チャイロヒメコブハナカミキリ
先日、とある現場で同行の大学生がチャイロヒメコブハナカミキリを見つけてきた。
一応名前は聞いたことがあったので、環境と見た感じを頭に叩き込む。
そういえば近くの渓谷で採れるという記述を見たことがあったのだ。
そんなわけで、思い出したところでレッツゴー。
目星をつけておいた木にはいなかったが、とりあえず沢沿いのカツラを見ていく。
4本目ぐらいの木で見覚えのある姿が目に入った。
ああ、ちゃんといてくれた。
本種はカツラのひこばえの葉上にいるところが結構観察されているようだが、私の感じだと幹の暗くなっている部分に好んで静止しているような印象を受けた。
もっとも、もうちょっと観察経験を積まなければなるまい。
茶色で地味。
カミキリマニアでもなければ興味をそそられることもないだろう…悲しいが。
マウンティング状態で歩き回るペア。
幹の低いところで産卵行動?をとる。
2時間ほどの観察だったが、結構満足して帰宅した。
2017年7月 長野県諏訪郡
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2017.07.23 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫
