ニセと無印
以前から気になっていたものの一つにニセヨツボシカメムシというものの存在があった。
普通に見られるヨツボシカメムシとよく似ているが記録が少ないらしく、どうにもつかみどころがないという印象だった。
その後カメムシ図鑑3巻で図示され、ああこれが…と思っていたのが昨年までの話。
最近ネット上でボチボチとその姿を見ることもあったので、幻ではないのだなぁと考えていたところ、昨年秋に立て続けに2頭に遭遇した。
場所はいつも通っているところであり、なんで最近まで見つからなかったのか不思議だ。
うん、たぶん認識できてなかっただけで昔から見ていたんだろうなぁ。
画像は昨年採集したまま越冬させていた個体を最近撮影したもの。
こうしてみると、小楯板のY字状というかなんか中二病的な形の隆起が目立ち、これを意識すればまず間違えることはないだろう。
正面から。
腹側の色が無印と違うという話を見たような気がするが、無印の腹側ってどんな色だったっけ…。
ちなみに無印のヨツボシカメムシはこちら(2019年5月撮影)。
小楯板に隆起がない(左個体についている小白点は寄生バエの卵)。
2020年4月(飼育)
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2020.04.28 | Comments(0) | Trackback(0) | カメムシ
