
少々前の画像から、オオシモフリスズメ。
もうすっかり季節が進んでしまった。
春は、儚い。
2021年4月 長野県
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2021.04.24
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とある虫の情報をいただき某所の河原へ。
感じとしては砂地になっているが、そこここにちょっと大きめの石が残っているようなところで、かつ植生が付いているようなところ。
砂地にはところどころアリジゴクの巣が。
こんなところに作ってるのはクロコウスバカゲロウかな。
さて、ここでは湿った砂地をよ~っく見ながら歩くことになる。
しばらく歩いていると黒い点が見えてきた。
見えてきたのは小さなミズギワゴミムシ達。
大体体長は5mm程度だろうか。
しかし小さいうえによく走り、その上よく飛ぶ(!)
虫をそこそこ知っている人なら、ノミバッタサイズで挙動がハンミョウなゴミムシといえばわかるだろうか。
つまり撮りにくい…
数が多くて目によくつくのはドウイロミズギワゴミムシ。
鞘翅に4つの金色紋があり、良く目立つ。
体型もがっちりしているし、全体的にかっこよい。
しかしここでのお目当ては君ではないのだよ…。

そしてドウイロミズギワゴミムシに混じって、一回り小さいゴミムシがいるのに気が付いた。
こちらがお目当てその一、コホソトビミズギワゴミムシ…らしい。
というのもよく似たホソトビミズギワゴミムシというのがいるらしいのだが、そちらも見たことがないので違いがよくわからない。ついでに紋も入っていない。
どちらかと言えば前種の方が好みだが、こちらは残念ながら最近よく聞くフレーズ「近年急激に数を減らしている」に該当しているようだ…。
いつまでもその姿が見られるといいのだけれど。
そしてお目当てその2が見つからないので場所を移動しながら日が暮れても探すことしばし。
もう今日は無理かなと思ったところで視界に入ってきたのが
あああ…
君だ…
君だよ…
ということで、お目当てのカワラゴミムシ。
その特異な形態は小学生のころから図鑑で見ておなじみだったが、生きている現物に出会ったのは初めてである。
想像以上に作りものっぽい造形だ。
しかしあれだね、背中の模様は砂地に生息する甲虫に普遍的に表れる模様なんだろうか。
カワラゴミムシ、カワラハンミョウ、ホネゴミムシダマシ、ヒョウタンゴミムシダマシ…
みんな似たような斑紋パターンに思えるのだが。

うん、佳きかな。
今回は生態まで見せてもらえなかったので、次はそこんとこよろしく。
2021年4月 長野県
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2021.04.09
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越冬明けのルリタテハ。
仕事帰りに寄った里山で、夕日を浴びていた。

瑠璃色の帯も良いが、黒地に浮かび上がる青い幻光がなんとも言えず美しい。
陽だまりの中をまるで閃光のように飛び交う彼らの姿を見ると、ああ春が来たのだという思いを強くする。
2021年4月 長野県
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2021.04.05
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