ハラビロハンミョウ
はっきりしないお天気の隙間をついて日帰り遠征。
海浜性のハンミョウの中でハラビロハンミョウは成虫越冬をするという話を聞き、それならまだ見られるのではないかと日本海側へ。
姿を見られればラッキー、生息の情報だけでも得られればと考えていたが、なんとかそのお姿を拝見することができた。
…といってもかなり警戒心が強く、どうにも近づききれないうちにタイムアウト。
次回以降に課題を残す結果になった。
ぺったりと砂地に体を付けているのは砂浜という風の強い環境だからだろうか。
上から見た体型は確かにハラビロではあるのだが、感覚的にはむしろハバビロと言った方がしっくりくる感じ。
金属光沢の翅はなんとも表現しづらい色を湛えていて、こんなにも美しいハンミョウだったのかと見直した次第。
生息地を探しながらだったのであまり多くの個体には出会えなかったけれど、実際本番は越冬後の来年のようだ。
きっと活動の感じも変わってくるだろうし、幼虫もどんなところにいるのか気にかかる。
また夏になったら近くに生息するというイカリモンハンミョウ共々再訪してみたい。
2016年10月 石川県
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2016.10.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 甲虫
