しだ。
2016年3月19日 長野県岡谷市
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2016.03.20
| Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
春来たりなば、冬遠からじ。
春めいてきたら、間違いなく次の冬が近づいています。
皆さん、雪対策はお済みですか?

…とか言っていても全然楽しくないので、先週見かけたオカモトトゲエダシャク。
毎年一番に春を教えてくれる、不思議な形の蛾。
今年の冬はあまりにも動かなかった。
冬に後ろ髪を引かれつつ、次の季節に備えないといけないのだが…。
撮影時には気づかなかったが、枝先にはちゃっかりマダニが写り込んでいた。

散々ちょっかいを出していたらさすがにイヤになったらしく、翅を広げてウォームアップ。
精悍だね。
ちなみに撮影していたら飛ぶ気をなくしたのか、また畳んでしまったが…。
2015年3月6日 山梨県韮崎市
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2016.03.13
| Comments(0) | Trackback(0) | ガ
あっという間に三月。もうすぐ春。

今年は雪が少なかったので、セツブンソウも早めに顔を出していた。
本格的な開花はまだこれから。

マルバマンサクも一足早め。
今年は花付きが良い。
そういえば一時話題になっていたマンサク枯れ、今はどうなっているのだろうか。
2016年3月5日 長野県塩尻市、諏訪郡
- 関連記事
-
テーマ:花・植物 - ジャンル:写真
2016.03.05
| Comments(0) | Trackback(0) | 植物
« | HOME |
»