年末感

キタウロコアリ
画像は先日見つけたキタウロコアリ。
寒さのせいか微動だにせず、水滴を背負ったままじっとしていたのが印象的だった。

気が付けば2016年ももう終わり。
色々あったようななかったような、不思議な年でした。
本年も一年間ありがとうございました。
また来年もご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
それでは皆様、よいお年を。

2016年12月 山梨県甲府市

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2016.12.31 | Comments(0) | Trackback(0) | ハチ

大金亀虫

岬ー!
12/17-18は神奈川へ。
12/17はすでに一大イベントと化した昆虫大学に入学すべく関内へ。
興味はあったのだがそれだけに行くにはちょっと物足りなく、さらにこれまでは毎回地元の行事と重なっていたため今回が初参加。
こういう切り口がウケるのも時代というか流れなのだろう。
初めてお目にかかる方もいらっしゃってこういう場はありがたいとも思う。
ねこー!
翌日は三浦半島へ。
事前に後輩から大まかな場所を聞いていたのでウロウロするが、なかなか場所を絞り込めない。
そこら中ににゃんこがいるのはさすが港町というかなんというか。
オオキンカメムシ
時々後輩にアドバイスを受けつつ探索すること1時間半ほど。
あ、ここはいいぞ…と思ったところに入ったら目の前にいたいた、オオキンカメムシ。
オオキンカメムシ
このブログのトップになっていることからわかるとおり、この虫は大好きです。
でかい、きれい、かわいい(あとちょっかい出すと臭い)と三拍子揃って非の打ちどころがない。
オオキンカメムシ
日が差すと葉の表に出てきて日光浴をする個体も。
オオキンカメムシ
オオキンカメムシと言えば全身に乗る青紫の幻光が売り物なので、なんとか再現しようと頑張ってみるのだが…。
納得いく写真が撮れる前に雲が出てきてしまいタイムアップ。また次回。
イソギク
浜辺まで降りてみるとイソギクが咲いていた。
こういう植物は当然内陸では縁がないのでちょっとテンションが上がる。

親から早めの帰宅の要請もあり(PCの使い方がわからんかったらしい)、まだ日のあるうちに撤収。
お金はかかるが有料道路メインで来れば片道3時間半程と、房総半島と比べれば随分近い。
またいずれ、お世話になりに来るとしよう。

2016年12月 神奈川県三浦半島

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2016.12.27 | Comments(0) | Trackback(0) | カメムシ

あざとい

エノキ
とある公園にて。
これまであまり気にしていなかったが、エノキがあるのに気が付いた。
早速根元の落ち葉をめくっていくとすぐにビンゴ。
オオムラサキ越冬幼虫
オオムラサキの越冬幼虫が出てきた。
ゴマダラチョウは確認できなかったが、きっといると思う。
ゴマダラチョウの幼虫は越冬するとこに葉の種類にあまりこだわらないようだが(極端な例としてケヤキの樹皮下から出てきて驚いたことがあった)、オオムラサキは頑固者らしくただ盲目的に食樹の葉に拘る。
理由があるのか、ちょっと気になる。
オオムラサキ越冬幼虫
定番の正面顔。
相変わらずあざといなぁ。

2016年12月 長野県上伊那郡

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2016.12.26 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ

コケオニグモとクモヒメバチ

コケオニグモ
ここ数年、フユシャク観察をすると毎年出会っていたコケオニグモ。
今年もフユシャク探索の際に出会ったのだが、いつもと違って背中に何か背負っている。
最初は寄生蜂の卵かなと思っていたのだが、写真を撮って確認するとどうやら卵ではなく幼虫のようだ。
Twitterに載せてみると、早速研究者の方からSinarachnaという属の種と思われるとご指摘いただいた。
こういう第一線の方からの反応がすぐに返ってくるのが今のネット社会の凄いところだし、実にありがたい事だ。

ちなみにこの件がきっかけで買ったまま積読になっていた東海大学出版の“クモを利用する策士、クモヒメバチ”を慌てて読んだのはここだけの話。
コケオニグモ
翌週、改めて確認に行くと見失っていた上写真の個体に加え、下写真の別個体も見つけることができた。
しかもこちらも幼虫付き、思わず何かあるのではないかと勘繰ってしまいそうな状況である。
この二個体はどちらも採集して専門家の下へと旅立った。
結果はどうなるかわからないが一例でもデータが取れれば観察者冥利に尽きるというものだ。
もし可能ならば今後も“クモのヤヴァいお荷物”にもちょいと気を配っていければと思う。

