
某所の砂浜。
最近仕事で来ているのだが、どうやらここにあのでかいウスバカゲロウがいるらしい…というわけで、夜に徘徊してみた。

砂浜にたどり着く前の防砂林のなかで意外なものに出会った。
たくさんのツノトンボである。
これまでツノトンボの類はキバネを除き散発的に灯火で見かける程度だったのに、この日は枝で静止している個体が次から次へと見つかった。

よく見てみるに、どうも羽化直後ではないかという個体ばかり。
今年の長雨に祟られ羽化できなかったところへ束の間の晴れ間。
一気に羽化となったのだろうか。

これまでよく見たオオツノトンボに比べて随分とカラフルである。

砂浜のマツにしがみついていたウスバカゲロウ。これも羽化したてだろう。

めっちゃ毛深い。
昨年見かけたカスリウスバカゲロウと比べると小さいのでコカスリウスバカゲロウだろうか。

翅のばしちう。
結局お目当ては見つからなかったが、普段取れないものを見られて面白い観察だった。

帰りの道の駅で見かけたオオツノトンボ。
ツノトンボと比べるとシックな色合いである。
2017年7月 静岡県 長野県
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2019.07.27
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知人のKさんにご案内いただき、アサマシジミを見に行った。
前回見たのがいつだったのかすら思い出せないぐらい久しぶりに見たのだが、こんなに大きかったかと改めて思う。
あと、翅の色も改めて見直すと今までのイメージとはちょっと違っていて、来たかいがあったというものだ。

アサマシジミの♀。
アサマシジミ自体最近は大変数を減らしているらしい。
寂しいものだ。

草間を飛ぶ♂。
長野県のアサマシジミはすでに採集禁止になったというが、さてさてこれからどうなるのやら。
保護の最終目標は保護解除、なんとかそこまで行ってほしいものだ。
ご案内いただいたKさん、ありがとうございました。
アサマシジミ Lycaeides subsolanus
2019年7月 長野県
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2019.07.17
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とある打ち合わせのために山の上へ。
霧が出て幻想的な雰囲気になっていた。

所狭しと葉を広げているワレモコウ。
秋になれば赤い花がたくさん咲くことだろう。

木道沿いにある小さなミズナラの葉上にはたくさんのアシナガオトシブミが見られた。
普段はあまり数を見ないオトシブミだと思っていたのでまとまった数が見られたことにちょっとびっくりした。
アシナガオトシブミ Phialodes rufipennis
2019年6月 長野県
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2019.07.11
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オオバアサガラの花。
林道でこの花が咲きだすと大変目立つ。
だが、よく目立つ割に話題に上ることが少ないのが不思議でならない。
オオバアサガラ
2019年6月 長野県
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2019.07.08
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先日、近場の渓谷でのこと。
派手目なアブらしきものが草むらに入っていくのが遠目に見えたため、慎重に近寄る。
アブは湿った地面でなにやら産卵行動らしき動きを見せていた。
もう少し近づこうとするとさすがに飛立ち、近くの草の上にとまる。

えーと、たしかコレは昔一度見たことがある…
その場では思い出せずにまた調べなおしてキジマクサアブいう名前にたどり着いた。

大型で大変美しい種だが、記録は多くないようだ。
良きアブ。
キジマクサアブAnacanthaspis bifasciata japonica
2019年6月 長野県
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2019.07.06
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