モートンイトトンボ
浅い湿地や田んぼの周りで見かけるモートンイトトンボMortonagrion selenion♂。
他のイトトンボと比べると小型だが、その色彩故目にとまりやすい。
鮮やかにグラデーションしたその姿を初めて見たときは「こんなイトトンボがいたのか!」と感激したし、夕刻の薄暗い中、足元を飛び交うのを見たときには線香花火が飛んでいるようにすら思えた。
同じように感動したのはヒヌマイトトンボだが、ヒヌマはバイトで調査をやった時しか見たことがないので写真を撮ったことがない。
どのみち汽水域に生息するヒヌマの撮影は、信州人にはかなり無理ゲーである。
本種は関東地方などではずいぶんと減っているようだ。
浅い湿地という不安定な環境に依存しているので仕方ないのだろう。
幸いなことに、当地ではまだ見かける機会は多い。
2013年7月20日 長野県諏訪郡 EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM
2013.07.24 | Comments(2) | Trackback(0) | トンボ