2016年12月 長野県諏訪郡

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2016.12.16 | Comments(0) | Trackback(0) | ハチ

住宅街の片隅で

アカボシゴマダラ幼虫
湘南訪問の旅、最後に案内していただいたのは住宅地近くの緑地。
最近定着してしまったアレ。こちらも尾園さんに見つけていただいてしまいました。
アカボシゴマダラ幼虫
つつくと顔をあげてこちらを威嚇…。
アカボシゴマダラの幼虫。
アカボシゴマダラ幼虫
まだ体色は緑色で越冬体制すら撮っていない様子。
もう12月なのにねぇ…。
アカボシゴマダラ幼虫
他にも枝の又に定位している個体も見つかり、噂通りの逞しさをこの目で確認できた。
この日はこんな感じでおしまい。
尾園さん、ありがとうございましたー。

2016年12月 神奈川県湘南地方

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2016.12.15 | Comments(0) | Trackback(0) | プチ遠征

ヤツデの葉の裏で

ヤツデ
引き続き湘南編、今回はみんな大好きヤツデの葉っぱ。
越冬昆虫の探し方の一つにヤツデの葉っぱめくりというものがある。
何故かよく分からないが、ヤツデの葉は昆虫の越冬場所として選ばれることが少なくない。
もっともこの方法がどこまで有効なのかよく分からなくて、少なくとも自宅の庭にあるヤツデで何かを見つけたことはない。
恐らく冬場の気温や雪の有無などある一定の条件が保障されたときに、この見つけ方は機能するのではないかと思っている。
もちろん湘南ではこの方法は有効で、事前に色々と見つかるという話は聞いていた。
クロスジホソサジヨコバイ
常連の一つというクロスジホソサジヨコバイの幼虫。
クロスジホソサジヨコバイ
こちらは成虫。画像のように♂はシンプルな姿だが、♀は黒い条のサイドに赤い色が出るとのこと。
私のイメージにあったのは♀の姿だったので、♂の姿にはやや違和感を感じてしまった。
この虫も地元にはいないようで一度も見かけたことがない。
進学のために上京して初めてこの虫を見た時は「こっちにはこんな綺麗なヨコバイもいるんだ…」と思ったのを覚えている。
ヤツデキジラミ幼虫
ヤツデキジラミの幼虫。
丸くてもしゃもしゃ。

さて、他にも是非撮影したいと思っていた虫がヤツデの葉裏にいるはずだったのだが、これが探してみると見つからない。
尾園さんの話では「先週はいたのに…」とのことだったので移動してしまったらしい。
一旦諦めかけたが、尾園さんが執念で探し出してくださった。
ヒゲナガサシガメ幼虫
それがこちら。
ヒゲナガサシガメ幼虫
ヒゲナガサシガメの幼虫である。
サイケな色遣いと模様、そして一見ナナフシを彷彿とさせるその姿はまっことに奇妙な存在感を持っていた。
ヒゲナガサシガメ幼虫
透明感のある体を拡大してみてみれば、口吻などからサシガメであることは分かる…が、何の予備知識も持っていなければ見当もつかないかもしれない。
サシガメは結構好きな虫なので、また新たに一種を見られたのはとても嬉しかった。

2016年12月 神奈川県湘南地方

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2016.12.14 | Comments(0) | Trackback(0) | プチ遠征

粒粒粒…

キモグリバエ一種
湘南でムラサキツバメを探しているときに、ある葉に目が留まった。
何か黒い粒がいっぱい密集していて…すべてハエである。
おお…凄いと思っていたが案内役の尾園さんはなぜ私が興奮しているのかわからない様子。
その後近くで複数の集団が見つかったことやお話を伺って分かったのだが、これはこの辺りではごく普通に見られる光景らしい。
だが、こちらにとっては初めて見る光景である。
ところ変われば虫変わる、ということであろう。
キモグリバエ一種
これはヤマギシモリノキモグリバエ(か、その近縁種)とのこと。
なぜこのような露出した部分に集まるのだろうか?
いや、集まるからには何かメリットがあるに違いないのだが…。
たまたま訪れた旅の人間にはちょいとその意図が測りかねる行動なのであった。

