窓際のコミミさん
12月、山梨でちょこちょこと姿を見かけていたコミミズクの幼虫。
折角だからと家に連れて帰って、空き瓶にコナラの枝を差してそこに放すと居場所を決めて動かなくなった。
枝はそのまま自室の出窓のところに置いておいたのだが、それが今日気づくと成虫になっていた。
コミミズクの成虫なんて見るのは何年振りだろう、たぶんこれで2回目ぐらい。
個体数は多い虫だろうが、成虫は野外では案外見づらいものであろう。
あとカッコいい。
さて、羽化した殻もそのまま枝についていたのだが、これを見てみると、どうも他の虫とくっつき方が違う。
よくよく見ると、殻は脚ではなく口吻で枝にくっついていた。
最初はこんなに細いもので…と思っていたが、拡大してみると結構厳つい。
これなら体を支えるのにも役に立つか。
それにしても、何ともアクロバティックな脱皮だ。
抜けたらヤバいよな、コレ。
2017年1月 山梨県産(飼育)
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2017.01.13 | Comments(0) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類
