河原の石の下
ここ数日はめっきり冷え込み、そろそろ最低気温が氷点下を下回る日も出てきた。
訪れてみた河原でも活動する虫の姿はほとんどない。
それでもいくつか石をめくっていくうちにホソサシガメの姿が目に入った。
幼虫のようだがこのまま越冬するのだろうか。
驚いたことにアオオビハエトリの姿もあった。
暖地系のハエトリなのか地元では姿を見かけたことがなかった(≒他所では普通に見つかる)が、ごく少数がもっとも暖かいところにいるということだろう。
ショウリョウバッタもここの河原でしか見ていない。
正面からだと他のハエトリと似ていて面白みがない…。
同じ石の下にいたフタホシシリグロハネカクシ。
小型の普通種だが、アップにすると色彩・造形とも美しい。
身近にいるが小さくて魅力がなかなか伝わらない虫、そんな彼らを一つ一つ拾っていく季節がまたやってきた。
2016年11月 長野県諏訪郡
2016.11.10 | Comments(2) | Trackback(0) | 雑記
