ミスジチョウ越冬幼虫
ミスジチョウ越冬幼虫 EOS20D Sigma15mmfisheye 内蔵ストロボ
雪というのは冬を表現するのに手ごろなアイテム。雪が降ったら狙ってみようかと思っている被写体はいくつもあるけれど、休日とはなかなかタイミングが合わなかったりするので遅々として手持ちは増えていかない。そんな中で雪との組み合わせが狙いやすいと感じているのがミスジチョウの越冬幼虫。樹上の葉で越冬するので雪に埋もれるようなことがないし、モミジの木はほとんどの葉を落としているので狙って探しやすい。難点があるとすれば数が少なめで、沢山の個体から選んで撮影…とはいかないところだろうか(探すのが下手なのかな…)。
ミスジチョウ越冬幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
色合いも形もモミジの枯葉によく似せていて、うん、よく擬態しているとは思う。けれど疑問なのはなぜ樹上の葉で越冬するのかというところだ。落ち葉の下に入ってしまった方が暖かいだろうし、落葉樹であるモミジの葉をわざわざ糸で固定してまで樹上越冬にこだわる理由は一体何故なんだろう…?
2007年1月14日追記
糸で固定された葉柄基部 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
記事を書きながら、糸で固定されている部分を撮り忘れていたのに気がついたので撮影してきた。撮ってみて驚いたのは、ただ糸で固定してあるのではなく、しっかりと冬芽に結わえつけてあったこと。なるほど、こんな風にしてあるから風で飛ばされたりすることがないのね~と感心してしまった。
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2007.01.11 | Comments(3) | Trackback(0) | チョウ
