オオキンカメを探せ
しばらく出張していた静岡での仕事。
時々あった休みの日、どうせなんだからと出かけることにした。
目的はオオキンカメムシ。感染対策をして伊豆半島の海岸林を何カ所かを探索してみた。
う~み~は~ひろい~な~おおき~い~な~♪
海なし県の人間にとって、やっぱり海は特別なのだ。
どうしても見るたびに感慨を覚えてしまう。
こんな姿を葉裏に見つけると嬉しくなる…というよりは、いてくれたとほっとする。
実際のところ、オオキンカメムシの好む場所というのはピンポイントのことが多く、探すのは結構骨が折れる。
長い海岸林の中で、極めて狭い範囲に集まっていることがほとんどだから、最終的には足で稼ぐしかない。
彼らの好む条件は大雑把に言って、「日当たりがよく、風当たりの弱い場所で、ある程度開けているところ」…かなと感じている。
ごくごく単純なようだがこれを満たすところってあんまりない。
条件を満たしていそうなのにいないところも多く、実際の細かい条件は彼らに聞いてみなければわからないのだろうねぇ。
きれいで大きくて素晴らしい虫ですね、やっぱり。
今回は何カ所かで見ることができたのだが、そのうち最も個体密度が濃かったのはここ。
いままで見た中で最も個体数が多く圧倒されたが、場所が悪くこれ以上はまともに撮れそうになかった。
リベンジするにももう信州に戻ってきてしまったし、この状況下でもっかい行くのも気が引ける。
果たして次に行けるのはいつになるのやら…。
2021年2月 静岡県
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2021.02.21 | Comments(2) | Trackback(0) | カメムシ
