フジコブヤハズとザトウムシ
二週間ほど前の話になってしまうが、ジークさんが長野/岐阜遠征をするということで、一日だけご一緒させていただくことができた。
案内をする…ということで、最初は北八ツらしい苔むした場所を紹介したのだが、どうも土壌動物は探しにくい環境だったらしい…。
あまり良いものは見つからなかったが、個人的には久しぶりにフジコブヤハズカミキリを見ることができたのが救い。
二か所目に案内した場所はほとんど入ったことがなく手探りで「こんなんだとどうでしょう…」と言う場所だったものの、ジークさん曰くかなりいい場所ということで、偶然とはいえ案内役を少しは果たせたかなとほっとした。
こちらはジークさんに見せていただいたウデナガダニの一種。
体長約0.5mmと極小サイズ(画像はトリミング済み)。
この不規則な網目模様が好きなんですよとはジークさんの弁。
こちらはブラシザトウムシの一種。
触肢がブラシ状になっていて目立つが、何のためにこうなってるのかはよく分からない。
これもトリミングしてみた。
そして極めつけのものが、ジークさんが見つけてくれたtmgtアゴザトウムシ。
なんでも今のところ記録があるのが亜高山針葉樹林帯だけで、あまり見つかるものではないとの由。
ジークさんの写すアゴザトウムシ類を見てこんなもんいるんかいなと思っていたが、案外近くにいたらしい。
なんというか、一日中へぇ…と感嘆してばかりいたように思う。
あまり長い時間ではなかったが新しい世界を体験させていただいた。感謝。
2018年9月 長野県
2018.09.28 | Comments(2) | Trackback(0) | 雑記
