オオミスジ越冬幼虫
雪の畝 EOS20D EF100mmMacroUSM
先週ミスジチョウの幼虫を撮影してから、他のミスジ系幼虫も見てみたくなった。白羽の矢をたてたのは自宅から徒歩数分の場所。畑の中にウメの木が点在していて、以前にはオオミスジの産卵を見たことがある場所だ。ただ、オオミスジの幼虫は体長5mm程度で越冬しているとの事で、当然ながら発見の自信はない。事実、これまでの探索(一回は10分にも満たないけど…)では一度も見つけたことが無かった。
オオミスジ越冬幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
まずは産卵を観察した木を探してみるが発見できず。ま、時間をかけてゆっくり見ていくしかないや~ね~…と思いながら2本目、3本目と見ていく。と、んが、なにやらちょいとばかし違和感を覚える。枝の分かれ目に見える物体。小さいし地味なので見過ごしそうだが、感覚的な部分が「コイツは違うぞ」と言っている。これは…樹皮のコブじゃあないよな…。ぐりぐりといろんな角度から観察してみて、ようやくこれがオオミスジの幼虫らしいと確信することができた。それにしても、想像以上に小さい…。
オオミスジ越冬幼虫 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
こちらでは二匹仲良く越冬中。
こういう虫はとにかく最初に見つけるまでが勝負だ。一度実物を拝んでしまえばあとはチョコチョコと見つかるようになる。この木では4匹の幼虫を見つけたが、じっくりと探せばまだまだ見つかったと思う。なにはともあれ、狙い通り見つかったことが嬉しいのだ。
オオミスジ越冬幼虫 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ2灯
恒例のアップでポン!!なりは小さくともしっかりと糸の台座を作っているあたりが妙にうれしい。それにしても、ウメの樹皮っていろんなものが着いていてゴチャゴチャしてるなぁ。
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2007.01.14 | Comments(4) | Trackback(0) | チョウ
