9月の記憶
更新が久しぶりでどこまでやったものだか忘れてしまいそうな勢い。
9/20、カオヤイさんに誘われ、虫林さんと、山口進さんの4人で山梨南部から静岡をウロウロ。
画像が多いので一気に。
まず最初、山口さん宅の庭にいたハネナガウンカ。
最初はマエグロハネナガウンカかと思っていたが、どうも見れば見るほど別種に見えたので家に帰って調べたら、ウスマエグロハネナガウンカのようだった。
そしてどこかにいるのであろう、アヤヘリハネナガウンカへと、想いは馳せる。
途中、クロツバメシジミを探して寄った河原ではクロツを探さずこちらに夢中になってしまった。
カワラバッタ、諏訪ではまずお目にかかれませんからねぇ。
この時期の山梨南部を訪れたのは初めてだったのだけれど、とにかくヒガンバナが多くてびっくりした。
特にここは密度がすごくて目に痛い…。
続いてのポイントではツマグロキチョウ夏型。
ツマグロキチョウもまともに見たの自体が初めてかも。
当然ながらどこが違うのかわからず、特に夏型は区別づらいものだと認識(え
ここアレが多いよ、とクズの花を探す虫林さん。
程なくして見つかったのはウラギンシジミの卵。
表面のテクスチャが面白い。
更に幼虫も。
普段はどうせ見つからないからと探さないが、こうして本当に見つかってしまうのだからすごい。
この日の目的の一つは黒系アゲハとヒガンバナの取り合わせ。
途中の道すがら、キバナコスモスに訪花するナガサキアゲハの♀。
コスモスとアゲハって、どうも妙な取り合わせに感じてしまう。
沢山のアゲハが訪れていたところはものすごく条件の難しいところで大苦戦。
ナガサキの♂。
羽化して間もないと思われる美しいクロアゲハの♀。
クロアゲハは自分には鬼門で、これまでまともに撮れたためしのないアゲハである。
ずっと付きまとう♂が一頭…
はたはたと、求愛飛翔はしばらく続くのでありました。
そのあとクリシギゾウムシの観察ポイントへ。
昔から幼虫はさんざん見てきた虫だが、成虫をまともに見たのは初めてかもしれない。
素晴らしく観察に適した場所だった(あと脚立があれば最高)
むき出しのところに穴を空けようとする個体もいたが、結局途中であきらめていた。
口吻を突っ込んで産卵用の穴あけ中の♀。
他のシギゾウ類と比べると大変そう。
多分産卵ちう…
すぐ近くの草むらで、ねぐら入りしたツマグロキチョウ秋型。
ネットなんかで見慣れたツマグロキチョウはコレですねぇ。
いろいろ盛りだくさんで、濃い一日でした。
20.Sep.2015
山梨県 静岡県
2015.10.19 | Comments(6) | Trackback(0) | 雑記
