120年の空白
6月はなんだか忙しかった。
そんな中、空いた時間のほとんどをこの虫の探索に割いた。
1887年に採集された個体を元に記載されてから2007年に再発見されるまで、120年の長きに渡り誰の前にも姿を現さなかった幻の存在。
今年はなんとかその姿を拝むことは叶ったのだが、生態的な知見は全く得られず、悔しい思いをした。
0が1になったことは喜ぶべきだが、まだあまりにも謎の部分が多すぎる。
長い空白を経て再び時を刻み始めた時計、いつの日か、その針を進めることはできるのだろうか?
2013年 長野県
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2013.07.10 | Comments(2) | Trackback(0) | ガ
