エイコアブラバチ
トビイロケアリの巣内にいたエイコアブラバチParalipsis eikoae。
ご多分に漏れず、小さい。体長は2mmほど。
「アリの巣の生きもの図鑑」によれば好蟻性ではあるものの、狙いはアリそのものではなくてその巣の中で蓄養されているアブラムシ、なのだそうだ。
公園の駐車場脇で、そんな物語が人知れずに繰り返されていようとは。
常に腹部を前に向けたまま歩き回る。
翅はやがて擦り切れるというが、この個体はまだ大部分が残っていた。
それでも飛翔のスイッチはもう既に入らないのだろう、しばらくしても飛んでいく気配は全くなく、ただその場を右往左往しているのみであった。
2013年4月25日 長野県諏訪郡 EOS7D MP-E65mmf2.8Macro ストロボ(MT-24EX) トリミング
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2013.04.26 | Comments(0) | Trackback(0) | 好蟻性の蟲
