アカエゾ参拝

オミナエシ
しばらく前の話題から。
8/8、木曽路ではすでにオミナエシが見ごろを迎え、秋の気配がそこはかとなく漂い始めていた。
この日は、アカエゾゼミを見るために、松本むしの会で出会ったYさんに案内していただいたのである。
ちなみにYさん、エゾゼミ属が好きで、そのために信州に移住してしまったという猛者である(当日もエゾゼミ専用ネットとか持っていた)。
アカエゾゼミは同属のエゾゼミ、コエゾゼミと異なり、分布はかなり局所的と聞いている。
諏訪地方ではこれまで記録がなく、且つこれまでも縁がなかったということで、機会があればぜひと、厚かましくもお願いしていたのであった。
アカエゾゼミ(アドニス型)
Yさんと合流して、小さ目の谷へと案内していただく。
一見して他の場所と大きく変わっているようには見えないが、アカエゾゼミには“何か”が違っているのであろう。
初めて知ったのだが、ある条件下ではアカエゾゼミは頻繁に鳴き移りを行うようで、その時が最も視認しやすいとのお話であった。
しばらく待っていると、果たしてアカエゾゼミが飛び始めたのだが…まぁなんというか、まんま「オレンジの塊」なのである。
緑あふれる中に弾丸の如く飛ぶオレンジの塊はまさしく場違い?
例え遠く離れていてもその姿は良く目立ち、遥か下を飛んだひときわオレンジの鮮やかな個体は、超望遠レンズで引き寄せてみれば、見事なアドニス型なのであった。
アカエゾゼミ(アドニス型)
しかしながら、とにかくとまる場所が高い。
事情によりYさんが先に帰られたあともしばらく粘ったのだが、トリミングでこの辺りが限界。
さすがに一朝一夕にとはいかないようだ。
アカエゾゼミ(基本型)
折角なので、と採集していただいた基本型をポートレート的に。
ここから腹部まで赤くなればアドニス型、と呼ばれる変異型になるのだが、それ以外にも結構豊富なバリエーションがあるらしい。
これはエゾゼミ属全体に言えることで、変異の幅も頻度も他のセミより大きいのが魅力、とは前述のYさんの弁である。
そういえば以前にみたエチゴ型のエゾゼミもそんなものの一型だ。

ほほう、と思い切って日本産セミ科図鑑なるものを購入してみたところ、その中のコエゾゼミの黒化型に目が留まる。
var.tazawaiというらしいが、こりゃかっこいい。
見慣れたエゾゼミ、コエゾゼミでも、結構面白いものがいるのだなぁと、嬉しくなった撮影行なのであった。

8.Aug.2015
長野県木曽地方

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2015.09.08 | Comments(0) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類

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