
早いもので、もうフクジュソウが咲く季節。
本格的な春はまだすこし先だけれど、その予兆をいち早く届けてくれる花である。
ミチノクフクジュソウを見ようと久しぶりに山間の集落へ。
ここの集落は畑や家の土手のそこら中にミチノクフクジュソウが顔を出していて、それをウリにしているようだ。
こうした状況は本来の自然状態とはちょいと考えにくいが、フクジュソウの類は古くは薬草として使われていたということもあるそうだし、ひょっとしたらそんな経緯で持ち込まれたのかもしれないとつい想像力逞しくなってしまう(実際は毒性が強くてとても素人が扱えるようなものではないらしいので注意)。
完全な自生とも思えず、かといって人の手の管理下からは離れつつある。そんな不思議な距離感こそが、この場所と花の関係と歴史を物語っているような気がしてならない。
2017年2月 長野県諏訪市
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2017.02.27
| Comments(0) | Trackback(0) | 植物

先日と同じく神奈川での撮影。
既に早咲きの桜が咲き、数はさほど多くはないもののニホンミツバチ達が訪花していた。

触角くしくし…
地元じゃこんな風景が見られるのは一ヶ月以上は先だろうね…。
雪の中の信州からはかけ離れた世界、意外と近くにあるんだなぁ。
2017年2月 神奈川県横須賀市
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2017.02.10
| Comments(2) | Trackback(0) | ハチ

冬場の定番、地面を掘ったり石を起こしたり。
地元では地面が凍り付いていたりするのと、探したいものもあるので最近は少し足を延ばしてほじほじしている。
見かけるとつい撮ってしまうウロコアリの仲間。
これは多分ウロコアリだと思うが、どうにもオオウロコアリというのとの違いが分かりにくい。
流石に標本がないと辛いか…。

こちらはおなじみアオオサムシ…ではあるが、カントウアオオサムシというものになるのだろうか。
たぶん見た目からでは判別できないだろうからアオオサムシでお茶を濁しておきたい(笑)。
2017.2/10追記
虫けら屋さんからこの場所ではアオオサムシ基亜種になるとご教示いただきました。
カントウアオオサとアオオサは相模川が境界になるんだとか…。
ありがとうございました。
2017年2月 神奈川県横須賀市
- 関連記事
-
テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真
2017.02.09
| Comments(0) | Trackback(0) | 雑記
« | HOME |
»