ミズキの花で
この時期になるといたるところで白く目立つミズキの花。
虫を良く呼ぶ花として知られているが、撮影メインの人間にとって、ミズキの花はちと高すぎる。
時々低い位置に枝を伸ばした木や一段高くなった場所から見下ろしてみることはあるが、そういう場合はあまりいい思いをした記憶がなかった。
このときは自分の身長より少し高いところの花に一瞬ハナムグリが見えた。
最初はアオハナムグリかと思ったが、なんだか雰囲気が違うような…?
枝を引きよせて確認し、アオアシナガハナムグリだと気づいた時にはかなり焦った。
それほど、このハナムグリを間近で見たことがなかったのである。
本種が良く来るというノリウツギもまた、決して背の低い花ではない。
身長の低い自分にとってはそこもまた天上の世界、であることには間違いがないのだが、最近は車に脚立を積み込んであるので、やる気さえあればもう少し天上の世界へ近づくことができるだろう。
それにしても、良いハナムグリだと思う。
この種の生き生きとした姿をいつか撮影したいと思っていたが、ようやく叶った。
2014年6月2日 長野県茅野市
EOS7D EF18-15mmf4LfisheyeUSM,EF100mmf2.8LMacroISUSM ストロボ(SP270EXII)
2014.06.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 甲虫
