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オオキンカメを探せ

海岸林

しばらく出張していた静岡での仕事。
時々あった休みの日、どうせなんだからと出かけることにした。
目的はオオキンカメムシ。感染対策をして伊豆半島の海岸林を何カ所かを探索してみた。
海
う~み~は~ひろい~な~おおき~い~な~♪

海なし県の人間にとって、やっぱり海は特別なのだ。
どうしても見るたびに感慨を覚えてしまう。
オオキンカメムシ
こんな姿を葉裏に見つけると嬉しくなる…というよりは、いてくれたとほっとする。

実際のところ、オオキンカメムシの好む場所というのはピンポイントのことが多く、探すのは結構骨が折れる。
長い海岸林の中で、極めて狭い範囲に集まっていることがほとんどだから、最終的には足で稼ぐしかない。
彼らの好む条件は大雑把に言って、「日当たりがよく、風当たりの弱い場所で、ある程度開けているところ」…かなと感じている。
ごくごく単純なようだがこれを満たすところってあんまりない。
条件を満たしていそうなのにいないところも多く、実際の細かい条件は彼らに聞いてみなければわからないのだろうねぇ。
オオキンカメムシ
きれいで大きくて素晴らしい虫ですね、やっぱり。
オオキンカメムシ
今回は何カ所かで見ることができたのだが、そのうち最も個体密度が濃かったのはここ。
いままで見た中で最も個体数が多く圧倒されたが、場所が悪くこれ以上はまともに撮れそうになかった。
リベンジするにももう信州に戻ってきてしまったし、この状況下でもっかい行くのも気が引ける。
果たして次に行けるのはいつになるのやら…。

2021年2月 静岡県

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2021.02.21 | Comments(2) | Trackback(0) | カメムシ

神社とクスノキ

神社

仕事でもってここしばらく静岡で過ごしている(すぐに戻るけど)。


とある場所で待ち合わせの時にちょっと時間が余った。
どうしようかと思案したが、すぐ近くに神社があったので少し散策してみることに。クスノキ
境内で目立つのは立派なクスノキ。
諏訪にはクスノキがないので(寒すぎて育たんのだろね)まさにイメージは南国の木である。
東京にたくさんあったとしても、南国の木である。
この枝ぶり、どう見ても熱帯の樹冠ではないか。
ああもう、久しぶりに熱帯へ行きたいと思うもこの状況ではね…と凹む。キマダラカメムシ
そんなクスノキについていたのは樹名板。
虫屋のサガとしてめくらずにはいられない。
早速めくってみると、大きなカメムシが落ちてきた。
キマダラカメムシ…お久しぶり。
というか、生きている成虫を見たのは7年以上前に一度だけだから、これで二度目の出会いとなる。
キマダラカメムシ
ん~む…なんと武骨で重厚な質感か…。
既に関東一円では広く分布していると聞くが、そういう事情を差っ引いてみればまことにでかくてかっこいいカメムシだと思う。
そういえば昨年12月にはやっぱり仕事先の下田でクスベニヒラタカスミカメという輩を初めてみた。
近頃はちょっと呆けているとあっという間に世の中に置いて行かれる…それは虫の世界でも同じみたい。
いや、むしろ加速してるのかしら。
まったくもって、なんだかなぁ。

2021年1月 静岡県
最近の機材:E-M1MarkII,EF8-15mmf4LISUSM,M.SUIKO60mmf2.8Macro,STF-8他

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2021.02.03 | Comments(0) | Trackback(0) | カメムシ

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Author:spatica
生息地:信州諏訪地方
性別:♂
ムシは好きだが見つけられない、典型的なふしあなさん。
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