2016年12月 神奈川県湘南地方

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2016.12.13 | Comments(0) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ

湘南のムラサキツバメと越冬シジミたち

ムラサキツバメ越冬集団 12/10はSSPの技術研修会と忘年懇親会があったので上京。

今回も色々刺激を貰って帰ってくる。定期的なこういう刺激は大事。
翌12/11日は尾園暁さんにご案内いただき湘南へ。
朝のうちは思ったよりも寒いなと思っていたが、日差しが差してくると流石に暖かくなってくる。
今回の大きな目的としてはムラサキツバメの越冬集団を見てみたいとリクエストさせてもらっていた。
着いて間もなく荷物をゴソゴソやっていると、すぐに「この上です」と上を指さす尾園さん。
見るとすぐ近くにびっくりするぐらい大きな越冬集団があった。
初めて見る越冬集団がこんなに大きなものでいいのだろうかと訳もなく申し訳ない気持ちになる。
ムラサキツバメ越冬集団 
右側の集団。たぶん30頭ぐらいいる。
ウラギンシジミ越冬 谷戸に沿った日当たりのよい道を歩きながら林縁を覗き込んでいくと転々とウラギンシジミが見つかる。ウラギンシジミ自体は諏訪でも見られないこともないけれど、こうして越冬しているものを見た記憶はない。春先に見たことがない事から鑑みれば、ほとんどの個体が越冬することができずに命を落とすのだろう。
それにしても、まだ雰囲気が秋だ…。南関東には冬がない…ように感じる。
ウラギンシジミ越冬 魚露目とTG-4でどーん。
ウラギンシジミ越冬 二匹並んで止まっている微笑ましい光景も。
尾園さんも見たことがないシーンだそうだ。ムラサキツバメ♀ さらに気温が上がり、どこからともなくムラサキツバメ達が飛び出した。ムラサキシジミ あ、降りてきた…と思ったらムラサキシジミ。
まーこれも地元じゃ滅多に見られないチョウではある。
ムラサキツバメ
再びムラサキツバメ。
裏面はムラサキシジミやらと共通する感じだが、サイズが一回り大きい。
素直な感想で「ああ…これはFlosだ…」とか思ってしまった私はもう駄目な人なのかもしれない(※Flosはニセムラサキツバメとも呼ばれる属)。
そして裏面はよくあるArhopala模様と言いたくなる…。
つまりこのチョウはとても東南アジア的な雰囲気。
ムラサキツバメ♀
雌の翅表は誰が見ても美しいと言えるだろう。
角度によって色はさまざまに変わる。ムラサキツバメ♂ で、問題は♂。全然色が出ない。
ムラサキツバメ♂ もう少し水平に翅を広げてくれれば良いのだが…。
綺麗な個体の撮影はまたの宿題に。ムラサキツバメ♀ あと意外だったのは翅の破損が激しい個体が多い事。
この個体のように大きく翅を欠損した個体も見られた。
話を聞けば越冬途中で落ちてしまう個体も多く、時が経つにつれ集団は小さくなっていくとのこと。
この中で来春まで生き延びられる個体はどれだけいるか…。
やっぱり自然はそんなに優しくない…な。

2016年12月 神奈川県湘南地方

2016.12.12 | Comments(0) | Trackback(0) | プチ遠征

カシアシナガゾウムシ

カシアシナガゾウムシ
コナラの枝先にしがみついていたカシアシナガゾウムシ。
コミミズクの幼虫やゼフィルスの卵などを探しているとときどき見かける。
このまま冬を過ごすはずだが、春はまだ当分先。
もう少し暖かそうな場所で越冬しろよと言いたくなるが、これが彼らのスタンスなのだから仕方ない。

そう、彼らの越冬はまだ始まったばかりだ!(打ち切り感

2016年12月 山梨県北杜市

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2016.12.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 甲虫

色褪せて

アオクチブトカメムシ
クロスジフユエダシャクを探しているときに出会ったアオクチブトカメムシ。
夏には美しい金緑色をしていたはずの体もずいぶんと色褪せてしまっている。
懸命に木を登っていたが、本種は卵越冬であり成虫で冬を越すことはできなかろう。
この個体があとどれだけ生き延びられるかはわからないが、きっと最後まで足掻き続けるのだろう。

2016年12月 山梨県北杜市

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2016.12.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カメムシ

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spatica

Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
E-mail
spatica@mail.goo.ne.jp

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