コケオニグモ
毎年冬になると探していたコケオニグモ。
しかしながら、幼体は見つかるものの、それなりに成長した個体に出会えたのは過去一度のみ。
間違いなく諦めていたが、他の生きものを探しに入った渓谷で、いきなり目の前に鎮座ましましていたのである。
本気で腰を抜かすかと思った。
堂々たる体躯の立派な♀。
良く見かけるオニグモでも、ここまで大きいのはなかなかいないよな~というサイズ。
そして今回の出会いで、やはり今まで冬に見ていたものは間違いなくコケオニグモなのだ、と確認できた。
凄い迫力。
裏から見るとこんな色彩である。
翌週、コケオニグモの事はすっかり忘れて同じ場所へ。
今度は♀一匹だった巣に、二匹の♂が同居して、求愛らしき行動(タッピング?)を繰り返しやっていた。
ただ、観察しているうちに成功せず終わってしまったのが残念。
♂は♀と比べると若干貧相に見えるが、それもクモらしくて良いか。
19.Jul.2015
26.Jul.2015
長野県岡谷市
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2015.08.03 | Comments(0) | Trackback(0) | クモ他 節足動物
