フユシャク探訪(2016その3)
相も変わらずフユシャク探し。
目的も変わらずクロスジフユエダシャク。
これまで真面目に見ていなかったから、この機会にと思って新規開拓を進めている。
山梨まで降りれば♂はどこの林でも飛んでいるけれど、それでも濃い薄いがかなりはっきり分かれる。
どうやらどこでもいいって訳じゃなさそうだ。
♀は数が少ないけれどたまーに見つかるようになってきた。
一度コーリング中の♀に♂が寄ってきたところを見つけたのだが、そういう時に限ってカメラは車の中。
カメラを取って急いで戻ってきたら影も形もなく消え失せていて、なんだか狐につままれたような気分になった。
あと泣きそうだった。
久しぶりに嬉しい出会い、サザナミフユナミシャク。
以前一度だけ見かけているが、それ以降そこでは見られなくなっていた。
この個体以外に見つからなかったから安定した出会いには期待薄…。
夜まで粘っていたらクロスジフユエダシャクの交尾ペアが見つかった。
この木は昼からチェックしていたので交尾が成立したのは薄暗くなって以降のはずだ。
本種は本来昼行性のはずなのだが、♂は時々灯火に来ていたりする。
ひょっとしたら緩い夜行性の側面を持つのかもしれない。
2016年11月-12月 山梨県北杜市
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2016.12.05 | Comments(0) | Trackback(0) | ガ
